「天使のいる図書館」観てきました

そうだ!奈良に行ってみよう!見終わってそう感じる作品。小芝風花の奇麗な無表情に★を進呈したいと思います。ヒゲもハゲも出なかったけど満足度5点満点の4★★★★☆



tenshinoirutoshokan.jpg

新卒のさくら(小芝風花)は奈良県葛城にある
図書館の司書として働き始めるが
毎日が緊張の連続だった
ある日彼女は図書館にやってきた利用者と一緒に
探し物をすることになり
自分が勤める地区の隅々まで足を延ばすようになる
やがてさくらはたくさんの地域の人々と知り合い
これまで知らなかった地元の魅力に気付いていく
Yahoo!映画より引用
公式サイトはコチラ





感情を表に出さないさくら(小芝風花)の造形が見事です。
歩く時も点字ブロックに沿うように直角に曲がったり、しゃべり方が自販機から流れて来る自動音声みたいだったり、自転車に乗る姿なんてまんまカラクリ人形みたいで。
図書館の業務の中のレファレンスサービス(調べものの手伝い)の際には、ネット検索エンジンみたいな回答をしてくるのも素晴らしい。

予告編冒頭の「王子様の出てくる本」を探している少女対して答えた「イギリス、オランダ、スペイン、モロッコ、ブータン、サウジアラビア、スワジランド」の言葉に、また随分コアな国ばかり挙げてるなぁ、別に日本でもいいじゃんと思ったんですけどね。
はいスミマセン私の勉強不足でした、確かに日本に王子様はいませんな。

図書館司書っていうと本を読むのが大好きな文系少女ってイメージだったんですけど、実際はそうでもないんでしょうね。
さくらは数字が大好きで、銀行などの金融機関への就職も考えていたようです。
彼女の一番好きな本は地図、次が図鑑。
思わず「私も!私も地図大好き〜!」と心の中で大きくうなずいてしまいましたわ。

さくらが感情を出さなくなったのには理由があります。
そこいらの筋立てはありがちと言えばありがちで、物語としては特段どんでん返しもありません。
それでも退屈することなく108分を見終えたのは、小芝風花ちゃんの可愛さと脇を固める人達の演技力、そして何より奈良県葛城地区の美しい風景があってのことなのでしょう。

あ、そうそう予告編に出てくるストーカーらしき男性、全然ストーカーじゃないですのでご安心を。
あの彼もさくらの無表情に関わってくるんですよ。
さくらは自分のことを美人だと思ってる、ってのもキーポイントかと。

感情を少しずつ取り戻し、終盤には「あほなこと言うてるのわかってる」と言いながら大粒の涙をこぼすさくらの姿に、あざといと思いながらも我慢できずにもらい泣きしてしまいました。
東大寺に法隆寺に薬師寺というメジャーな観光地ではない、人々の普通の暮らしが身近に感じられる奈良葛城地区を訪れてみたい、そう思わせられる作品です。
上映館が少ないのでレンタルになったらゼヒ是非!


/


スポンサーサイト

theme : 映画館で観た映画
genre : 映画

「華氏911」観た

Y氏のドラマの影響で、ちょっとカンヌ関係の作品を観ていこうと思ってます。まずはコレから。マイケル・ムーア監督のヒゲに★を進呈したいと思います。ヒゲ満足度5点満点の3★★★☆☆


kasi911.jpg




作品内容は色々と興味深かったです。
一番印象的だったのは、ラストの上院議員の子どもたちの入隊を訴えるパンフレットを、当の上院議員たちに渡す場面。
一人の議員がムーア監督の言葉を聞いて、一瞬固まっていました。

同じ監督の現役大統領をネタにした作品、観てみたいんですけど、いつかはレンタルリリースされるような物なんでしょうかね?
ま、10年くらい経ったら落ち着いて観られるようになってるかもしれないから、気長に待ちますわ。



お暇があればコチラをポチッとよろしく!→/

theme : 映画感想
genre : 映画

「ナイスガイズ!」観てきた

ラッセル・クロウ祭りです。彼のコメディ作品は初めてかも。麗しのゴマシオ美ヒゲに★を進呈したいと思います。ヒゲ満足度5点満点の5★★★★★



niceguys2017.jpg

1970年代のロサンゼルス
シングルファーザーの私立探偵
マーチ(ライアン・ゴズリング)は
腕っ節の強い示談屋ヒーリー(ラッセル・クロウ)に
無理やりコンビを組まされ
行方不明になった少女探しを手伝うハメに
さらにマーチの13歳の娘ホリー(アンガーリー・ライス)も
加わり捜査を進めていくが
簡単に終るはずだったその仕事は
とある映画にまつわる連続不審死事件
さらには国家を揺るがす陰謀へとつながっていき・・
Yahoo!映画より引用




ライアン・ゴズリングの登場シーンが髭を剃るところからなんですよ。
んも〜お!それだけで★★★★★決定でした。
このライアン・ゴズリングどこかで見たことあるようなないような・・・と思っていたら、なんのこたぁない直前に目にした予告編の主演の男性じゃありませんか。

近頃あのミュージカルの宣伝をやたら目にすると思ってたんですよ。
あーだからこの作品もそっちに合わせて日本公開されたってことなんですかね?
なんだ全然知らなかったわ。
老け専の私としては、白髪まじりのヒゲのラッセル・クロウが観られたのでそれで充分です。

軽〜く観られるアクションコメディサスペンスなので、何も考えずに観られます。
ただし女性の裸と死体がザラザラ出てきますのでご注意を(レイティングはPG12)。
何せ物語冒頭から裸の死体で始まりますからねぇ。

テイストがいくらかルパン三世を思わせるところがあります。
裸の女性を追いかけて水槽の中を泳ぐ男性が出てくるんですけど、その人がすごーくルパンみたいに見えちゃったのは私だけ?
あそこでパンツが脱げたら、まんまルパンだと思ったんだけど、残念ながら(笑)脱げませんでした。
作中に流れる音楽も、微妙に大野雄二っぽかったような気が・・・。

時代設定が1977年ということで、街並や家具調度品があの時代独特で、とっても懐かしいです。
13歳の女の子が登場するんですけど、この子がませてて可愛いの。
ヒーリーとマーチの二人がダメおやじなので、余計しっかりしてるように見えるし。
腕を傷めたパパに代わって車の運転までしちゃってます。
アメリカ流の仮免許ってヤツですな。

それにしても、かな〜り増量したラッセル・クロウには驚きました。
どこまで役作りでどこまで生身なんだろう、と心配になりましたわ。
撮影が終ったらちゃんと健康体に戻ってますように、と本気で祈らずにはいられません。
でもピンクのメモ用紙の字が読めなくて、近づけたり遠ざけたりする様子に思わず胸キュン。
私ったら、つくづく生まれながらの老け専なんだわ、と感じた瞬間でした。笑笑

「ダーティ・グランパ」のデ・ニーロにはそこまで感じなかったけど、元々好きだったラッセル・クロウの見せる老けたしぐさには本当にドキドキしました。
そんな見た目鈍重な彼もアクションのキレはなかなかで、示談屋だかなんだか怪しい職業ということですが、元はきっと特殊部隊か何かの出身なんでしょうね。

レトロな雰囲気とゆる〜い笑いは、肩の力を抜いて観られる良いエンタメ作品だと思うんですけど。
あんまり評判は良くないらしい。
私としては「ザ・コンサルタント」よりこっちの続編が観たいなと思ってます。
レンタルになったらゼヒ是非!



更新の励みにイチポチよろしく!/

theme : 映画館で観た映画
genre : 映画

有終の美をありがとう

30歳のウシジマくんは男っぷりが上がっていました。ディレクターズカット版「闇金ウシジマくん」SEASON3についての感想その3です。ヒゲ満足度は文句無く満点★★★★★★★


bouri1201702.jpg
「暴利だろ」



このドラマの後に映画のPART3とファイナルが公開され、さもファイナルが最後のウシジマくんであるかのように見えますが、そうではありません。
時間軸で言うと実写版の丑嶋社長の最後の姿は、このSEASON3のラストシーンということになります。
この時ウシジマくんは30歳、上原家の凄惨な事件から4年後です。
おそらく映画PART3のエピソードも、thefinalの話も経た後という設定のはず。

感想その2で書いた、ウシジマくんが柔和な顔をしているのも道理。
これまでのドラマと映画で描かれた月日全てと同じか、あるいはそれ以上の時間が過ぎているのです。
その間に色々と経験を積んで、一回り器の大きくなったウシジマくんは、ぐっと大人の男に成長していたのでした。
物語が始まった時のウシジマくんは24歳、ここまで約6年の月日が流れています。
それは奇しくも演じているY氏に流れた実際の時間とほぼ同じということになります。

4年前のコインパーキングの料金の法外な請求に、貴方がそれ言っちゃおしまいでしょと誰もが突っ込みたくなる言葉をウシジマくんが口にして物語は幕を閉じます。
最後の最後、独特の歩き方で去って行くウシジマくんの後ろ姿に、何度観ても私は「ありがとう」と言いたくなる。
映画「闇金ウシジマくんthe final」を観終って沈んだ気持ちが、このシーンで浮上してくるのです。
幼なじみの竹本を厳しい労働環境に追いこむという苦しい決断をした後も、ウシジマくんは変わらず闇金業を続けていた。
ウシジマくんがウシジマくんらしく幸せでいてくれて良かった、そう思えるから。

Y氏の演じる闇金ウシジマくんの物語が終るのは悲しい。
もっと観たい、そう思わない訳ではありません。
けれども、こうして完璧な終らせ方をしてくれたことの方が、もっとずっとず〜〜〜っっと嬉しい。
ダラダラ続けて、こんなウシジマくん見たくなかった、そんな思いをしたくないのです。


/

theme : 闇金ウシジマくん
genre : 映画

山田孝之のカンヌ映画祭 第七話感想

河瀬直美監督の短編映画のタイトルはまさかの「ROAD TO RUIN」ってこと?山下監督のヒゲに★を進呈します。満足度5★★★★★


canne0217y.jpg
河瀬直美監督の短編映画の主演Y氏



前回「私の作品に出てみる?」と河瀬監督に誘われてましたけど、いきなり主演てどういうことよ?
そんな簡単に事が進むワケ?
いやホント読めないドラマですな〜。

canne0217direct.jpg
心配そうに成り行きを見守る二人



撮影が終わったのに役に入り込んだまま戻れなくなったY氏は涙が止まりません。
「どうしたんですか?」と尋ねる愛菜ちゃんに「どうしたんだろう、わからない」と返すY氏。
すかさず尋ねる河瀬監督「居場所はある?」
それに対して「ずっと探している、やっぱりないんだな」と答えたY氏。
そんなY氏の河瀬監督の印象は「役者になるために生まれてきたような人」とのこと。
カメラが回っている瞬間こそがY氏にとってのリアル。
うん、その通りだと思う。
演じている時こそが生きている実感を得られる瞬間、そういう人間なんだと思う私も。



テレビ東京が映る地域の人も、映らない地域の人も、どうぞおひとつポチッとな〜/

theme : テレビドラマ
genre : テレビ・ラジオ

大河ドラマ「おんな城主直虎」第七回感想

今週は傑山さんが一度も出てきませんでした。なのでヒゲハゲ満足度5点満点で2★★☆☆☆

naotara0219inaho.jpg
見事な黄金色の田んぼ、どこまで本物?どこからCG?


「奥方の月命日に経を」って何だかとってつけたような展開ですけど、こういう景色に胸が熱くなってしまうのは日本人の証拠ですよね。
今さらながら、世界で一番美味しいお米が食べられることに感謝です。


turukame0219.jpg
鶴亀対決第1ラウンド


「おとわのために」という亀ちゃんに向かって「そういうところが嫌いだ」と返した鶴ちゃん。
そ〜よそ〜よ!全く同感よっっ、と画面に向かってつぶやいた私はまごうことなき鶴ちゃん派です。


sena0219.jpg
「身は余ってます」に爆笑しました



昨年の真田丸に続き、またしても今作の徳川家康コメディ担当です。
けど似合いの夫婦だと思うよ私は。


更新の励みにイチポチよろしく!→/

theme : 大河ドラマ
genre : テレビ・ラジオ

「たかが世界の終わり」観てきました

ヴァンサン・カッセルのヒゲとレア・セドゥの刺青に☆を進呈したいと思います。ヒゲハゲ満足度は満点の5★★★★★



takagaowari.jpg

劇作家として成功していたルイ(ギャスパー・ウリエル)は
家族に自分の死が近いことを伝えるために
12年ぶりに里帰りする
母マルテイーヌ(ナタリー・バイ)は
息子の好物をテーブルに並べ
幼少期に会ったきりの兄の顔が浮かばない
妹シュザンヌ(レア・セドゥ)もソワソワして待っていた
さらに兄アントワーヌ(ヴァンサン・カッセル)と
その妻カトリーヌ(マリオン・コティヤール)も同席して・・
Yahoo!映画より引用




Y氏のカンヌへの執着から「この世界の片隅で」を観に行った時にこの作品の予告編を見て興味を持ちました。
始まる前に例の黄金のシュロのマークが、ば〜んっっ!とスクリーンに登場したので、おおっっ!と思いましたよ。
それにしても、新宿武蔵野館で上映されている物が、地元のTOHOでも上映されていようとはビックリですわ。
うちの近くのTOHOとは、いくらか客層も違うようで、変わった物が観られるようです。
我が家からは各駅停車のローカル線を乗り継いで1時間ほどかかんるんですけど、同じ1時間かけて新宿まで行くより、よっぽどストレスが少ないのが有り難い。

とかなんとか肝心の映画の方はというと。
物語性を求める人にはおすすめできない作品です。
何しろ全く進まないんですわストーリーが。
さらにどちらかといえば、前に進むのではなく過去を探るような展開だというのに、その過去の謎もな〜んにも解き明かされません。
つまり謎解きの答えを求めたがる人にもおすすめできないってことです。

カメラワークも独特で、ものすご〜く演者たちに近いです。
だからといって退屈なアップばかりではなく、実力派俳優5人の表情のみの演技はとても迫力があります。
劇場で観たメリットとしてはスクリーンの大小ではなく、真っ暗な環境で観たことで画像の陰影の深さが良くわかったこと。
ですから自宅観賞の際には、なるべく部屋を暗くして観ることをおすすめします。
作中8〜9割りくらいはとても狭い室内での撮影で、カメラだけでなく演者と演者の距離もとても近いです。
冒頭のルイが家に入ってくるシーンなんて、まるで日本家屋かと思うくらい玄関が狭くてビックリしましたから。

狭い室内での5人の台詞の応酬がとっっても濃くて、見ていて息が詰まりそうになります。
会話の内容も胃がキリキリするというのか、胸がキリキリ痛むというのか、とにかく聞いていていたたまれなくなるんです。
物語は進まない、過去の謎は明かされない、交わされる会話がやりきれない、の無い無い尽くしのこの作品の中に確かにある物それは「ルイへの愛」です。

ルイは成功している劇作家、つまり芸術家です。
この作品の監督グザヴィエ・ドランが生まれたのは1989年3月、なんと平成生まれなのです!
主人公ルイには少なからずドラン監督本人に関わることが投影されているはず。
劇作家ルイを芸術そのもの、もっと端的にいうと映画を具現化したものだとすれば、映画を愛する人ならば、この物語の登場人物の台詞や態度のどこかに必ず共感するものがあるに違いない、私はそう確信しました。


以下ネタをばらしますので、いつもの美しいウシジマくんにご登場いただきましょう。
ネタバレのお嫌いな方はこちらをポチッとしてお帰りください。
/

と言ってもバラすほどのネタもありませんが。

kyuni20171.jpg
なんと美しい!



ルイにはアントワーヌという兄とシュザンヌという妹がいるんですけど、父親のことはほとんど出てきません。
母親はやたら父親との楽しい思い出を語りたがっていましたが、子どもたちからは殆ど父親に関する言葉は出ませんでした。
唯一ルイの回想シーンらしき物で、チラリとその姿が見えたような気がしましたが、それも本当に一瞬でした。
ひょっとすると3人とも父親が違うんじゃないか、とも思ったんですけど。
それだと兄と妹のルイに対する気持ちの説明がつかなくなるから、やっぱり3人とも同じ父母から生まれたんでしょうね。

母親ははっきりルイが一番父親に似ていると言っていました。
おそらく父親も芸術畑の人だったと私は推測しています。
妹は絵を描くのが好きらしい。
兄は工具を作る仕事をしている、と妻が言っていました。
手先が器用ということでしょうか。
3人とも何かしら芸術方面に進もうという意識があり、その中で一番秀でていたのがルイということですよね。

そんなルイを妄信的に崇めているのが妹で、逆にルイを否定することでしか認められない兄。
ルイに対する二人のコンプレックスは見事に対になっています。
ルイ=芸術あるいは映画、という図式で考えると兄と妹の態度はとても理解できるかと思います。
面白い映画好きな映画を観るとテンションは上がり、面白くない映画嫌いな映画を観てしまうと、逆に下がる。
映画好きなら誰しも経験があるはず。

自分の死が近いことを告げるために帰郷したはずのルイは、結局その目的を果たすことなく終ります。
ラストの家の中を飛び回る小鳥のシーンは、鳥好きにはとっっっても胸の痛むものでした。
そして遂に息絶える小鳥の姿にいたってはもう・・・とても正視できませんでしたわ。
言わんとするところはわかってますよ。
小さな家から飛び出した外の世界は、さらに大きな家のような物で、その中でまた彷徨い壁にぶつかり結局は死を迎えるルイの姿を現しているということ。

この『家』のモチーフがオープニングの歌に始まり、物語本編で描かれ、さらにラストの小鳥の様子で繰り返されるのが、ちょっとくどいかなと感じました。
まぁ鳥好きなので特にラストの瀕死の鳥のシーンは見たくなかった、というのが本音ですけどね。
上映館の少ない作品ですが、機会があれば是非ゼヒおすすめです。


theme : 映画館で観た映画
genre : 映画

「ザ・コンサルタント」観た

なかなか面白かったです。ほんのワンシーンだけ見せてくれた主演ベン・アフレックのヒゲとJK・シモンズのハゲに☆を進呈したいと思います。ヒゲヒゲ満足度5点満点の5★★★★★



consar2017.jpg

小さな町で会計士として働くクリスチャンのもとに
ある日大手企業からの財務調査のオファーが寄せられる
調査を進めるうちに彼は重大な不正を発見するが
依頼は突然取り下げられ
それ以来クリスチャンは身の危険を感じるようになる
実は彼は闇の社会の会計士として
各国の危険人物の裏帳簿を握る凄腕の暗殺者だった
Yahoo!映画より引用




劇場予告を見て気にはなってたんですけど、ベン・アフレックはそんなにタイプじゃないので、すぐには観に行く気にはなりませんでした。
けど評価がそこそこ良いらしいので、まだ間に合うかなと調べてみたら、いつも行ってる最寄りのTOHOで公開中だったんです。
他では終了しているのに、一番近くでやってるんなら観なきゃでしょ、と思って行ってきました。
なるほど観た甲斐がありましたわ。

予告で見た時から、凄腕の暗殺者で実は他人とのコミュニケーションが苦手というのは、ちょっと「レオン」に通じるところがあるような気がしてました。
レオンは銃の扱いに長けているという設定でしたが、クリスチャンは接近戦もこなします。
何も武器も持っていない彼は、自分のベルトを使って敵を仕留めるんですよ。
いやぁ本当にカッコ良かった。

でもね、私は冒頭のクリスチャンの子ども時代のシーンから、ウルウルして仕方ありませんでした。
大人になってからの彼も、必死に孤独と闘っているようで、見ていて辛かったです。
誰かとつながりたい、自分の思いを共有して欲しい、理解してもらいたい・・・。
それらをうまく言葉にできない彼の様子が、ただただ切なくて。

サスペンスタッチで様々な謎がちりばめられ、そして最後にはそれらが見事にパズルのカケラを繋ぎ合わせるようにはまっていくのは、確かに気持ちいいです。
裏社会に通じたダークヒーローでありながら次々と悪を粛清していく様は、いくらかウシジマくんを思わせなくもない。
ただやっぱりねぇ、まるでゴキブリを叩き潰すかのように、何のためらいもなく人間の頭に銃弾を撃ち込むクリスチャンの姿がどうにも見ていられなかったんですよ私は。
そりゃ、あれじゃ生き辛いわな。

主人公サイドから見ればハッピーエンドです。
レオンのように悲しい物語という訳ではありません。
私はレオンの方が好きですけど。
レンタルでいいですから、ゼヒ是非おすすめしたい作品です。
なんだか久しぶりにジグソーパズルやりたくなってきたかも〜。

ジグソーパズルのお好きな方も苦手な方も、どうかおひとつポチッとな〜!→/

theme : 映画館で観た映画
genre : 映画

「マリアンヌ」観た

ラブストーリーがメインですから、まぁこんなもんですかね。どこかに麗しいヒゲハゲが見られたか、全然記憶がないのでヒゲハゲ満足度は5点満点の2★★☆☆☆



marianne2017.jpg
何度涙を流せば愛する妻を守れるのか
カサブランカで出逢い一瞬で恋に落ちた
孤独だった人生に初めて幸福を感じた
このままずっと続くと思っていた
愛する妻マリアンヌに向けられた信じられない疑惑
疑いを晴らせなければ妻の命はこの手で奪うことになる
愛する妻マリアンヌは何者なのかー?
以上のあらすじは公式サイトより引用




確かコレの撮影中に主人公マリアンヌを演じるマリオン・コティヤールとブラピが親密になり過ぎて、それを疑った妻アンジーが三行半を突きつけたって作品ですよね。
まぁマリオン・コティヤールは確かに綺麗でしたし、ブラピも頑張ってたと思いますよ。
でもね、そういうゲスの勘繰り的な興味でもないと、あんまり見る価値ないかな、というのが私のとってもと〜っても偏った感想です。

イギリス人パイロットのマックス(ブラピ)とフランス人のマリアンヌ(コティヤール)は、どちらもドイツ人将校の暗殺という任務のために出会った、いわばスパイ同士なんですけど、それで恋に落ちちゃうマックスがどうにもピンと来なくて。
マックスがいったい何歳なんだかわからなかったんですけど、どんだけ女に免疫なかったのよと思いましたわ。

一方でマリアンヌの腹の括り方は見事でした。
まさに母は強し、生み出す性に破壊する性は敵うはずありません。
ラストの彼女の決断も私は納得できました。

とはいえ今回の目当てはマリオン・コティヤールだったんですけど、これの後に観たもう一つの彼女の方が私は好きです。
マリアンヌの造形は確かに奇麗でしたけどねぇ、なんというか・・・。
マックスが惚れてはいけない相手に惚れてしまうような、そんな動機付けがあんまり感じられなかったの。
それを言い出すとラブストーリーにならないと言われればその通りなんですけど。
だから嫌いなんだってばラブストーリーは。

本当にこの作品が離婚の原因になったんだとしたら、プラピがあまりに可哀想ですわ。
そんなブラピを哀れに思う方のお心に応じて、劇場観賞なりレンタルなり、あるいはテレビ放映まで待つなりしてください。
あ、全く観ないというのももちろんアリですよ。

この作品に1100円払ったケフコタカハシを哀れに思う方はコチラをひとつポチッとな〜!→/

theme : 映画館で観た映画
genre : 映画

闇金ウシジマくんpart3観てきた

一週間前のことになりますが、大きなスクリーンで観られるウシジマくんにお別れしてきました。ヒゲ満足度5点満点の5★★★★★


kuutameda6.jpg
「食うためだ」と言ったショット・・・じゃないかも笑



映画PART3とファイナルのレンタルリリース直前まで、旭市にあるサンモールというところの映画館で、これら2作が公開されています。
ファイナルはちょっとキツいと思ったので、PART3のウシジマくんを堪能してきました。
「破門二人のヤクビョーガミ」を時間つぶしに観たのはこのためでした。

昨年の5月にシリーズが完結すると知った時、終わるならウシジマくんにとってハッピーエンドであって欲しいとそう直感しました。
ならばウシジマくんの幸せって何?とずっと問い続けたのに、ザ・ファイナルが公開されてからも、なかなかその答えが導き出せなかった。
何度目かのファイナル鑑賞の時のこと。
ラストシーン車中の無言のウシジマくんの横顔を見ながら、私は心の中でこう叫んでいました。

何も思い悩む必要なんてない
貴方の決断は正しい
胸を張ってそのまま前に進んで!
私はいつも貴方の味方だから!


今なら何がウシジマくんにとっての幸せかわかります。
それはウシジマくんがウシジマくんらしくあること。
自分で自分の生業として選んだ闇金業を、迷うことなく遂行すること。

ウシジマくんが様々な表情を見せたザ・ファイナルを見終わると、必ずこれまでのシリーズで見られた彫像のようにドッシリとした社長の姿を見て、自分を安心させたくなります。
債務者に対して迷わず利息回収を迫るウシジマ社長の行いは、一見すると非情な行為のようにも感じられますがそこには、周りの誰からも見捨てられたコイツを俺が見捨てたら本当に最後、そういう信念を感じずにはいられません。
彼は「クズは変わらない」と口では言いますが、いつかは変わるかもしれないと心の奥底では信じているのではないか、私はそう思いたいのです。

中学生の丑嶋馨少年が借りを作ってしまった竹本優希は、一見良い人のように見えますが彼は誰も信じていません。
ウシジマくんのことも信じていません。
このウシジマくんと竹本の関係が、イエスとユダのようだという見方があります。
確かにその通りだと思う。
裏切られても裏切られても竹本のことを信じるウシジマくんは、ユダに裏切られ十字架に架けられたイエス・キリストのよう。

でも聖書の物語と違い敗れたのは竹本。
ウシジマくんは竹本の復活を信じているのでしょう。
彼が帰ってくるまで、ウシジマくんはウシジマくんらしくあり続けて欲しい、ただそれだけを願っています。

更新の励みにイチポチお願いします→/

theme : 映画館で観た映画
genre : 映画

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

リンク

観たいと思っている作品

「パディントン」「神様メール」「ヒメアノール」「ひみず」「家族ごっこ」

手に入れたいソフト

「ドラマうぬぼれ刑事」 「エクスペンダブルズシリーズ」 「鴨川ホルモー」 「アドレナリン」

一生観ないと誓った作品

「ゴジラを始めとした大きい物の出てくる作品」「ジョーズ」「ゼログラビティ」「エイリアン」「オープンウォーター」「ブラックスワン」「ポセイドン・アドベンチャー」「E・T」

ヒゲハゲ満足度について

映画やドラマなどの映像作品において、ヒゲハゲ観察ポイントを★の数で表しました。ヒゲハゲが期待通りの場合の3★★★☆☆を標準とし、期待を上回ると4〜5、下回ると1〜2となります。本来ならヒゲハゲを期待できない作品(アニメを始めとした子ども向け作品、あるいは若者向け青春物語等)において、何かしら麗しいヒゲハゲが見られたなら★がつく場合もあります。

あなたの清き一票を!

プロフィール

ケフコタカハシ

Author:ケフコタカハシ
半世紀を越える人生のほとんどを西洋かぶれで過ごしてきた主婦。ここ2年ほど山田孝之演じる実写版ウシジマくん中毒。「闇金ウシジマくんthe final」13回観ました。バイバイウシジマなんて言いませんからね〜!

どーでもいい日常の記録
「チェックも縞のうち」


闘病記の
「女の終活日記」
もよろしく。

現在の主な観察対象:山田孝之、ジェイソン・ステイサム
初恋の禿:ユル・ブリンナー
初恋の髭:デニス・ウィーバー
初恋の髯禿:ショーン・コネリー
大きくなったらなりたい物:仙人
将来の夢:一人暮らし
今一番行ってみたい場所:グランドキャニオンとラスベガス、香港
将来の希望:山田孝之の美白ヒゲを拝むこと

カウンター

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示