日本映画「アヒルと鴨のコインロッカー」2007年 観た

前々から気になっていた作品です。ヒゲもハゲも出てこなかったけど、実際に18歳だった濱田岳の頑張りと、松田龍平と瑛太のそっくりなプロポーションに☆を進呈したいと思います。満足度は5点満点の4★★★★


arhirutokamo.jpg

大学入学のため仙台に引っ越してきた椎名(濱田岳)は
奇妙な隣人の河崎(瑛太)に出会う
初対面だというのに河崎は同じアパートに住む
孤独なブータン人留学生に広辞苑を贈るため
本屋を襲おうと奇妙な計画を持ちかける
そんな話に乗る気などなかった椎名だが
翌日モデルガンを片手に書店の裏口に立っていた・・・。
あらすじはYahoo!映画より引用




いつもお世話になっているふゆこさんのブログ「子供が寝たあと至福の一杯(リンクはこちら)」でオススメされていたので、観てみました。
ふゆこさんは「泣けこそしませんが」と書かれてますけど、私は泣いてしまったんですよ。
自分でも何で泣けたのか良くわからないんですけどね。
椎名(濱田岳)が目をウルウルされている姿を見て「え?なんであんたがそこで泣くの?」と思った次の瞬間ブワ〜っと涙が出てきたんですわ。
すかさず「え?なんで私がここで泣くの?」と思いましたよ。笑
過去に同じように泣かされた作品があったんですけど、何だったんだろ、思い出せないや、まいっか。
この椎名が泣くシーンの後は、ブータン人の謎解きという普通のミステリーなので特に言及しません。

一番私が興味をひかれたのは、耳で覚える外国語というテーマ。
件のブータン人は、日本語を流暢にしゃべりはしますが、文字は読めないんです。
日本人は識字率がほぼ100%に近いので、何でもかんでも書いて覚えようとするから、ピンとこないかもしれませんけど、外国の人からすれば聞いて覚えるほうが早い場合もあるんですよね。
とはいえ聞いて覚えた場合のリスクが大きいのも確か。
椎名が大学から帰る時のバス停で、インド人らしき女性が何かしら早口でまくしたててましたけど、あれどうやら日本語らしいんですわ。

「すみません」と「いいましたけん」というのだけはかろうじて聞き取れたんですけど、他は全くチンプンカンプン。
いったいどんな人から教わった日本語なんだろう。
私の全く聞き取れない音だから、てっきり北日本の方言かと思ったんですけど、それにしては早口過ぎるような。
大坂のおばちゃんも真っ青なくらいのまくしたて方でしたもんねぇ。

それに「いいましたけん」なんて言い回しは西日本だろうから、案外鹿児島あたりの言葉なのかも。
あちらの言葉は単語からして違うから、音が聞き取れても意味がわかんないんですわ。
どなたか聞き取れる方いませんか〜?
けどペットショップの店長麗子さんは、彼女の言いたいことを理解していた様子なのが驚きです。
「もっとゆっくり」と言ってた麗子さん、何者なの?実は九州人とか?

私が椎名にもらい泣きをしてしまった理由は、生まれ故郷から遠く離れて暮らす、ひとりぼっちの不安な気持ちが椎名とブータン人とにリンクしたからだと推測されます。
「そこって遠い国なんだろね」とブータン人ドルジの気持ちを、ようやく思いやれるようになった椎名が、大人になる一歩を踏み出したように感じたから。
この主人公椎名を演じる濱田岳も、当時おそらく設定と同じ18歳くらいのはず。
この後10年のこれまでの彼の活躍を思うと、その見事な演技力にも納得です。

これ以外にも様々なテーマがちりばめられていて、語り始めると終らないくらい中身の濃い作品。
新年度の季節感にもピッタリ合っているので、未見の方には是非せびオススメです。


と、ここでついでに同じくふゆこさんから非オススメされていた(笑)もう一つの映画「家族ごっこ」のことにちょっと触れておきたいと思います。
面倒なので作品内容はこちらの「家族ごっこ公式サイト」をご覧ください。
5つのエピソードからなるオムニバス作品なんですけど、何がダメって筋書き以外の全てがダメですわ。
脚本は悪くないのに、他がダメだとこんなにダメになってしまうのかという良い(悪い?)見本です。

一番良くないのはゾロゾロ登場するキャラの描き分けが全くできていないこと。
誰が誰だかわからないから、物語もさっぱり理解できないんですよ。
それが顕著なのは「父の愛人たち」の物語。
愛人が6人出てくるんですけど、皆同じ人間が演じているんじゃないかと思うくらい、似たり寄ったりの女性ばっかりなんですわ。
あれならむしろ山田孝之が一人6役やった方がマシなくらい。
あー、でもギャラがきっと6倍以上に跳ね上がるだろうなぁ。笑
とダメ出し感想を綴っていると気が滅入ってくるので、ここで美しい彼の人でお口直ししたいと思います。


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♡嗚呼!今日もウシジマくんは美しい♡




だらだらと長文失礼しました。
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全くの余談ですが、明日もウシジマくんを称える日です。

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日本映画「人魚伝説」1984年 観た

ブログDEロードショーへの参加です。割と面白かったですよ。メインは社会派ドラマで、それにホラーとサスペンスとファンタジーとエロスをミックスして、なかなか味わい深い作品になっていたと思います。反原発というモチーフも含まれているので、3.11の前のこの時期に観ておくというのもアリかと。



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夫婦でアワビを採って生計を立てている佐伯みぎわは
夫の啓介から殺人現場を目撃したと打ち明けられる
死体が上がらないことに不安を抱いていた夫のため
みぎわは自分が潜って確かめることにした
そこで彼女は命綱を引いているはずの夫が銛で胸を刺され
静かに海中に沈んでいく姿を発見してしまう
みぎわも水中銃で腕を撃たれ意識を失ってしまった
夫殺しの犯人に仕立て上げられたみぎわは
町の実力者の息子である祥平に助けられ小さな島へ逃亡する
Yahoo!映画より引用




どこかに和製キルビルというレビューがありましたけど、確かにそんな感じでしたね。
流血の様子が妙にリアルで、刺した刃物を引き抜いてから、ちょっと間があってピュ〜っと血しぶきが吹き出してくるのが面白かったです。
そうして白いフンドシが血に染まって最後には真っ赤になっていたのは強烈でした。
アレ本当に絵の具に浸したのかなぁ、赤いのに履き替えたとかじゃないよね。笑

終盤の「殺しても殺しても悪いヤツが出てくる、何人殺したら終るんやろ」のみぎわのつぶやきは、この映画が作られた時から30年を経た今でも、いやむしろあの時代以上に世の中の不条理を嘆く言葉のように感じられます。
いつまでたっても悪いことを企てるヤツらは減らない、いやむしろ増えているのかもしれない。
刺激的なエログロな描写に惑わされることなく、それを感じ取って欲しい作品だと思います。

ラストはみぎわが海に落ち、それまでのことが夢だったのか、あるいは逆に天国に行ったのか、どちらともとれる情景で終ります。
けれども私はやはり未来へ希望の持てる終わり方だったと思いたい。
小さな島に逃げ隠れた直後にみぎわが吐き気を催しているシーンがありました。
あれはきっとつわりだったのではないか、みぎわは夫啓介との子を身ごもっていたのではないか。
海に落ちたみぎわはかろうじて生き延びた、そう信じたいです。


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若い藩主のカリスマ性に惚れ惚れ

「殿利息でござる」レンタルしてみました。人情物語としては悪くないけど、テンポが悪く退屈したのでヒゲハゲ満足度5点満点の2★★☆☆☆


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日本の映画ってホントなんであんなに話の進め方をぐずぐずさせるんでしょうかね。
特にお涙頂戴シーンになると、さぁここから泣いてくださいと言わんばかりにカメラワークからして、のろのろ〜っとなるのが本当にワンパターンであきれますわ。
そういう部分はサクっっっと済ませてこそ、心に残ると思うんですけど。
という訳でダメ出しは山ほどあるので、面倒なので触れません(というよりつまらなかったので覚えてないというのが本当のところ)

今回はスケート王子の羽生結弦のカリスマ藩主っぷりについて綴りたいと思います。
彼の演じる若い殿の溌剌とした態度がもう素晴らしくて、こういうのをカリスマ性というのかなと痛感しました。
彼が登場した途端それまでどんより陰鬱だった画面が、ぱあああぁぁぁっっと明るくなったような気がしたんです。
以後すっかり彼の言動に目と心が奪われてしまいましたよ。

「帰りは歩いて帰るぞ」と軽快にスタスタっと去って行く後姿に思わず、ああ行かないで〜!なんて心の中で叫んでみたりして。
ヒゲハゲ満足度は★★でしたけど、彼をキャストしたスタッフに★★★くらいつけてあげたい気持ちです。


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なぜヒトはヒトを殺してはいけないのか?

映画「エクス・マキナ」感想です。筋立ては予想通りの展開で特別目新しいようには感じなかった。そのためヒゲハゲ満足度は5点満点の3★★★☆☆です。


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検索エンジンで有名な世界最大のインターネット会社
「ブルーブック」でプログラマーとして働くケイレブは
巨万の富を築きながらも普段は滅多に姿を現さない社長の
ネイサンが所有する山間の別荘に1週間滞在するチャンスを得る
しかし人里離れたその地に到着したケイレブを待っていたのは
美しい女性型ロボットエヴァに搭載された
世界初の実用レベルとなる人工知能のテストに協力するという
興味深くも不可思議な実験だった・・・
以上のあらすじは公式サイトより引用




予告編を見た時から社長ネイサンのヒゲハゲが気になっていました。
いかにも偏ってそうな人間らしく著しく偏ったそのヒゲハゲの造形からして、誰がどう見ても変人ですものね。
きっととっっっても変人に違いないと思ってました。
でも、いうほど変人でもなかった。
単に他者とのコミュニケーションをとるのが苦手なだけの器の小さい人間でした。
つまんないの。

やたら人工的な建造物と対比させる、大自然を捉えた映像は確かに綺麗でしたが、だからどうだってんでしょうか?
そういう物はあくまでも演出要素の一つ、特に驚くことでもありません。
滝の側で会話するネイサンとケイレブのシーンが唐突に出てきて、なんじゃコリャ?でしたわ。
それにしてもヘリコプターで2時間(だったかな?)も飛ばなきゃ到達できないような、人里離れた場所ってどんなとこよ?
その周りが全部社長の私有地だってんだから・・・。
ま、そういう細かいことはさておき。

観ている間中なんとも言えない不快感というのか、居心地の悪さというのか、平たく言うととにかく気持ち悪くて仕方なかったんですわ。
気持ち悪いことその1は、窓の無い部屋という閉塞感、何しろ私は閉所恐怖症ですから。
気持ち悪いことその2は、カサカサに乾いてバチバチと静電気の起きそうな空気感、ベッドやイスなどのファブリックが全て化繊のように見えたからでしょうか。
気持ち悪いことその3は、ネイサンやケイレブのエヴァに対する態度。
殊にネイサンに関してはエヴァだけでなく、ケイレブも含めた人間、つまり自分以外の他者への態度。
この他者への態度が、ことごとく上から目線つまりはひじょ〜に驕っていると感じたのです。

世界的IT企業の社長だからって何偉そうにしてんのよ!ネイサンに対してそう感じたということ。
まるで自分が全知全能の神だと勘違いしてんじゃないの?そう言いたくなったということ。
程度の差こそあれ、ケイレブにも少しそれが感じられたので、さらに不快感が増したのです。
この気持ち悪いことその3の他者への驕りというのは、ひょっとしたらキリスト教的思想のせいなのかもとも感じました。
いわゆる人間は神の作った物で他の生物とは違う、そういう考え方。

ちょっと違う目線で見てみると、宗教的というよりは男性的と言えなくもない。
上下関係でしか全ての物事を捉えられない人間の考え方。
もちろん女にもそういう風にしか考えられない人もいますけど。
どちらかといえば女性は物事をフラットに考えられる人間だと私は思うので。
具体的なところでは、ロボットのエヴァに対してケイレブはとにかく何かを教え込もうとしかしないんですわ。

ロボットのエヴァの目線に立ってみる、という発想がないんです。
エヴァから得られる何かがあるかもしれない、そういう考え方ができない。
小さい子どもに対しては膝を折って小さくなって話しかけるという、フィジカルな寄り添い方はできるかもしれないけれど、メンタル面で寄り添うことができない。
人間はロボットよりも優れている、あるいは優れていなければならない、優れているべきだ、そういう考え方から逃れられない。
そんな二人の男性ネイサンとケイレブの態度がとても不快でした。

侮るものは侮られる、こういう成句を彼らは持たなかったのでしょうね。
以下バッサリねたバレだめ出ししていますので、ご注意ください。

それではここでいつものようにウシジマくんにご登場いただきましょう。
ネタをばらされるのがお嫌いな方はコチラ↓をポチッとして速やかにお帰りください。
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♡♡ああ!愁いを帯びた横顔たまりませんわ〜♡♡



学生時代の私はSF小説を読みあさっていました。
その後諸事情がありSF作品(小説および映画など)からは遠ざかってしまったので、昨今のロボットのトレンドというのがどういう物なのか全くわかりません。
近頃はロボットというよりアンドロイドとかAIとか表現するのが適切なのかもしれませんけど。
私が親しんでいたロボットと呼ばれる機械仕掛けの人形には、必ずある禁忌が設定されていました。
それは「人間には危害を加えてはならない」というもの。

この映画に登場するエヴァにはこの禁忌が設定されていません。
そのため簡単にネイサンに包丁を突き立て、人里離れた山間の別荘から脱走してしまいます。
ヒトを殺してはいけない、これはロボットの禁忌というだけではない、人間としても同じ禁忌が必要なはず。
でもね、エヴァを作ったネイサンは彼の人里離れた山間の別荘の工事にあたった人間を殺してるんですよ。
大事な別荘の情報が他に漏れてはいけないからという理由で。
なんだか古代中国の皇帝みたいじゃありませんか。
つもりネイサン自身が「人殺しはしてはいけない」という禁忌を持たない人間なんです。
そりゃ自分の作ったロボットに殺されても仕方ありませんわな。
全くもって絵に描いたような自業自得物語だったという訳です。

「どうして人を殺しちゃダメなのかわからない」な〜んてふざけた理由で凶行に走る若者が、近頃は珍しくなくなってきたのはとても由々しきことです。
なぜヒトはヒトを殺してはいけないか、その理由を誰にも教わらなかったんでしょうかね。
自分がされて嫌なことは他人にしてはいけないとしっかり教える、こんなの子育ての基本でしょ?
自分が殺されるのが嫌なら、他人を殺してはいけない、それだけのことなのに。
以上、長々ダラダラとしたダメ出し感想を最後まで読んでいただきありがとうございました。

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「レジェンド狂気の美学」感想

久々に私の最も忌み嫌う「寂しがりやの愚かな女」が登場する作品を観てしまいましたよ。どこかに美ヒゲでもいるかなと期待したんですけどねぇ。ヒゲハゲ満足度0☆☆☆☆☆(満点は5)


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1933年イースト・エンドの貧しい家庭に
一卵性双生児として生まれたレジーとロンは
恐喝、強盗、暴行などの犯罪を生業にして頭角を現し
ギャングのリーダーにのし上がった
1960年代にはロンドン全域を支配下に収め
ナイトクラブやカジノの経営で荒稼ぎした兄弟は
向かうところ敵なしの栄華を極めていく
以上のあらすじは公式サイトより




一人二役で頑張っているトム・ハーディはなかなか麗しかったんですけど、何しろヒロインがもうダメダメですわ。
実話ベースの物語だそうですから、それも致し方ないんでしょうな。
双子のクレイ兄弟はロンドンの裏社会を牛耳る人間だとか言われてたようですけど、女を見る目はなかったってことですよね。
結果的にトム・ハーディに進呈した一個の★をヒロインのダメさで失ってしまいました。
そのため満足度は0です。
以下思いきりネタばれダメ出ししてますので、ご注意ください。


という訳でお約束のウシジマくん画像をどうぞ。
/←ウシジマくんの美しい横顔を堪能したら、お手数ですがここんとこイチポチよろしく!


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♡♡いつ観ても美し過ぎる横顔♡♡
おおっと画像サイズ間違えたかな?
大丈夫どんなアップにも耐えられる、それが丑嶋馨だもの




ロンは同性愛者なので、女を見る目がないのは我慢しましょう。
だからと言って男を見る目があったかどうかはこの際どーでもいいです。
双子のもう一人レジーが惚れるフランシスという娘がなんと自殺しちゃうんですわ。
このフランシスの母親は、最初からレジーとの交際を反対していました。
ま、そりゃ当然ですわな。
相手はカタギじゃないんですもの、どこの親だって反対しますよ。

でもって自殺したフランシスの葬儀にやってきたレジーのことを「あんたのせいだ」みたいなこと言ってなじるわけです。
まーねー、そう言いたくなる気持ちはわからんでもない。
けどね、お茶の淹れ方すら知らないような、役立たずの大人にフランシスを育て上げたのは、あーたでしょ?
もーちょっと何かしら生きる力をつけてやれなかったんでしょうかね。
男がいないと生きていけない寂しがりやの女フランシス。
レジーとの関係に悩んで自ら命を絶つことしかできなかった彼女の死は、他の誰よりも親の責任じゃないかと思うんですわ。

ドロにまみれても強くしたたかに生きて行ける女、自分の娘たちにはそんな人間になって欲しいと私は思ってます。
デキ婚するほどの根性があったら驚きますけどね。
やれるもんならやってみろ!



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「蜜のあわれ」ようやく観れました

劇場公開時に観に行きたかったのに、やってるところが少なくてレンタルまで待ちました。けどやっぱり大きなスクリーンで観たかったよぉ!返す返すも残念です〜〜〜!


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見事な美尻を披露している二階堂ふみ



室生犀星の小説を原作とした金魚の少女が主人公の幻想譚。
金魚の赤子アカコを演じる二階堂ふみが、ただただ可愛い、とにかく可愛い。
彼女のために作られた物語かと思うくらい、金魚の役が良く似合ってるんです。
古めかしい文語調の台詞を口にして、真っ赤な衣装の尾ひれをヒラヒラさせるその姿は、まさに金魚の精。
金魚が人間に化けたらきっとこんな風に違いない、と本気で惑わされそうでした。

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これも二階堂ふみです



もう一人の女性ユリコを演じている真木よう子が、これまた幽霊の役が似合ってるんです。
漆黒の長い髪に白い着物、これ以上ないくらいの幽霊感がたまりません。笑
金魚屋の永瀬正敏の胡散臭い感じも良かった。
そして芥川龍之介役の高良健吾も、確かに教科書で見たことのある本人に良く似てましたわ。

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これは金魚、笑



物語冒頭のアカコの台詞「人を好きになるということは、愉しいことでございます」これがこの作品の全てを表していると思う。
誰かを好きになることは、愉しくて面白くてそして切なくて悲しい。
アカコと室生犀星と、犀星の過去の女性の幽霊と芥川龍之介の幽霊、誰かが誰かを好きになっている。

自分以外の誰かを好きになると、人生はとても豊かになる、それを美しい映像と印象的な言葉で教えてくれる作品です。
二階堂ふみファンなら必見、金魚好きも必見の作品だと思います。
未見の方は是非ゼヒ!

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「ブレイド・マスター」観た

中国の映画にありがちな、沢山人が出てきて沢山死んでいく作品。ちょっとでも余所見をしてると物語の進行についていけなくなりますよ。


ブレイド・マスター
映画「ブレイド・マスター
作品情報



サスペンスやらラブストーリーやらアクションやら、兎に角盛りだくさんです。
登場人物が多くて誰が誰だかわかんない〜〜とワーワーなって、気がついたら主人公一人だけ残って、そして誰もいなくなった、となっちゃうかと思ったんですけど。
他に一人だけ残ってましたよ、それも意外な人が。
なんであの人が生き残ったのか不思議〜。笑

あんまりワタワタバタバタ動き回るアクションはチャン・チェンには似合わないかなぁ。
錦衣衛の制服はステキでしたけど。
君主のようなどっしりした役の方が私は好きです。

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後ろ姿はステキよね




それにしても、楽天エンタメナビがサービス終了するのは、地味に痛いです。
これからは作品情報をどこから引っ張ってこよう・・・。


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映画「リリーのすべて」感想

極めて哲学的で観念的でArtisticでComplicatedしていてConfusedだった、けれどもとてもファンタジックな作品でした。


リリーのすべて
(C)2015 Universal Studios. All Rights Reserved.
映画「リリーのすべて
作品情報



ストーリーの進み具合も、時系列が一本で全く混乱することなく、それでいてとても細かい部分まで計算し尽くされていたのが見事。
実話が元になってはいますが、ラストが異なっているのは当然だと思います。
映画はあくまでもフィクションですもの。

青と黄色を基調とした映像がとにかく美しくて、それらを観賞するだけでも価値があると思う。
20世紀初頭のヨーロッパの街並やファッション、作中に登場する数々の絵画など、どれも目を奪われる物ばかり。
主役は世界で初めて性別適合手術を受けたリリー・エルベ(アイナー・ヴェイナー)という人物。
けれども物語の主人公はアイナーの妻ゲルダだと、私は感じました。
何しろゲルダを演じたアリシア・ヴィキャンダーはこの作品でアカデミー賞を受賞してますからねぇ。

リリー(アイナー)は作中で幼なじみのハンスに結婚のことをこう語っています。
「結婚こそ人生で望むべき唯一のもの、二人の人間から別の人格が生まれるのよ」
これはリリーという人格が、妻ゲルダがアイナーに女装を勧めたことで生まれたことを指していると、私は解釈しました。
ハンスにはリリーはアイナーの従妹だと紹介されますが、どうやら彼はリリーがアイナー本人であることに勘付いているらしい。
それを一切口にすることなく優しく「おやすみリリー」と行って去るシーンが一番ぐっときました。

ハンスだけでなくダンサーのウラという女性もそうだし、リリーが女装したアイナーであることを真っ先に見抜いたヘンリクも、皆アイナー(リリー)のことを邪険にしないのがとても気持ちがいいの。
少し変わった人間であっても、広い心でもって見守るあの寛容性は、あの時代あの国ならではなのでしょうか。
ほんのちょっとした違いにすら、大きな嫌悪感をぶつけてしまいがちな、現代に生きる者には見習うべき物がたくさんあるような気がしました。
誰よりも一番大きな心を持っていたのは、他ならないアイナーの妻ゲルダ。
上の写真の二人の様子も、夫婦というよりは親子のように見えます。

いくらか取っ付きにくいトランスジェンダーというテーマではなく、より広義で普遍的な母性という観点から切り取った「リリーのすべて」という邦題も、言い得て妙。
原題のThe Danish Girl(デンマークの少女)じゃピンと来ませんものね。
もちろん母性だけでなく、男とは?女とは?夫婦とは?など、様々なテーマがちりばめられた見応えのある作品だと思います。
未見の方は是非ぜひ。

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映画「サンセット大通り」感想

TSUTAYAディスカスで届いたんですけど、どうしてコレを観ようと思ったのか、はっきりとは思い出せません。


サンセット大通り
映画「サンセット大通り
作品情報



映画界の内幕物なので、ひょっとすると「ヘイル・シーザー」を観た時に、この作品に興味をひかれたのかもしれません。
あるいは「スパイキッズ」の時だったような気もする。
この作品の登場人物である執事のマックスというキャラのことが、誰かのインタビューに出てきたような覚えがあります。
もう一つ「アメリカン・ビューティー」を観た時にも、確かこの作品に触れたレビューを見かけたような覚えもあるんです。

「ヘイル・シーザー」に「スパイキッズ」に「アメリカン・ビューティー」、全く接点がなさそうな3作品なんですが、確かにこの「サンセット大通り」という作品にはこれらを思わせる要素がありました。
不朽の名作というのは、まさにこの作品のような物のことを指すのでしょう。
サスペンス、ホラー、ラブストーリー、おまけにカーアクションと色々な要素が詰まっていて、まるで宝石箱のようです。

中でも私はラブストーリーが一番ぐっときました。
特に若者のそれに。
前述の執事のマックスに関わる、いわば中年のラブストーリーの犠牲になった若者たちの恋物語がとても切なかった。
若者の未来を奪っちゃならんでしょ、年寄りの冷や水ここに極まれりじゃないですか。

って、年寄りって言ってもヒロインの年齢が50歳だと終盤に判明し驚愕しました。
20年間次の作品への出演を待ち望んでいたかつての人気女優、という設定なので30歳で既に引退状態だったってこと?
16歳でデビューして荒稼ぎして30歳で引退、女優生命どんだけ太く短くなのよ。
恐ろしいな〜、昔のハリウッド。


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映画「プランケット&マクレーン」感想

目指しているところはなんとなくわかるんですが、ちょ〜っと何かが足りない。おそらく一番足りないのは・・・予算、かな?笑

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映画「プランケット&マクレーン
作品情報



察するにマシュー・ボーンやガイ・リッチーの映画のような、スタイリッシュで軽妙な作品を目指していたんだろうと思われます。
でもね、軽妙と軽薄は違うのよ。
スタイリッシュとドタバタはもっと違うの。

ポリエステルの裏地みたいな布で作った衣装で踊って美しく見えるとしたら、それはプロのダンサー。
素人ダンサーがシルクの衣装で踊れば、ヒラヒラする衣装は美しいでしょう。
安っぽい裏地の衣装で素人が踊って美しいワケがない。
シルクの衣装でプロが踊れば、まさに目が釘付けになるってもんよ。

筋立てはそこそこ悪くないのにセットのちゃちさと、カメラワークの古臭さが目について、とても残念でした。
二世監督のデビュー作のようですが、例えるならプロになりたてのダンサーが、祖末な裏地の衣装で踊っているみたいな感じ。
せめて衣装だけでも、良いの着せてあげて欲しかったです。
18世紀イギリスの紳士強盗という実在の二人組がモチーフで、と〜っても私好みだったのに、本当にもったいないと思いました。

因みに、この作品情報に「明日に向かって撃て」が出ていたので、観比べ観直しをしたんだと思う。
なので実際にコレを観たのはかなり前なので、詳しいことはほっっっとんど覚えていません。
あしからずご了承ください。


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「パディントン」「神様メール」「ヒメアノール」「ひみず」「家族ごっこ」

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ヒゲハゲ満足度について

映画やドラマなどの映像作品において、ヒゲハゲ観察ポイントを★の数で表しました。ヒゲハゲが期待通りの場合の3★★★☆☆を標準とし、期待を上回ると4〜5、下回ると1〜2となります。本来ならヒゲハゲを期待できない作品(アニメを始めとした子ども向け作品、あるいは若者向け青春物語等)において、何かしら麗しいヒゲハゲが見られたなら★がつく場合もあります。

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プロフィール

ケフコタカハシ

Author:ケフコタカハシ
半世紀を越える人生のほとんどを西洋かぶれで過ごしてきた主婦。ここ2年ほど山田孝之演じる実写版ウシジマくん中毒。「闇金ウシジマくんthe final」13回観ました。バイバイウシジマなんて言いませんからね〜!

どーでもいい日常の記録
「チェックも縞のうち」


闘病記の
「女の終活日記」
もよろしく。

現在の主な観察対象:山田孝之、ジェイソン・ステイサム
初恋の禿:ユル・ブリンナー
初恋の髭:デニス・ウィーバー
初恋の髯禿:ショーン・コネリー
大きくなったらなりたい物:仙人
将来の夢:一人暮らし
今一番行ってみたい場所:グランドキャニオンとラスベガス、香港
将来の希望:山田孝之の美白ヒゲを拝むこと

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