闇金サイハラさん
2022年 07月08日 00:03 (金)
令和も一ヶ月過ぎましたよ
2019年 06月04日 09:16 (火)
今年も頑張る!
2018年 01月11日 00:05 (木)
まだまだサヨナラできません
2017年 12月20日 00:05 (水)
ファイナルの終盤、それまでシリーズで度々登場したイヌイの母ちゃんのお好み焼き屋が登場します。
懐かしいお好み焼きを頬張りながら「中坊の時はケンカに勝ったヤツが強く負けたヤツが弱いと単純だったが、今はギリギリのところで闘って生きてる」そうしみじみ語る柄崎の言葉を、ウシジマくんは神妙な面持ちで↑聞いています。
このシーンの柄崎の台詞は、山口監督により直前に変更になり本番まで柄崎だけの胸に留め置かれていたとのこと。
つまり写真↑のウシジマくんは、本気で柄崎の言葉を聞いているのです。
山口さんはソレが狙いだったらしい。
台詞ではなく言葉としてしっかり耳を傾けて欲しかった、そうコメントしていました。
このシーンのウシジマくんは無言でもぐもぐしているだけなのですが、かなり長い間その様子が映し出されています。
どんなことを考えながら柄崎の言葉を聞いていたのか、それをアレコレ想像させるこの場面が私は大好きです。

「スティング THE STING」観た
2017年 12月13日 00:05 (水)
ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード、ロバート・ショウら
名優たちが繰り広げる痛快ストーリー
1936年シカゴの下町で詐欺師の3人が
通りがかりの男をひっかけて金を騙し取る
しかし彼らが手にしたその金は
いつもとは違い段違いの思わぬ金額だった
悪い予感は的中その金はニューヨークギャングの大物
ロネガンの手下が賭博の上がりをシカゴに届けるための金だったのだ
怒った組織は仲間の一人であるルーサーを殺害する・・・
ウシジマくんPART3を観た時に、作中に使われている音楽が気になっていました。
調べてみるとスコット・ジョプリンの「Solace」という曲だそうです。
この曲は映画「スティング」で使われたことで特に知られているとのこと。
けれども私はもう一曲も気になっていました。
それは沢村シンジがヘアメイクを整えてもらって写真を撮るシーンで使われている物です。
この曲が「スティング」の主人公フッカー(ロバート・レッドフォード)が、同じように髪を整えたり爪を手入れしてもらったりするシーンのそれと良く似ているのです。
考えてみるとフリーエージェントといういかがわしい世界で繰り広げられる「闇金ウシジマくんPART3」の筋立ては、ギャングの金をかすめ取る「スティング」のそれと似通ったものがあります。
良からぬことをして稼いだ金を最後はウシジマくんがごっそりいただいてしまい、COWCOWファイナンス丸儲け!悪玉ザマーミロ!すっきりさっぱり〜メデタシめでたし、なワケです。
山口監督は明言してはいませんが、この「スティング」を意識していることは間違いないと私は思います。

菅田将暉、矢本悠馬
2017年 09月19日 20:49 (火)
自分の頭で考える
2017年 08月16日 00:05 (水)
最終話の終盤、仮出所してきた上原まゆみの「ひとにはやっちゃいけないことがあると思います」の言葉に「何あたりめえなこと言ってるの?」と即答したウシジマくん。
まゆみは続けます「私は自分の意志をはっきり伝えたかったんです」
映画PART2のラストにウシジマくんは堕ちる所まで堕ちたアヤカのことを「自分の頭で考えるようになっただけマシ」と評しました。
アヤカより堕ちてしまった上原まゆみは自分で考えたことをさらにウシジマくんに伝えています。
「ひとにはやっちゃいけないことがある」
刑務所にいる4年の間、まゆみはずっとそのことを考えていたのでしょうか。
観れば観るほどこのSEASON3の終り方の見事さに感心します。
奇麗に終らせてくれてありがとう、そう思わずにはいられません。

絶対サヨナラなんて言うもんか〜〜!泣
2017年 05月24日 20:57 (水)
犀原茜最強説
2017年 04月05日 00:05 (水)
ウシジマくんのライバルとして映画Part2から登場した犀原茜に興味がありました。
映画ファイナルでは親からの愛情を注がれることなく育った茜が、ようやく愛情を注いでもらえる人サメジマに出会ったのに、その大切な人をウシジマくんに奪われた、そういう背景が語られます。
直接手を下したワケではないウシジマくんに逆恨みをする茜は、憎むことでしか前に進むことのできない哀れで悲しい人間のように見えます。
どんよりした表情でありながら何かと闘っているかのような猛々しい目は、不気味としか言いようがありません。
けれども、それは表向きのこと。
映画ファイナルを観た後では、彼女はウシジマくんへの恨みなど、とうの昔に克服していると私は感じました。
原作マンガではウシジマくんのライバルは男のキャラです。
それを女性キャラに変更することで、実写版闇金ウシジマくんの世界観がサステナブル(持続可能)な物になったと私は考えます。
男の闇金業者の闘いでは、まさに食うか食われるか勝つか負けるかの一元的な流れしか生まれません。
ウシジマくんもいつかは誰かに敗れ去るのみなのです。
けれども犀原茜という女闇金の登場で、流れは全く変わります。
何故なら犀原茜はウシジマくんの敵にはならないから。
彼女はウシジマくんとはまったく違う次元にいるのです。
同じ土俵では闘えないのです。
そのためウシジマくんが敗れ去ることもないのです。
犀原茜とウシジマくんが初めて会った時、それは柄崎少年と丑嶋少年が鰐戸兄弟との闘いに向かう道中でした。
鰐戸兄弟のことをうっとおしく思っていた茜は二人に「死ぬんじゃないぞ!」とエールを送ります。
この直前柄崎少年と母親の間には「言ってくる」「早く帰ってくるんだよ」という会話が交わされます。
柄崎の母親は自分の息子が死地に赴くつもりであることなど知る由もありません。
一方で犀原茜は知っていました。
そのため茜の言葉「死ぬんじゃないぞ」は、柄崎の母親の代弁をした言葉のように、私には聞こえるのです。
この作品「闇金ウシジマくんthe final」のキャッチコピーには「全ての母親と子どもたちに贈る」という物があります。
犀原茜は闇金界の母、そういう位置づけではないかと私は考えているのです。
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来た!
2017年 03月23日 17:32 (木)