「鎌倉殿の13人」完走感想
2022年 12月21日 17:15 (水)
とにかく登場人物が多くて、あの人もこの人も、あのセリフもこのセリフも、印象的な物がありすぎました。
そんな中から特筆すべきは、主人公北条義時の3人目の妻ノエさん。
菊地凛子が演ずるので、どういう女性なのかなと興味津々で臨んだ登場初回。
あれ?なんか台詞が棒読みなんだけどどーゆーこと?と思っていたら、まさかの猫かぶりした女のヘタな芝居の演技だったとは。
うぬぅ、さすが菊地凛子やるなぁ、と思わず唸りましたわ。
けれども彼女の演技以上に私の心に残ったのは、他の女性たちと違いノエさんの言動がとても現代女性のそれに近いようなところ。
うまく表現できないのですが、他の人物はいかにも鎌倉時代の武士の世界に生きていて、私には理解できない価値観を持っている、そういう感触でした。
でもノエさんは違う、ノエさんとなら、ひょっとしたら少しは言葉が通じるかもしれない、そんな風に感じたのです。
そんなノエさんの台詞の中で、最も印象に残ったのは「言って良いことと悪いことがあります。今のはどちらですか?」というもの。
前の二人の妻よりおまえは劣っていると夫に言われたノエさんが、義時に返す言葉です。
やや裏返ったような声で「今のはどちらですか?」と繰り返しながら義時にじりっと迫るんですよねぇ。
ホントあれ(ヤエもヒナも賢かったという義時の発言)は鎌倉時代であろうと、現代であろうと言ってはいけない言葉だと思いません?え?そうでもない?
これまであまりピンと来なかった鎌倉幕府のことが、この一年でかなり身近になったような気がします。
来年の大河には我らのY氏も出るし、次の「どうする家康」も楽しみ楽しみ〜♡

「スーパーマン&ロイス」見ちゃってます
2022年 04月27日 00:08 (水)
〈スーパーマン&ロイス NHKサイトはこちら〉
これはやっぱり「ザ・バットマン」の公開に合わせての放送なんでしょうかねぇ。
バットマン観る前だったら、たぶん私は見てなかったと思います。
自分の過去の発言に「バットマンの息子はアリだけど、スーパーマンの息子なんてありえない」というのを見つけましたもの。
しかも驚いたことに、登場する俳優さんたちが見事に私のアウトオブストライクゾーンなんですわ。
そんな状況でどこまで私のモチベーションがもつのか。
とりあえず15回くらいは見ようと思ってます。
あ、そうそう、実は「ベニーワース」も見ちゃいました。
わざわざTSUTAYAでレンタルしてまで。
けどあまりにファンタジック過ぎて、ついて行けなくて第一シーズンでギブアップです。
ブルース・ウェインの執事アルフレッド・ベニーワースが、女王陛下のスパイだった頃の物語。
イギリス人のアルフレッドが、アメリカ人の富豪トーマス・ウェインに仕えるようになった理由が、なんとなく察することができたので第一シーズンだけで十分満足しましたよ。
さらに白状すると「ゴッサムGOTHAM」にも・・・・

始皇帝の母コウラン伝観てます
2021年 01月27日 20:29 (水)
始皇帝の母という人物には始皇帝の父である秦の国の王子の他に、呂不韋という愛人がいたというのは歴史書にも残っているそうですね。
男二人を手玉にとった毒婦というのが、この始皇帝の母のこれまでの評価ですが、なんせ名前すらはっきりしていない女性ですからフィクションにするにはもってこい。
二人の男性の間で揺れる、可憐でありながらも芯の強い女性という描かれ方が、まるで少女マンガのようです。
良い物語には不可欠な主人公以外の登場人物が魅力的、というのもこのドラマの良いところだと私は感じました。
何より女性陣が素晴らしい。
ただ美しいだけでなく、なかなかに聡明。
あの手この手の権謀術数を繰り出してきます。
そんな一筋縄ではいかないキャラたちの中で、私のお気に入りは司徒月ちゃんと公孫乾将軍。
お笑い担当のこの二人が出てくると、ちょっとホッとするんですよ。
次回はひょっとして、いよいよ始皇帝のお出ましでしょうか。
毎週日曜日の夜が楽しみで仕方ないです。

観てますよ「いだてん」
2019年 03月30日 00:05 (土)
物語なんてどーでもいい派の私が注目しているのは、何よりも主人公フォーティスリー(金栗四三)を演じる中村勘九郎の体の動きです。
とっても独特で、どこか人間ぽくなくて、どれほど大人数の中にあっても一目でソレとわかる彼の動きは、生まれた時から鍛えられている歌舞伎役者ならではの物だよなぁと毎回感嘆させられてばかり。
そしてもう一人、口ひげをはやかして走る生田斗真の走る姿もなかなか見目麗しいじゃありませんか。
とはいえ今後はそういう姿があまり見られなくなるのだとしたら、さすがの私のモチベーションも下がってしまうかも。
はてさてどうなることやら。

波があって縁がない
2018年 10月15日 00:05 (月)
録画したいと思う物が続くときはドドドっっと続くんですけど、そうでもない時は全くなくなるんですわ。
当然のことながらドドッと続いた時は要注意なんですよ。
そうです、HDがいっぱいになって録画できなていなかった、ってアレです。
先日ソレで録画しそびれてしまったんですよ、写真のドラマ「ダウントン・アビー」を。
このドラマが最初にNHKで放映された時、最初のうちはしっかり観てたんですけど、一回分を見逃してしまって視聴を断念した過去がありました。
今度は録画だから見逃すこともないと思っていたのに、早々と三話目で録画したい物の波でHDから押し流されてしまったんです。
縁がなかったんですね。

西洋かぶれ再発
2018年 09月04日 21:55 (火)
そんな私に救世主として現れたのがコレ↑
BBC制作のこの連続ドラマ、前々からちょっと気になっていたんですよ。
一番最初はNHKでの放映だったんですね。
現在BS日テレで最後のシリーズが放映中。
全部で3シリーズというのがい〜じゃ〜ありませんか。
ダラダラ続けられるのが私は一番嫌いなんですもん。
小さい頃に三銃士の原作小説を読んだはず、タイトルは「ダルタニアン物語」だったような記憶が。
その頃から私の贔屓のキャラは巨漢ポルトスでした。
気は優しくて力持ち、そんな私の好みは幼い時から変わってないってことですな。
さらに言うなら日本の実写映像の何が物足りないかって、それはズバリ髭なんです。
髭の麗しい男性キャラを邦画に求めてはいけないんだな、と改めて感じてます。
写真左から女好きアラミス、若造ダルタニアン、巨漢ポルトス、優等生アトスです。
若造のダルタニアンがあのヒゲですよ! ?
確かティーンエイジャーじゃなかったかなぁ。
日本じゃ考えられないでしょ ? ? ?
三銃士の実写映画も沢山あって、そのうち幾つかは観た覚えがあります。
ディカプリオの「仮面の男」とか「王妃の首飾りとダ・ヴィンチの飛行船」とか。
他のも観たことがあるようなないような・・・、順に見直してみるのも悪くないかも。
西洋かぶれ万歳!ヒゲ髭モジャモジャ万歳!

観てますよ「西郷どん」
2018年 09月01日 16:30 (土)
誰か一人お気に入りのキャラがいれば、それだけで観るモチベーションが続くんですけど、残念ながら今のところ一人も見つからないんですよ。
けれども今回の薩長同盟の回では演者の人たちの所作の美しさに感嘆したので感想を綴っておきます。
男ばかりで全く華はないにも関わらず、緊張した空気と引き締まった体の動きに目が釘付けになってしまったんです。
正座から立ち上がりもう一度座って礼をする、ただそれだけのことなのに。
激しい動きのアクションだけでなく、こういう静かなアクションも素晴らしいと改めて感じましたとさ。

クドカン作品ドラマ「11人もいる!」観た
2016年 11月25日 00:05 (金)
クドカン作品は嫌いじゃないんですけど、作品により完成度にバラツキがあるのが難点でしょうか。
このドラマも結末がファンタジックに寄り過ぎたように思います。
作中に幽霊が出てくるんだからファンタジーだといえばそうなんだろうけど、あの終り方はいくらなんでもリアルさのカケラもなくて、開いた口が塞がりませんでしたわ。
主演が神木隆之介で他に有村架純に星野源と、今をときめく人達が出演していて、キャストがなかなか豪華です。
あーそういえば星野源の役名が真田ヒロユキってんだったわ。
2019年の大河はオリンピックがテーマの現代物だとか、はてさてどうなりますか、今のところは楽しみです。
こーゆー中身のない記事の時にはこの人の登場ですね。
珍しくちょっと寒そうなウシジマくん
雪の中でもあの大股歩きしてるのかな?笑
ドラマ「うぬぼれ刑事」大好き〜
2016年 04月02日 00:05 (土)
テレビドラマ「うぬぼれ刑事(でか)」
作品情報
TSUTAYAディスカスで「大草原の小さな家」と抱き合わせでレンタルしました。
三度目くらいの視聴でしょうか。
今回は生田斗真メインで観てみたんですけど、ま〜なんと素晴らしいこと!
要潤相手のアクションシーンはあるわ、長瀬智也と一緒に踊っているわ、と見所満載でした。
アクションシーンと言っても、二回ほど要潤に蹴りを入れられるだけなんですけど。笑
それでも彼の体のキレは見事でした。
そして長瀬智也と踊るシーンでの、彼の足首の柔らかさと言ったら。
まるで男性バレリーナのそれのようで、本当に見とれてしまいましたよ。
頑張って切り取ってみようと思ったんですけど、なかなか上手くいかなくて。
そうそう、もう一人私の好きな俳優が出ています。それは荒川良々。
彼は長瀬智也と同じくらいの背の高さなのですが、この大きな体の二人が絡み合う時の暑苦しさも大好きなんですわ。
彼の演じる冴木刑事の住まいが、どこか見覚えのあるような間取りの団地の一室で、小さな六畳間に不似合いな大きなダブルベッドが置かれていました。
このベッドの上で長瀬智也と荒川良々が睦み合う(笑)のが見ていて本当に暑苦しくて、笑えるんです。
画面を通してもその暑苦しさが感じられるくらいですから、実際に側で見たらその熱量は半端ないんだろうなと思います。
なんだかこのドラマのBlu-rayが欲しくなってきちゃった。
でも結構値が張るのよねぇ。
中古を探してみようかしら。
あ〜、それより先に猫侍のDVDボックスを入手しなきゃ。
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ドラマ「猫侍」感想
2016年 03月09日 00:05 (水)
無理やりドラマチックな筋立てにした感のあった映画版に比べ、ドラマ版のこちらはゆる〜い雰囲気で進みます。
物語なんてあって無きがごとし、観賞ポイントは北村一輝の可愛さと猫のカッコ良さ、ですから。
あれ?間違えた
猫の可愛さと北村一輝のカッコ良さ、というのも違うかも。
猫の可愛さと北村一輝のカッコ悪さ、じゃなくて、
猫の可愛さと北村一輝の面白さ、が一番ピッタリでしょうか。
いや、もちろん北村一輝も少しだけカッコいいですよ。
殺陣のシーンが、ちょこちょこあるんですが、それが結構決まってるの。
派手な立ち回りはほとんどないにも関わらず、剣術の腕はピカイチというのが良くわかります。
他の登場人物も皆地味ではあるけれど、演技派ばかりで見ていて安心感があります。
特に主人公キュータローのライバルである内藤が良いです。
そういえば、彼は猫侍の名付け親でもあるんだわ。
脇役が良いと主役が引き立つ、まさにそういうお手本ですね。
それにしても主人公の班目久太郎(まだらめきゅうたろう)ってオバケのQ太郎と同じ、キュータローだったとは。
どーりで作中ではあまりフルネームが登場しない訳だ。笑
すぐにSEASON2を観たいところだけど、TSUTAYAディスカスはまだ旧作になってないんですよ。
楽天レンタルではなってるのになぁ。もう少し我慢ガマン。
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