「ラストスタンド」感想
2015年 07月31日 00:08 (金)
T5を観る直前にコレを観ました。知事の任期を終えたシュワちゃんの、主演復帰作だったんですね。年相応の枯れた風貌を生かして、訳あり元エリート刑事を演じるシュワちゃんがなかなか素敵でした。元々寡黙な役柄ばかりでしたが、台詞に頼らない存在感は年齢とともに増しているように感じます。
ターミネーター以外のシュワちゃん作品としては、コレが一番良かったかもしれないとさえ思うほどに。そう感じたのは私が老け専だから?いやそんなことはないと思う。若い頃の方が良かった、なんて思われるほど役者として辛いことはないはずだもの。
実は先日コレ↓も観ました。20年前のギラギラしたマッチョなシュワちゃんが、今観るとちょっとこっぱずかしい感じがしたのが不思議。当時はカッコいいと思ってたのに。この前後の彼の主演作、ほとんど観てます。今回手始めにこの「トゥルーライズ」を観てみたのですが、なんだか他のはもう観なくていいかなと思ってしまった。過去を振り返るのは止めよう。
「ラストスタンド」の物語もとても良かったですよ。国境沿いの田舎町が舞台なのですが、夜になると街灯もないので真っ暗になってしまうというシチュエーションが、狭い日本の人口密度の高い街に住む私にはとても新鮮でした。そしてそんなのどかな田舎町に飛び込んでくる、ネオンギラギラのラスベガスからやってくる人達との対比も面白かった。ラストスタンドのタイトルの如く、国境際で最後に立ちはだかるシュワちゃんは、年をとってもやっばりカッコいいです。
若い頃のシュワちゃんの方が好きな人も、老けたシュワちゃんの方が好きな人も↓ポチッとな〜。

ターミネーター以外のシュワちゃん作品としては、コレが一番良かったかもしれないとさえ思うほどに。そう感じたのは私が老け専だから?いやそんなことはないと思う。若い頃の方が良かった、なんて思われるほど役者として辛いことはないはずだもの。
実は先日コレ↓も観ました。20年前のギラギラしたマッチョなシュワちゃんが、今観るとちょっとこっぱずかしい感じがしたのが不思議。当時はカッコいいと思ってたのに。この前後の彼の主演作、ほとんど観てます。今回手始めにこの「トゥルーライズ」を観てみたのですが、なんだか他のはもう観なくていいかなと思ってしまった。過去を振り返るのは止めよう。
「ラストスタンド」の物語もとても良かったですよ。国境沿いの田舎町が舞台なのですが、夜になると街灯もないので真っ暗になってしまうというシチュエーションが、狭い日本の人口密度の高い街に住む私にはとても新鮮でした。そしてそんなのどかな田舎町に飛び込んでくる、ネオンギラギラのラスベガスからやってくる人達との対比も面白かった。ラストスタンドのタイトルの如く、国境際で最後に立ちはだかるシュワちゃんは、年をとってもやっばりカッコいいです。
若い頃のシュワちゃんの方が好きな人も、老けたシュワちゃんの方が好きな人も↓ポチッとな〜。

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「ターミネーター:新起動/ジェニシス」観た
2015年 07月22日 00:05 (水)
T2を観た時に、ラストシーンで泣いてしまった私。今作でもあちこちでウルウルしてしまいました。感情移入の対象はシュワちゃん演じるターミネーターT-800です。
タイムトラベル物なので、あちこち時空を前後して筋立てを掴むのがなかなか難しいです。新しいT-3000とかいう、えらく強力なターミネーターも出てくるのですが、これもどうして彼がT-3000になったのか、よくわからないまま終りました。そこいら辺のことは、次回作に持ち越しということでしょうか?
このシリーズを最初に観た時から「人類の救世主サラ・コナーとその息子という唯一無二の存在」というのはとても脆弱で、そういう物に頼らなければいけないという時点で、既に人類の終わりは見えているのではないか、と私は考えていました。なのでT-3000の彼が登場した時点で、やっぱりそういうことか、と膝を打って納得したのは確か。サラ・コナー&その息子に頼る以外の道を探らなきゃならない、ってことなのかなと。
作中の2017年の世界に出てくるジェニシスというコンピューターシステムも、同じ唯一無二のシステムという位置づけになっていて、私にはこのジェニシスとサラ・コナー&その息子とは裏表を成しているように感じられました。いずれにせよ、ただ一つの物に全てをかけるなんてリスクが高過ぎるでしょ。お昼ご飯に全員で同じ弁当を食べない(弁当は必ず2種類用意される)という、海軍方式を見習わなきゃ。笑
このターミネーターシリーズに関わらず、機械が優勢になった世界における「人間VS機械」というのはSF作品での永遠のテーマだと思います。ひょっとするとフィクションではなく、そう遠くない将来のことなのかもしれませんが。
私がシュワちゃんにウルウルしたのは、そこに叶わぬ恋心を感じたから。サラ・コナーに対する個人的(人間じゃないけど)な物と同時に、人間に対する機械の思いのような物を感じたのです。機械に思いがあるかどうかは別として、サラとカイルを時空転送した後の彼の表情はとても切なかった。
一つの次元での物語ではなくなった、ということは物語の終わりはない、ということだと思います。シュワちゃんがいる限りは、次回作もありと考えてもいいんでしょうね。ただ肉体的にどこまで続けられるか、が一番ネックかな。できれば、じゃなくて絶対シュワちゃん本人に出てもらいたいもの。T4みたいのじゃ納得できないわ。

今日からマリアナ海溝潜航3クール目です。
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映画「ターミネーター:新起動/ジェニシス」
作品情報
タイムトラベル物なので、あちこち時空を前後して筋立てを掴むのがなかなか難しいです。新しいT-3000とかいう、えらく強力なターミネーターも出てくるのですが、これもどうして彼がT-3000になったのか、よくわからないまま終りました。そこいら辺のことは、次回作に持ち越しということでしょうか?
このシリーズを最初に観た時から「人類の救世主サラ・コナーとその息子という唯一無二の存在」というのはとても脆弱で、そういう物に頼らなければいけないという時点で、既に人類の終わりは見えているのではないか、と私は考えていました。なのでT-3000の彼が登場した時点で、やっぱりそういうことか、と膝を打って納得したのは確か。サラ・コナー&その息子に頼る以外の道を探らなきゃならない、ってことなのかなと。
作中の2017年の世界に出てくるジェニシスというコンピューターシステムも、同じ唯一無二のシステムという位置づけになっていて、私にはこのジェニシスとサラ・コナー&その息子とは裏表を成しているように感じられました。いずれにせよ、ただ一つの物に全てをかけるなんてリスクが高過ぎるでしょ。お昼ご飯に全員で同じ弁当を食べない(弁当は必ず2種類用意される)という、海軍方式を見習わなきゃ。笑
このターミネーターシリーズに関わらず、機械が優勢になった世界における「人間VS機械」というのはSF作品での永遠のテーマだと思います。ひょっとするとフィクションではなく、そう遠くない将来のことなのかもしれませんが。
私がシュワちゃんにウルウルしたのは、そこに叶わぬ恋心を感じたから。サラ・コナーに対する個人的(人間じゃないけど)な物と同時に、人間に対する機械の思いのような物を感じたのです。機械に思いがあるかどうかは別として、サラとカイルを時空転送した後の彼の表情はとても切なかった。
一つの次元での物語ではなくなった、ということは物語の終わりはない、ということだと思います。シュワちゃんがいる限りは、次回作もありと考えてもいいんでしょうね。ただ肉体的にどこまで続けられるか、が一番ネックかな。できれば、じゃなくて絶対シュワちゃん本人に出てもらいたいもの。T4みたいのじゃ納得できないわ。

今日からマリアナ海溝潜航3クール目です。
映画「トータル・リコール」新旧見比べてみました
2015年 04月08日 00:31 (水)
1990年の旧作、2012年の新作、内容としては特に二つに違いはなかったように感じました。旧作では火星が舞台でしたが、新作の方は地球が舞台。それもオースラリアとイギリスというかなり限られた世界観となっています。ま、それがまた物理的に面白い設定にはなっているんですけどね。
この独特な世界観を表現した新作のCGが素晴らしいです。そういう部分の技術的な進歩だけは感じられたかな、というところ。そりゃ22年も経てば進歩もするでしょうよ。それで言うなら、旧作はシュワルツェネッガーという希有な出演者の力が大きかったことになるかと。コリン・ファレルがそれを凌駕できれば新作の方が素晴らしい物となるんでしょうけど、残念ながら私にはそうは思えなかった。
20年後にまた違う出演者でリメイクしてみる、ってのもアリでしょう。その頃にはもっとCG技術も進歩してるだろうしね。主演は特にこだわらなくてもいいと思うよ、逆に。
この独特な世界観を表現した新作のCGが素晴らしいです。そういう部分の技術的な進歩だけは感じられたかな、というところ。そりゃ22年も経てば進歩もするでしょうよ。それで言うなら、旧作はシュワルツェネッガーという希有な出演者の力が大きかったことになるかと。コリン・ファレルがそれを凌駕できれば新作の方が素晴らしい物となるんでしょうけど、残念ながら私にはそうは思えなかった。
20年後にまた違う出演者でリメイクしてみる、ってのもアリでしょう。その頃にはもっとCG技術も進歩してるだろうしね。主演は特にこだわらなくてもいいと思うよ、逆に。
ターミネーターシリーズ4作 まとめて観賞
2015年 01月19日 00:35 (月)
新作PART5が今年の7月に公開予定と聞いて、まず思ったのが「私はいったい何作目まで観たっけ?」ということ。PART1が1984年、PART2が1991年、PART3が2003年、PART4が2009年の公開です。1〜3まではアーノルド・シュワルツェネッガーことシュワちゃんが出演してますが、4にはちょろっとCGの顔が出ているだけです。
まずは最初の疑問の答えから。PART3までは観てました。PART4は今回初見でした。なんとなく思い出しましたよ、シュワちゃんが出演してないからPART4には全くそそられなかった、ってことを。
シュワちゃんファン目線だと、PART3が一番面白いです。ややコメディ路線とも言えるくらい、ぶっ飛んだアクションがたまりません。敵の女ターミネーターも、シュールで良いです。二人のターミネーターのトイレ内での殴り合いは、ほぼCGだそうですが、私は特に違和感なく楽しめました。
映画としてはPART2が最高だと思います。結末はわかっているのに、何度観てもラストに泣かされてしまうなんて、そうそうない希有な作品の証拠でしょう。ウィキさんによると、ジェイムズ・キャメロンはPART2でお終いにしたかったらしい。シュワちゃんが続編を強く望んだので、PART3が出来たとのこと。なるほど、だからシュワちゃんの魅力満載なのねPART3は。
PART4は少しサスペンスタッチ、まぁ続編になればどうしても話はややこしい物にならざるを得ないんでしょうけど、サスペンスの苦手な私にはあまり旨味は感じられませんでした。新しいキャラが出てきたので、そっちに興味をひかれたのですが、そのキャラが使い捨てだったのでかなりガッカリしたんですよ。ええそうです、サム・ワーシントンがちょっとタイプだったってことです。
PART4は新三部作の一作目という位置づけだったようですが、興行成績が振るわず続編はお流れになったとのこと。じゃPART5はどういう作品なんでしょうね。やっぱりシュワちゃんありきのターミネーターだと、つくづく感じました。PART5にはちゃんと出ているらしいので、今から楽しみです。