「ナイブズアウト」感想
2022年 04月22日 00:44 (金)
ダニエル・クレイグが粘着質のいやらしい探偵を演じてます。
まぁ探偵なんて粘着質でないと務まらない仕事ですけどね。笑
謎解きには私はあまり興味がないので、特筆することはありません。
何より被害者家族の人間模様がなかなか面白かった。
「007ノータイムトゥーダイ」でキュートな新人エージェントを演じたアナ・デ・パルマスがヒロインです。
やや童顔でありながら、意志の強そうな役柄が良く似合ってますよ。
次回作には私の二推しハゲであるデイブ・バウティスタの名前が上がっています。
どうやらNetflix配信になるらしいので、気長に待ちたいと思います。

「ローガン・ラッキー」観てきました
2017年 12月12日 00:05 (火)
監督がオーシャンズ11シリーズの人なので、ノリはまんまオーシャンズのとおりなんですけど、テイストがちょこっとビターです。
これは脚本家の人の故郷への愛が反映されているせいかな、と私は感じました。
「カントリーロード」の歌がストレートに使われていることからも、それはうかがえるかと思います。
それにダニエル・クレイグ演じる変人爆弾魔の首筋に、ウェスト・バージニア州の地図とおぼしき刺青があったんですよ。
主人公のローガン兄弟&妹を始め、爆弾魔に美人FBI捜査官などキャラもしっかり立っています。
そして大金をかすめ取るという、騙し騙されの筋立ても見事。
盗み出した金のその後のエピソードも気が利いていて本当に気持ちいいです。
何より全て丸く納まってメデタシめでたし、なんて最近の作品にしては珍しくないですかねぇ。
物語冒頭、主人公ジミーの持っているスマホの通話はできないけど、カメラ機能は使えるから大丈夫、可愛い娘の写真が撮れれば充分みたいなこと言ってましたが、ひょっとしてあの時点からもう計画は進んでいたのでしょうか?
だとしたらやっぱりこのローガン兄弟は只者じゃないわ〜。
安心して気軽に楽しめる作品です、機会があれば是非ぜひ!

「カジノ・ロワイヤル」感想
2017年 08月22日 11:54 (火)
クラウディオ・サンタマリアが誰かというのはコチラをご覧ください。
この彼が作中どこに出ているのかを確認したくての再見です。
案外早くに出てきたりして、と思っていたら本当に真っ先に出てきましたよ。
<画像が悪くてホント申し訳ない>
<ひたすら殴り合うふたり>
<おお!チラっとイケメンが?!>
物語冒頭のモノクロで描かれるアクションシーンで、ボンドと肉弾戦を繰り広げているのがクラウディオ・サンタマリアだったんです。
そういえば最初にコレ観た時に、アラ!?戦ってる相手も結構私のタイプかも〜♡と思ったような覚えが。笑
台詞は一切なくひたすらトイレの中で殴り合いを繰り広げるだけなので、私はてっきりスタント系の名も無き裏方さんかと思ってました。
クラウディオ・サンタマリアなかなか見応えのあるアクションを見せてくれてます。
3枚目の写真のボンドの後ろ姿越しの表情なんて本当にステキじゃありませんか。
エンドロールにはちゃんとカルロスという役名もついて名前が出ていました。
きっと本国イタリアでは有名な事実なんでしょうね。
日本で例えるなら浅野忠信みたいな位置づけかと思われます。
アクションの観点以外でも、この男カルロスは重要な役どころです。
何しろクレイグボンドが初めて殺した人間ですから。
ターゲット二人目はカルロスの上司で、ともにMI6の人間。
つまりボンドの任務は組織内部の粛清だった、というオープニングなワケです。
やがてお決まりのガンバレルシークエンスという流れも秀逸。
放たれた銃弾の先は、初めてのターゲットだったなんて!
<水に沈めてカルロスを始末した後・・・>
<思いきり油断した後ろ姿がたまりません>
<ところがカルロスはまだ生きてたんですね〜>
<華麗なターンスで振り向くボンド>
<後の壁がトイレのタイルだなんて誰が想像したでしょうか?!笑>
ところでダニエル・クレイグが次作に出るための大きなハードルは、やはり過酷なアクションというのが大きかったようです。
そりゃそうでしょ、つい先日もトム・クルーズの怪我のニュースが報じられたばかりですから。
特に奥さんのレィチェル・ワイズが反対しているとのこと。
けど彼女の例えがいいじゃありませんか「私はジェームズ・ボンドと結婚したんじゃない。現にボンドって結婚してないでしょ。女性をはべらかすだけで無責任な男じゃない。ダニエルは素晴らしく才能に恵まれた俳優。私たちは普通の生活にあこがれているの、ギリシャ産のピーマンを見て、あ、これを使ったいいレシピを思いついた。ダニエルも気に入るわって。そんな生活よ」(ネットニュースよりまるごと引用です)
自分がより危険なことをやりたがっているトム・クルーズと違って、俳優として映画に関わることをダニエル・クレイグが重視しているのなら、危険なスタントはスタントマンに任せていいと私は思います。
そうかダニエル・クレイグはピーマンが好きだったのか〜。

口の固さは折り紙付き
2017年 08月18日 00:05 (金)
映画「ロード・トゥ・パーディション」感想
2016年 04月14日 00:05 (木)
今までにも幾つかギャング物の映画は観てきたのですが、その度にそういう世界の親子関係の難しさを感じていました。
この作品は、そのギャングの親子関係をずばりと描いた物です。
我が子には自分とは違うまっとうな世界で生きて欲しいと願うのは、裏社界に生きる人間の常なのでしょう。
けれどもそれが容易ではないことも知っている、その葛藤を二組の親子を通して描いています。
この作品のストーリーの元になったモチーフが日本の子連れ狼だと知り驚きました。
タイトルも日本語の「冥府魔道を行く父子」から来ているそうです。
え?そうなの?あのドラマってそーゆー物語だったの?
そ、そうだったのか、知らなかったわ・・・。
二組の親子のうち、一方の息子だけがかろうじて裏社会と縁を切ることができます。
あくまでも物語の結末としては。
まだ若い(幼い?)彼が本当に裏社会から抜けられたのかどうか、この作品中ではまだ結論は出ていません。
成長して大人になり自立した時、日の当たる表の道を歩んで欲しいと願うばかりです。
この作品を観ようと思ったのは、監督が「007スカイフォール」と同じサム・メンデスということで、きっと美しい映像が観られるに違いないと思ったからです。
これまでもレンタルBlu-rayの予告宣伝に度々登場するので気になっていたのですが、DVDよりもBlu-rayで観た方がその美しさが引き立つ作品ということだったんですね。
いや本当に美しかったです。
雨が降りしきる中の銃撃戦の美しさはBlu-rayならではと、制作スタッフが語っていました。
でも私はラストのトム・ハンクスが力つきる部屋のビジュアルが最も素晴らしかったと思います。
他にも冒頭の雪景色や、ホテルとその周辺の造形(あれはセット?それとも本物?)も美しかった。
美しい物を愛でるのが大好きな私には、たまらない作品でした。
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映画「ディファイアンス」感想
2015年 10月11日 00:05 (日)
(C)2008 by DEFIANCE PRODUCTIONS, LLC. All Rights R
映画「ディファイアンス」
作品情報
実話が元になっている物語なので観始めてから、あーやっぱりこういう重いのはダメだったかも、ダニエル・クレイグだけに集中しよう、な〜んて思ったんですけど。
結論から言うと、とても良い涙が流せました。おかけで少し心の濁りもとれたみたいです。
涙を流してストレスを発散させる為わざと泣ける映画を観る、という考え方がちょっとだけわかったような気がします。
とはいえ気持ち良く涙の流せる作品なんて、そうそうないんですけどね。
ダニエル・クレイグは悲哀の表情が良く似合う人だと、改めて感じました。
そんなつもりもないのに、どんどん数の増えて行くユダヤ人たちの、リーダーに祭り上げられてしまう男。
その辛さやとまどいがとても良く表現されていました。
でも作中のエピソードから見る限り(どこまでが実話なのかはわかりませんが)ダニエル演じるトゥヴィアという人物はリーダーの素質はあったと思います。
何よりその決断力が素晴らしい。
にわか仕立ての集団で、なおかつ生死のかかっている状況では、決断力こそがリーダーに求められる物だと思うから。
戦時中の物語なので、画面はどうしても暗く陰鬱な物になりがちですが、ところどころハッとするような美しい物が登場します。
一番印象的だったのが、目の色です。
中でも主人公トゥヴィアの森の妻(言い得て妙な言葉)リルカの緑色の瞳が、重要なシーンになると、特別キラキラした光を放つのが驚きでした。
ダニエル・クレイグも、しょっちゅう泥だらけ、傷だらけ&血まみれの薄汚い風体になるのですが、そんな時でも青い瞳だけは輝きを失わなかった。
ひょっとすると多少は映像加工されていたのかもしれません。
でも加工されていたとしても、それならそれでとても素晴らしい演出だと思う。
こういうのは日本人には真似できないところですよね。
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映画「カウボーイ&エイリアン」感想
2015年 09月07日 00:04 (月)
(C)2011 Universal Studios. ALL RIGHTS RESERVED.
映画「カウボーイ&エイリアン」
作品情報
楽天レンタルの履歴になかったところを見ると、TSUTAYAの店舗で借りたのでしょうか。
それが思い出せないくらい随分前の観賞ですが、せっかくなのでダニエル・クレイグ祭りに入れておきます。
カウボーイ姿のダニエル↓がとにかくカッコいいです。ただし観るべきところはそれだけ。
ハリソン・フォードも出てるけど、存在感うっすうす。敵のエイリアンもやたら弱いし。
ダニエル・クレイグファンのために、彼のカウボーイ姿を撮って見せてくれた、ありがた〜い作品だと思います。

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「レイヤー・ケーキ」感想
2015年 08月21日 23:13 (金)
11年目に突入のひらで〜さんの華&韓ドラマ情報満載ブログ☆お気楽♪電影生活☆はコチラです。
裏社会でガッツリ金を貯めたので、さっさと足を洗おうとしていた若者が、どんどん深みにはまっていく様子を描いたこの作品。
一言で言うならスタイリッシュクライムサスペンスとでも表現できるでしょうか。
って、・・・アレ?あれれ?なんだ?このデジャヴ感は・・・?!
と、思ってwikiをひも解いてみると、なんと「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」の製作陣とかな〜りかぶってるではありませんか!
なんだ、そういうことか、通りで納得です。
若者のお祭りバカ騒ぎ感の強かった「ロック、ストック【以下略】に比べると、こちらはダニエル・クレイグ演じる一人が主人公なので、緊張感のある引き締まった造りとなっています。
何より一番の相違点は、結末がしっかりと決められていることでしょうか。
とはいえ特典映像によると、ラストのシーンはいくつか用意されていて、最終的に監督の決定でこの結末になったとのこと。
配給会社のソニーが望んでいた物とは、真逆だというのもなかなか興味深いです。
裏社会を出し抜こうとする小賢しい若者を、ダニエル・クレイグが好演しています。
一度手を染めたら、そうそう簡単に抜けられる世界じゃないと思うんだけど裏社会なんて。
ま、いわゆる若気の至りってヤツですかね。ああ、またしてもミモフタモナイ
ポチ↓が西向きゃ尾はひがし〜。

「トゥームレイダー」二作まとめて観た
2015年 07月30日 00:05 (木)
役柄としては主人公ララ・クロフトの敵の軽薄な男前というダニエル。あんまり濃いキャラではありません。アクションもそれなりに華麗にこなしてはいましたが、ラストにどうなったのか記憶にない・・・。助かったんだっけ?それとも生還できなかった?どうでもいいや、くらいの位置づけの、印象薄〜いキャラでした。
作品としては一作目の方が断然面白いです。アクションシーンが多彩で工夫されていて、とにかくガンガン攻めてくる感じ。使われているセットもとても大掛かりです。二作目はロケにお金がかかってるだけで、アクションの面白さはあまり感じられなくて残念。でも予期せぬところでサイモン・ヤムに会えたのはめっけもんでした。ピチピチ若くてギラギラした彼が観られたのは本当にラッキー。とはいえ私はスーツの似合う紳士な彼の方が好きなんですけどね。
一作目二作目の間が2年ほどしかありません。でもその間に主演のアンジェリーナ・ジョリーがずいぶんとあか抜けて綺麗になっていました。一作目の彼女は野生児みたいな風貌でしたから。わずか2年の間にハリウッド女優らしくなったなぁ、というのが良くわかります。何をどうしてそうなったのか、深くは追求しないのがお約束ってもんでしょうな。笑
ポチポチ↓亀よ〜亀さんよ〜♪

「ドラゴン・タトゥーの女」感想
2015年 07月12日 00:03 (日)
映画「ドラゴン・タトゥーの女」
作品情報
ダニエル・クレイグ祭りです。ちょっと怖そうなので例の如くホラー担当の娘と一緒に観賞。でもそんなに怖い場面はありませんでした。猟奇的な殺人事件が関わってくるので、そういう写真などは少し出てきますけど。
いくらか情けない系のダニエルがなかなか良い味を出しています。慣れない不法侵入をする姿が面白い。全然耳が尖ってないんだもん。思わず「ジェイムズ・ボンドかも〜ん!」と声かけてしまったわ。サスペンスとしては本当に良くできています。殺人事件の真相などは、まぁありきたりといえばありきたり。でもそれをどう解決に結びつけていくか、そのへんの見せ方が本当に見事でした。
この作品の物語はダニエル・クレイグ演じるジャーナリストのミカエルが主軸となって進んでいきますが、主人公はタイトルの通りドラゴン・タトゥーの女性です。思った通りこれ一作では終らないのですね。続編も同じキャストでできるなら、ぜひ観てみたいです。かなりハードル高そうだけど。
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