「燃えよ、マッハ拳!」感想
2015年 07月03日 00:05 (金)
ケイン・コスギ目当てに観てみました。これまで私の観たケイン出演作の中で、アクションの分量も質も一番良い役まわりだと思います。ケインの美しい足技を沢山堪能できます。でも映画としてはあまりにひどい、とにかく脚本がひど過ぎる。物語の整合性なんてまるっきしありません。
アクションコメディなのかと思ってました。でも違ってました。主軸はくだらないラブコメです。ヒロインがとにかくひどい。敵であるサミー・ハン演じる主人公とどうして恋に発展するのか、な〜んもその当りのことが表現されてません。
調べてみたらサモ・ハン・キンポーが息子サミー・ハンのために作った映画とのこと。つまり親バカ作品でしたか、なるほど納得です。通りで主人公のアクションは大したことなかった訳だわ。アクションの見どころは全てケインの物です。それを考えたらケインにとっては美味しい作品ということになるのでしょうか。
体操服みたいな運動着を着たケイン・コスギがやたら若々しく見えます。そんなに古い作品でもないのに「ニンジャ・アベンジャーズ」がかなり老け役だったので、ちょっと驚きでした。頑張れ!ケイン!いつか必ずドニー・イェンと対戦してね〜っっ!
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ケイン・コスギ助演「ニンジャ・アベンジャーズ」感想
2015年 06月25日 00:05 (木)
(c)2012 N2 Productions, Inc. All Rights Reserved.
映画「ニンジャ・アベンジャーズ」
作品情報
ケインが主演じゃないのが残念ですが、劇場公開時に観に行きたかったけどできなくて、レンタルするのもなんだし、サクッとBlu-rayを購入しました。一度は肌を触れ合わせた仲(サイン会で握手しただけのことです)だもの、それくらいのことしなきゃね。
アクションシーンにCG不使用なのは言わずもがな、編集も極力控えられ引いたカメラでの長回し映像が素晴らしいです。見ていてとにかくハラハラドキドキで、目が離せません。主人公ケイシー(スコット・アドキンス)はもちろんのこと、街のチンピラに至るまで武道経験者で占められていて、みな強いのなんの。偽物の刀やナイフなのはわかっているのですが、それでも当たったら痛いだろ〜と思うと、本当にビクビクしてしまいます。
一番のお目当てだったケインのアクションは、最後の最後までおあずけ。まさに主人公の相手のオオトリで、これは本当に見応えありました。けど彼の英語の台詞がみょーにカタコトで、あれ?ケインて英語が母語じゃなかったっけ?と思っていたら、メイキングでのインタビューでは普通に英語しゃべってました。どうやら日本語英語(カタコト英語)の演技だったみたい。それがすご〜く上手だったのには驚きましたわ。あ、でも日本語は本気でカタコトでしたよ。あれがケインの普通の日本語力だと私は思ってますが。
見栄え重視でかっこよく作られたアクションに食傷気味な方には、是非ゼヒオススメします。オールドスタイルでの新しいアクション作品はなかなか新鮮ですよ。最後に一つだけダメ出しを。ケイン・コスギのヒゲ、もう少しなんとかならなかったんでしょうか。素材は悪くないと思うんだけど、なんていうかその〜、スケベっぽく見えるのよねぇ。
ケイン・コスギのヒゲが似合うか似合わないか投票所はコチラ↓です。大嘘

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