映画「妻への家路」感想
2016年 05月18日 00:05 (水)
私のターワン陳道明チェン・ダオミン祭りのカテゴリ作りました。男前は枯れても男前、年を重ねる程に魅力的になるのが本物の男前ってもんでしょ。
文化大革命の頃の中国の物語です。
政治犯として捕らえられていた父親(チェン・ダオミン)が家族に会いたさから脱走するも、かなわず再投獄。
文革時代が終わってからようやく釈放されてみれば、妻は夫の顔が思い出せないほど心に深い傷を負っていた。
そんな妻の回復を願い夫は色々と手を尽くす。
ざっっっくりとしたストーリーはこんなところ。
家族の設定年齢がよく分からなかったのですが、夫婦が40歳代〜60歳代くらいまでの時間経過でしょうか。
妻の心の傷は、娘の裏切りが発端となっているのですが、その娘の裏切りは文革時代の社会の歪みから来ているわけです。
そして父が投獄されたのも、その社会の歪みゆえ。
若い娘は社会の歪みに気付かない、いや気付けない。
まっすぐな定規がないと歪みがあるかどうか、計ることもできないから。
歪んだ社会に必死に馴染もうと、バレエのレッスンに励む娘丹丹の、のびやかでまっすぐな肢体が本当に眩しいです。
序盤の脱走した父親が家族に会いに来るくだりは、まるで刑事物のアクションドラマのようでハラハラしました。
けれどもこの物語に結末はありません。
全然ドラマチックなことなどないまま、淡々と幕が下ります。
若い人にはおそらく『へ?オチはないの?これで終わり?』と感じられることでしょう。
でも普通の人の人生なんて、そういうもんだと思うよ。
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文化大革命の頃の中国の物語です。
政治犯として捕らえられていた父親(チェン・ダオミン)が家族に会いたさから脱走するも、かなわず再投獄。
文革時代が終わってからようやく釈放されてみれば、妻は夫の顔が思い出せないほど心に深い傷を負っていた。
そんな妻の回復を願い夫は色々と手を尽くす。
ざっっっくりとしたストーリーはこんなところ。
家族の設定年齢がよく分からなかったのですが、夫婦が40歳代〜60歳代くらいまでの時間経過でしょうか。
妻の心の傷は、娘の裏切りが発端となっているのですが、その娘の裏切りは文革時代の社会の歪みから来ているわけです。
そして父が投獄されたのも、その社会の歪みゆえ。
若い娘は社会の歪みに気付かない、いや気付けない。
まっすぐな定規がないと歪みがあるかどうか、計ることもできないから。
歪んだ社会に必死に馴染もうと、バレエのレッスンに励む娘丹丹の、のびやかでまっすぐな肢体が本当に眩しいです。
序盤の脱走した父親が家族に会いに来るくだりは、まるで刑事物のアクションドラマのようでハラハラしました。
けれどもこの物語に結末はありません。
全然ドラマチックなことなどないまま、淡々と幕が下ります。
若い人にはおそらく『へ?オチはないの?これで終わり?』と感じられることでしょう。
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