映画「80デイズ」感想

例の如く何が目当てでコレを借りたのか、オープニングクレジットですぐさま判明しました。仕方ないのでスティーブ・クーガン祭りのカテゴリ作りましたよ。笑


80デイズ
映画「80デイズ
作品情報



ジュール・ベルヌの冒険小説「80日間世界一周」が元になった、おそらく子ども向け作品。
小説の主人公はイギリス貴族フィリアス・フォッグなので、それを演じているスティーブ・クーガンが主役ということになるのでしょうけど。
スティーブ・クーガンの良さが全く活かされてなくて、ただただ残念。
これこそまさに役不足ってヤツですな。
スティーブ・クーガンには失礼な言い方かもしれませんが、もっと若くて顔がいいだけの俳優で充分だったと思うんですよ。
明らかにミスキャストですわ。

むしろ活躍しているのはフォッグの召使い役パスパルトゥーのジャッキー・チェン。
原作ではフランス人であるバスパルトゥーを、フランス人と中国人のハーフという口から出任せ設定にしてしまいます。
おかげで中国を舞台にしたシーンは見応えありました。
ワン・フェイ・フォン役にサモ・ハン・キンポーは出てくるし、アラブだかペルシャだかの王子にシュワちゃん(当時はまだ現役知事だったらしい)は出てくるし、キャストはやたら豪華。
でもね、所詮は子ども向け作品、大人にはかなり退屈です。

途中ウトウトしちゃったんですけど、終盤スティーブの台詞に「女性の服が着られて良い経験になった」みたいなのが出てきたので、わざわざ戻って探して確認したんです。
スティーブ・クーガンの女装は見逃しちゃならんと思ったので。
ところが場所がインドだったので、サリーをひっかけているだけでおよそ女装とは言えない代物でした。
むしろジャッキー・チェンはドレスを着ていたので、そっちの方が見物だったかも。
興行的にも失敗だったこの作品、スティーブ・クーガンにとってもジャッキー・チェンにとっても黒歴史のようです。

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映画「あなたを抱きしめる日まで」感想

コメディアンではないスティーブ・クーガンを観てみようと思いコレをレンタルしてみました。でも決してスティーブ・クーガン祭りじゃありませんからね。


あなたを抱きしめる日まで
映画「あなたを抱きしめる日まで
作品情報



原題はPhilomena(ジュディ・デンチ演じる主人公の名前)とシンプルです。
マーティン・シックススミスという人が記したノンフィクション「The Lost Child of Philomena Lee」という本が原作とのこと。
この映画のことはほんのチラッとだけ頭の片隅に興味がありました。
主演が007のM、まさにジェイムズ・ボンドの母のような女性を演じていたジュディ・デンチだったから。
彼女の007以外の作品も観てみたいなと思っていたんですよ。

ざっくりとしたあらすじは以下の通り。
若気の至りで未婚の母となってしまったイギリス人フィロミナ・リーは、カトリックの尼僧院で出産し子育てをしていた。
ところが彼女の息子アンソニーはアメリカに養子に出され、以降の消息が途絶えてしまう。
50年の月日が過ぎてもアンソニーのことが忘れられないフィロミナは、息子を捜し出そうとするが調べれば調べるほど謎が深まり・・・という物語。

スティーブ・クーガンはフィロミナの息子探しに協力するジャーナリストで原作本の著者シックススミスを演じています。
この作品は息子探しの物語よりも、フィロミナとシックススミスの二人の考え方の違いの描写がキモだろうと思いました。
その考え方の違いとはズバリ、神を信じるか信じないか。
フィロミナは信じていて、シックススミスは信じていません。

これは別にキリスト教徒かどうか、そういう問題ではないと思います。
神を信じる=自分以外の誰かを愛する、そういうことだと私は解釈しました。
「私は神など信じないっっ」と吐き捨てるように言う、スティーブ・クーガンのシリアスな演技も興味はひかれましたが、それ以上に私はこの作品の脚本制作にも彼が関わっていることに驚きました。
スティーブ・クーガンは、やはりタダのコメディアンではない、それを実感した作品です。
とても心にしみ入る作品なので、未見の方は是非ぜひ。

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映画「ロック・ミー・ハムレット」感想

何故これをレンタルしたか、見始めてすーぐ思い出しました。主演のスティーブ・クーガンは、あの「スティーブとロブのグルメトリップ」と「イタリアは呼んでいる」のスティーブだったんです。


hamlet2.jpg

映画「ロック・ミー・ハムレット!
作品情報



高校で演劇講師をしている売れない俳優ダナ(スティーブ・クーガン)が、シェイクスピアのハムレットを元にしたハムレット2というパロディ劇を上演し起死回生を図る、というのがざっくりした筋立て。
高校演劇のストーリーですから、沢山の映画の話題が出てきます。
そういうところはグルメトリップのテイストにちょっと似てるんですけど。
製作陣は特にグルメトリップと被っているワケでもいないらしい。
似たようなテイストに感じるのは、主演のスティーブの濃い〜いキャラのせいなんでしょうね。

いやぁ、相変わらずスティーブの口の滑らかなこと。
息つく暇も無い、まさにマシンガントークがそこかしこで繰り広げられます。
「SPY/スパイ」の特典映像を観た時に痛感したのですが、コメディ作品というのはかな〜り、というか相当アドリブが重要なんですね。
メリッサ・マッカーシーが、ぐいぐいアドリブをねじ込んで来て、端役の男性を泣かせそうになる、というコメディエンヌっぷりを見せていました。
きっとスティーブもそんな感じなんだろうなぁ。

男子高校生の一人に、見覚えあるような顔があったんですわ。
いわゆるワルのリーダーみたいなクセのあるキャラで、まず本名がわかりません。
教師のダナには適当にでっち上げの名前を名乗ってたらしい。
なのでエンドクレジットで、探してもキャラ名はわからなかったんですけど、演じているのが誰なのかはわかりました。
それはJoseph Julian Soriaこの彼↓です。
高校生役なので、ヒゲがなかったから気がつかなかったのよ。笑


ahomission2.jpg




つまりエンドロール見てようやく思い出したってワケです。
この作品の目当てはスティーブではなく彼だったらしい、ということに。
このホセ君(ジョセフ・ジュリアンというよりホセ・フリアンの方が私的にしっくりくる)生徒の中では一番良い役をやってます。
ですから特典映像ではきっとインタビューがあるに違いないと期待しました。
ところが、

主演がコメディアンのスティーブですから特典映像には、劇中劇ハムレット2でスティーブが演じたキリストやら、アインシュタインやらのインタビューなんかも入ってます。
そして待ちに待ったホセのインタビューが始まった途端、横からそれらのキリストだったかアインシュタインだったかが割り込んで来て、結局ホセは殆どしゃべらないで終ってるんです!!!

どーゆーこと???
ホセはスティーブに恨みでも買ったとか?
そんなおっさんのキリストなんか見せられても嬉しくないわよっっっ。
もっとホセにしゃべらせなさいよっっっっ。

と、こうして映画本編とは全然違う部分で記憶に残る作品となりました。
ホセ君もっと見てみたいなぁ。
アクションも悪くないみたいだし。
テレビドラマには沢山出てるらしいのよねえ・・・。

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映画「イタリアは呼んでいる」感想

「スティーブとロブのグルメトリップ」の続編です。テイストは前作とほとんど同じ、相変わらずの中年男性二人による映画ウンチク垂れ流しロードムービー。


イタリアは呼んでいる
(C)Trip Films Ltd 2014
映画「イタリアは呼んでいる
作品情報



1作目が売れたんでしょうねぇ、旅先が国外にまで延びてますよ。
イタリアまでの飛行機もヴァージンエアーのビジネスクラスだったらしい。
前作は主にスティーブ中心の物語でしたが、今作はロブの方に少し重点が置かれていたような気がします。

まず真っ先にミニクーパーでイタリア旅行と言えばあの映画(の感想はコチラ)、と思っていたら予想通り出て来ましたよ。
彼らが話題にしていたのは、きっと旧作の方じゃないかと思うんですけど。
何しろ旧作の方がず〜っとイギリスらしいもの。
それにしてもイギリス人って、大陸に渡って運転しても違和感感じないんでしょうか。
左側通行から右側通行になるのに。
良く簡単に適応できるなぁ、と感心しますわ。

そしてとにかくイタリアの景色と料理が素晴らしい。
前作のニューウェーブな趣のイギリス料理より、遥かに食欲をそそります。
季節も夏のようです。
夕景の海で泳ぐシルエットが本当に絵になります。
おっさんだからシルエットで十分だし。

以下いくらかネタバレしてますので、ご注意あれ。


インターミッションにクレイグボンドの画像をどうぞ
craigbond3.jpg



バットマンに関して私はほとんど情報がないのですが、それでも二人のやりとりは十分に楽しめました。
クリスチャン・ベイルの物真似が似ていたかどうかは全然わかりませんでしたが。
アドリブなんだか脚本通りなんだかわからない、あの演技は本当に見ていて笑えます。

今回もジェイムズ・ボンドの話題があります。
それもボンド役全俳優に対しての忌憚の無い意見交換が。
6人の俳優のうち、イングランド人は一人だけだって言ってたけど、誰のこと?
ロジャー・ムーアのこと?
ダニエル・クレイグもそうじゃないの?
というか、やっぱり英国の人たちってイングランド、ウェールズ、スコットランド、アイルランドの違いにこだわるんですね。
ウェールズってそんなにイングランドと違うのかぁ。
日本人には良くわかりませんわ。

前作ではスティーブの女性に対するだらしなさが目をひきましたが、今作ではロブのそれが際立っていました。
だってロブは妻帯者なんですよ。
しかも奥さんは二人目を妊娠中だってのに!

懺悔を受けた女性(スティーブの元妻)は、あれじゃ共犯者みたいになっちゃうでしょ。
私だったら黙っていられないわよ。
いや、きっとほくそ笑むかな、良い脅迫のネタが手に入ったと。


脅迫の得意な人はコチラを→

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映画「スティーブとロブのグルメトリップ」感想

イギリスの湖水地方を巡るグルメ雑誌の取材記者スティーブとロブのロードムービー、ではなくてロードモキュメンタリー、かも。


スティーヴとロブのグルメトリップ
映画「スティーヴとロブのグルメトリップ
作品情報



どこまで演技でどこまで本気なんだかわからない、スティーブとロブのやり取りが面白いです。
スティーブもロブも元俳優(というか今もたぶん俳優なんだけど演技の仕事がこないというのが本当のところ)のようで、他の俳優やら映画やらの噂話に余念がありません。
ロブは子ども番組の声優のようなことをしているらしく、とある博物館で閉館間際に入ろうとして一度は断られたのに、ロブのことに気付いた係員が「子どもが大ファンなのよ〜云々」という流れから結局うまい具合に入館させてもらえた、な〜んてエピソードには笑いました。

グルメ雑誌の取材旅行ですから、あちこちレストランで食事をするのですが、そこで出される料理も何やら分子料理のようで、本当にあるレストランなのかどうかも少し疑わしくなってきます。
物語のほうも同様に、どこまでフィクションでどこからノンフィクションなのか、その境目がわからなくなる感じがなかなか愉快。
映画の話題でロブがヒートアップするのをあきれて見ているスティーブは、ひょっとすると本気であきれてたのかも、とも思えてくるんですわ。

作中にはとにかく色々な映画や俳優の話題が出てきます。
映画好きならば、必ずどこかに知っているポイントがあるはず。
私の場合は「Come come Mr.Bond」という台詞でした。
コネリーボンドの007に出てきたブロフェルドの物じゃなかったかな。

筋立ても思ったよりしっかりしていて、ただの珍道中ではありません。
冬枯れの湖水地方の寂寥感に、バツイチのスティーブの寂しさが重なります。
コメディテイストでありながらも、心に染みる他には見られない作品だと思います。
未見の方は是非ゼヒ!

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ケフコタカハシ

Author:ケフコタカハシ
半世紀を越える人生のほとんどを西洋かぶれで過ごしてきた主婦。ここ2年ほど山田孝之演じる実写版ウシジマくん中毒。「闇金ウシジマくんthe final」13回観ました。バイバイウシジマなんて言いませんからね〜!

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「女の終活日記」
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現在の主な観察対象:山田孝之、ジェイソン・ステイサム
初恋の禿:ユル・ブリンナー
初恋の髭:デニス・ウィーバー
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