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「銀魂2」観てきました

2018年 08月27日 00:05 (月)

特段期待していなくて観に行くかどうか迷ったんですけど、思ったより見応えがあってよかったです。長澤まさみがちょっとだけ出ていたのでカテゴリ長澤まさみに入れておきます。堤真一の白髪リーゼントに★を進呈してヒゲハゲ満足度5点満点で4★★★★



銀魂22018
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福田雄一コメディはもうお腹いっぱいで、お金出すほどでもないと思ったのでポイント使ったタダ見をしました。
今回は新撰組の面々がかなり出張っていて、小栗旬演じる主人公銀さんはラストにちょっと活躍するのみ。
私どーゆーワケか新撰組ってあんまりピンと来ないんですよ〜。
物語の中心がこの新撰組の内紛なので、話の流れに全然ついて行けなくて。汗

でも小栗旬世代の俳優がぞろぞろ登場した上、皆良い演技を見せてくれたので、その点がとても良かったんです。
柳楽優弥の変幻自在の造形に、二次元メガネインテリそのまんまのような三浦春馬、女装が似合って可愛いけどデカ過ぎ岡田将生、結婚おめでとうの勝地涼。
そしてそしてラストに主人公銀さんと対決するまで一体誰が演じているのかわからなかった窪田正孝。
いやマジで彼が出ているなんて知らなかったんですよ。

もうひとつ動きはあまりなくて佇んでセリフを口にするばかりだった堂本剛の、三味線を持つ手の色っぽさに存在感の強さを感じたりもして。
そういうキャスティングというのか適材適所感が素晴らしいのは、福田監督のなせる技なのかなと感心した次第。
極貧のヨシヒコシリーズから潤沢な資金の銀魂シリーズへ、福田雄一作品がステップアップしたのはとても喜ばしいことだと思います。
あら偶然にも昨年の「勇者ヨシヒコ ダイブイキタクナルツアー」から今日でちょうど一年だったんですね。


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「嘘を愛する女」観てきました

2018年 02月06日 21:35 (火)

長澤まさみ祭りです。まさかの昨年観た「散歩する侵略者」と対になるような筋立てにびっくりしました。


usoai20018.jpg
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Y氏主演の闇金ウシジマくんにはまって以来、片っ端からY氏の出ている物を観てようやく、国内の俳優事情のような物がいくらか把握できたような気がします。
それまでなかなか顔と名前が一致しない若い女優が二人、そのうちの一人が長澤まさみ、もう一人はY氏との共演の多い彼女。
この二人の女性の区別がどうにもはっきりできなかったんですけど、今はしっかりわかるようになりました。
Y氏のノリについていける、ある意味Y氏の女性版と言っても過言ではないくらいの、とても才能豊かな女優それが長澤まさみだと私は思っています。

いつだったかY氏が何かのインタビューで、次に主演するならコテコテの恋愛物がいい、と言っていました。
その後に発表された彼の主演コテコテラブストーリー「50回目のファーストキス」の相手が長澤まさみと聞いた時、なるほど〜と納得したものです。
「散歩する侵略者」での長澤まさみ、この「嘘を愛する女」の長澤まさみ、どちらもいくらか悲劇のヒロインな役どころの彼女はお腹いっぱい。
相手役が松田龍平に続き高橋一生ときて、満を持しての山田孝之です。
コメディキング福田雄一監督による6月1日公開「50回目のファーストキス」がただただ待ち遠しい。

以下「散歩する侵略者」と「嘘を愛する女」両方のネタバレしながら感想を綴っておきます。
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50kiss20180127.jpg
<50回目のファーストキス予告から切り取りました>




「散歩する侵略者」での長澤まさみ演じるナルミは、夫シンジ(松田龍平)が浮気をしていることを知り、それを本人に追求するも夫はそれを認めない、何故なら彼は地球外生命体に体を乗っ取られていたから、という役どころ。
「嘘を愛する女」での長澤まさみ演じるユカリは、5年間一緒に暮らしていた恋人キッペイ(高橋一生)がくも膜下出血で倒れたことで、彼の身分証明書が偽造された物で名前すら偽であることを知る、という役どころ。
一人の男を愛しているのかいないのか疑うべきか信じるべきか、その男が生きているのかいないのか本物なのか偽物なのか、これ以上ないくらい揺れる女心を長澤まさみは見事に表現していました。

奇行を繰り返すシンジを信じようとするナルミ、意識のなくなったキッペイの手を握り涙するユカリ、その姿は表と裏のように重なっていると私は感じました。
けれども結末は全く逆、かろうじて希望の光の射したユカリの未来と、とても希望など感じられないナルミの未来、私はわずかでも希望のある未来を選びたいです。

それにしても、この映画「嘘を愛する女」の公開時期にT小室さんの引退発表ってのはなんとも奇遇ですなぁ。
くも膜下出血と聞くと、私が今の家に引っ越して最初の子どもの小学校での保護者会でのことを思い出します。
転校した先での初めての保護者会で、その中に母親にしては高齢の女性が参加していることに違和感を覚えました。
私自身も転校生の親ですから顔見知りもなく隅っこの方でその女性と並んで座っていたところ、担任の先生からその女性の紹介がありました。
母親が病気のため祖母が代わりに出席しているとのこと、そして母親の病状の報告もなされました。

曰く「洗濯物を畳むくらいのことはできるようになりました、テレビの相撲中継を観るのが好きで贔屓の力士が勝つと手をたたいて喜んでいます」
病気になったのは確か男子生徒の母親だったと記憶しています。
けれども上の娘の同級生だったか、下の娘のだったのか、いずれにせよ私とさして年は変わらないはずのその母親の病気。
それはくも膜下出血だったのではないか、20年が経とうとしている今改めて思い出され、胸が痛んでなりません。


「散歩する侵略者」感想はコチラ

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「散歩する侵略者」観てきました

2017年 09月12日 00:05 (火)

長澤まさみ祭りです。他に松田龍平と長谷川博己などなどなかなか豪華なキャスティング。見応えはあったのは確かですけど、結末がどうにも私の好みではなくて。長谷川博己のヒゲに★を進呈してヒゲハゲ満足度は3★★★

sinryakusha2017.jpg
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凄惨な殺人事件の現場のシーンから始まり、ぐいぐいと引き込まれていく展開はとてもエンタメ度に富んでいたと思います。
メインの3人の他に光石研、笹野高史、東出昌大、児嶋一哉、前田敦子、満島真之介とそうそうたる顔ぶれ。
演技演出は申し分なかったと思います。

本当は私のあまり好きではない、若干説教臭いとも感じるような主義主張の詰まった台詞も我慢しましょう。
今の世界をいくらか皮肉ったような物語も、まぁ許容範囲です。
でも、でも、やっぱり私はハッピーエンドが好きなんです。
長澤まさみの演じるナルミには幸せになって欲しかったんです。
あの結末は私には切ないではなくて、辛いとしか感じられなかったから。


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WOOD JOB !(ウッジョブ)神去なあなあ日常

2017年 07月06日 00:05 (木)

長澤まさみ祭りのカテゴリ作りました。都会育ちの若者が林業に目覚める、ベタ過ぎるほどの展開がむしろ心地良い。さくさく進む展開は、テンポ重視の私のポイントが高くなります。伊藤英明のヒゲに★を進呈してヒゲハゲ満足度は5点満点の4★★★★



woodjob.jpg
大学受験に失敗し高校卒業後の進路も
決まっていない勇気(染谷将太)は
軽い気持ちで1年間の林業研修プログラムに参加することに
向かった先は携帯電話が圏外になるほどの山奥のド田舎
粗野な先輩ヨキ(伊藤英明)のしごき
虫やへびの出現と過酷な林業の現場に耐えきれず
逃げようとする勇気だったが・・・




「山田孝之のカンヌ映画祭」を観てからこっち、長澤まさみのことが気になって少し彼女を追いかけてみようと思います。
彼女は近頃めっきり大人の女性らしい色気に溢れてきましたよね。
それでいて割とサバサバした印象の、まさにハンサムウーマンという言葉がぴったりで、そういうキャラがこの作品にもしっかり生かされていました。

都会育ちの若者に染谷将太、粗野な先輩ヨキに伊藤英明、このキャスティングからしてベタすぎて面白みがないような気がしてたんですけど、全然そんなことはなかった。
見事なくらいヘタレな染谷将太に、本気で木こりができそうな伊藤英明が、本当に面白くて。
キャラが立つというのはこういうことを言うんだな、というお手本のようでした。
ラストのお祭り騒ぎは、いささかコメディ度盛り過ぎな気がしないでもないんですけど、面白かったからいいんです。
見終わって「ああ良い116分を過ごせたな」そう感じられれば、良い作品ってことだと思います。

と、見終わってからようやく思い出しました。
この原作小説に興味があって、読んでみようかなと思っていたこと。
そこでさくっとネットで注文して読んでみることに。

kamusarision.jpg

小説では山火事のエピソードがクライマックスなんですけど、さすがに山火事を映画の中にもってくるのはお金掛かり過ぎるから削ったんだなと私は推測しました。
そして祭りをクライマックスに持ってくる、これは良い判断だと思います。
読むのが早い人なら映画の時間と変わらないくらいで読めるであろうボリュームの小説です。
私はもうちょっとかかりましたけど。
映画も小説もどちらも気軽に手を出せる物かと思いますので、是非ぜひオススメです!

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