『ハイ・ライフ』感想
2022年 12月07日 00:05 (水)
太陽系をはるかに超え宇宙を突き進む一隻の宇宙船「7」
その船内でモンテ(ロバート・パティンソン)は
生まれたばかりの娘ウィローと暮らしている
宇宙船の乗組員は9人全員が死刑や終身刑の重犯罪人たち
モンテたちは刑の免除と引き換えに
美しき科学者ディブス医師(ジュリエット・ビノシュ)が指揮する
人間の性にまつわる秘密の実験に参加したのだった
だが地球を離れて3年以上
究極の密室で終わり無き旅路を続ける彼らの精神は
もはや限界に達しようとしていた
そんな中ミッションの最終目的地ブラックホールがすぐ目の前に迫っていた
私の最も苦手とするジャンル宇宙船物で、テーマはおそらく生命の存続。
物語は幼い娘を世話しながら、宇宙船の修理をするモンテ(ロバート・パティンソン)の姿から始まります。
他に乗組員はいません。
宇宙船はどんどん地球から遠ざかっています。
進路変更などの術もないらしい。
宇宙船のこれまでの旅が断片的に描かれていきます。
ザックリとした言い方をすると、死刑にされるよりは宇宙船内での人体実験に参加することを選んだ犯罪者たちの末路ということです。
唯一生き残ったモンテとその娘、終盤には娘がかなり成長しています。
白髪頭で老けメイクのロバパティの造形が、とてもすごくかなり辛いです。
今作ではジュリエット・ビノシュがスッポンポンで腰を振ってます。
エロチックというよりは、不気味で正直気持ち悪いの。
観終わって、いろいろ後悔しました。
モンテとその娘はどうなるのか、想像すると本当に胸が苦しくなるから。
ブラックホールのその向こうに、ひょっとすると楽園があるのかもしれない、そう考えるしか希望がないのです。

コメディ観たいのに
2022年 12月05日 00:12 (月)
wikiのロバパティのページによると、日本未公開の作品が一つあるようです。
それがどうやらコメディサスペンスっぽいのよ。
コメディ好きとしては、とっっっても気になりますわ。
いくつか前の記事でロバート・パティンソンの麗しいコスチューム姿が見たい、と書きました。
けどバットマン役ってひょっとして究極のコスプレなんじゃ?
確かにマントをひるがえしてカッコよくアクションをこなしてますが、ちょ〜っと違うんだよねぇ。
できればもっと堂々と華麗にゴージャスにズルズルヒラヒラさせて欲しい。
そしてもちろん、満面の笑みを見せて欲しい、切にそう願います。

『ライト・ハウス』感想
2022年 12月04日 00:05 (日)
1890年代ニューイングランドの孤島
4週間に渡り灯台と島の管理をおこなうため
二人の灯台守が島にやってきた
ベテランのトーマス・ウェイク(ウィレム・デフォー)と
未経験の若者イーフレム・ウィンズロー(ロバート・パティンソン)は
初日からそりが合わずに衝突を繰り返す
そんな険悪な雰囲気の中
島を襲った嵐により二人は島に閉じ込められてしまう
人相がわからなくなっても大丈夫、だって登場人物は二人しかいませんから。笑
あ、でももう一人出てきますけど。
いや一人じゃなくて一匹かな?
そうです人魚です。
その人魚相手にまたロバート・パティンソンがスッポンポンで腰を振るんです。
人魚とどうやってFするのか、気なる人は観てみましょうね。

『ウェイティング・バーバリアンズ帝国の黄昏』感想
2022年 12月02日 00:05 (金)
19世紀のアフリカ、ある帝国に支配された辺境の町で
「蛮族が攻めてくる」といううわさが流れていた
治安維持のためにやってきた中央政府の警察官僚(ジョニー・デップ)と
副官(ロバート・パティンソン)らは厳しい弾圧や残酷な拷問を強行
彼らの横暴な振る舞いに街の民政官(マーク・ライランス)が抵抗する
これは現在U紛争を起こしているPさんにこそ見てもらいたい作品だと、見終わって真っ先に感じました。
攻めてくるかもしれないから先制攻撃をする、そんな愚かなことが許されるワケがない。
中央政府からの警察官僚に必死に抵抗する民政官の姿が、本当に胸を打ちます。
というより見ていてツラい辛すぎる。
弾圧を指揮するのはジョニー・デップですが、副官のロバート・パティンソンの色の白さが、より残忍さを強調しています。
ロバパティは時々ほんとーに色が白く見えるんですわ。
肌の色が白いと、冷血漢という言葉がぴったりですものね。
でもね私が一番驚いたのはジョニー・デップの豹変っぷり。
正直あんまりジョニデは好きではなくて、これまで幾つかの作品を観ましたが、どれもピンときませんでした。
今回も作品の中の彼には特に惹かれた物はなかったのですが、特典映像のインタビューを見てびっくり。
いかにも撮影の合間に撮られた感ありありでインタビューを受けるジョニー・デップは、ただのおじさんでした。
冷酷な警察官僚の制服を身にまとっていながら、穏やかにしゃべる丸顔のいかにも気の良さそうなおじさん、そんなジョニデの姿に私の頭は混乱しました。
やっぱりジョニデって偉大な俳優なのかも。
それに気づかせてくれた今作は、観るに値する作品だったと言えるでしょう。

『奪還者』感想
2022年 11月30日 23:13 (水)
世界経済の崩壊から10年オーストラリアの地は
鉱物資源を求める無法者たちが暴れ回っていた
すべてを失い唯一の財産は命より大切な愛車だけとい
うエリック(ガイ・ピアース)だったが
その彼の車がヘンリー率いる強盗団に奪われてしまう
一方ヘンリーの弟レイ(ロバート・パティンソン)は
強盗中に銃撃を受け現場に置き去りにされ重傷を負っていた
愛車の奪還を試み強盗団を執拗に追いかけるエリックは偶然にもレイと出会う
ヘンリーのさらなる追跡を続けるエリックとレイの間に
いつしか奇妙な友情が芽生え始めていた
世界観がちょっとマッドマックス寄りなのは、オーストラリア映画のせいでしょうか。
ガサガサした埃っぽさに、短い髪ときっちりとは剃り上げられない無精髭が良く映えます。
キラキラとは全く無縁のこういう造形のロバート・パティンソンも悪くないかも。
それにしても退場の仕方がねぇ・・・。
ま、主人公じゃないから致し方ありませんな。

『悪魔はいつもそこに』感想
2022年 11月28日 23:20 (月)
オハイオ州の田舎町
幼い頃に両親を相次いで亡くしたアーヴィンは
祖母の元で義妹レノラとともに育つ
亡き父にまつわるトラウマを抱えながらも
愛する家族を守ろうともがくアーヴィンそんな彼の運命は
世俗の欲にまみれた牧師、殺人鬼カップル、腐敗した保安官らの
思惑と絡み合い暴力の連鎖へと引きずり込まれていく
物語冒頭から終始、猟奇的な陰鬱さが画面を支配しています。
私の苦手な作品らしいことはわかっていたので、かなり緊張して観ていました。
けど世俗の欲にまみれた牧師のロバート・パティンソンの造形には、思わず拍手をしたくなりましたよ。
彼ちょっとエルビス・プレスリーに似ているような気がする。
でっっっかいアメ車とヒラヒラの白いシャツが良く似合うんですわ。
でも牧師なんです、聖職者なんです。
たとえどんなに似合っていても、そーゆーのには手を出しちゃいけないんです。
そしてまさか、というか予想通りというか、一番手を出してはいけないものに手を出すのです。
そうです、若い女性信者に、です。
ヒラヒラした衣装に負けないロバート・パティンソンには、いつかきっと歴史上の人物を演じてもらいたいなと思います。
私の希望としては月並みですがハムレットとか、チェーザレ・ボルジアとか、個人的にはネルソン提督なんてのもいいかなぁ。
そこまで大物でなくても、架空の人物でもいいから、彼のカッコいいコスチューム姿が見てみたいです。
あーそういえば同じNetflixの「キング」でフランス皇太子役を演じてたんでした。
あれもミョーな役で、しかも退場の仕方が最高に情けなかったのよ。
できれば良い役がいいんだけどなぁ。

『グッド・タイム』感想
2022年 11月27日 14:36 (日)
ニューヨークの最下層で
先の見えない生活を送る青年コニーと弟ニック
ある日二人は銀行強盗をしようとするが
ニックだけが逮捕され刑務所へ送られてしまう
ニックが刑務所内でいじめられ
暴れて病院へ移送されたことを知ったコニーは
弟を救うため病院へ忍び込むが・・・
より良い環境を目指してもがく若者の物語が私は好きです。
が、しかしその手段が銀行強盗って・・・、しかも失敗してるし・・・。
何がどうグッドタイムなのか、さっぱり理解できませんでした。
ただ一つ、予想通り顎の張ったロバート・パティンソンには、モジャモジャのヒゲが良く似合うというのがわかったのは収穫でした。

『マップ・トゥー・ザ・スターズ』感想
2022年 11月02日 00:15 (水)
セラピストの父親ワイス、子役としてブレイク中の13歳のベンジー
そして母親のクリスティーナという一家はハリウッドのセレブファミリー
だが富も名声も手に入れた彼らには封印された秘密があった
それは問題を起こし施設に入れられた長女アガサの存在
アガサがハリウッドに戻ってきたことから
一家や周囲の人々の歯車が狂いはじめる
落ち目になった映画スターたちを描いた、いわゆる業界裏話の作品です。
変人だらけのかつてのスターたちの中にあって、我らがロバート君はタクシー運転手をしながら俳優を目指しオーディションを受け続けているジェロームという名の、いたってフツーな若者を演じています。
こういう若者ってのは、ずばりロバート・パティンソン本人の過去の姿にも重なりますよねぇ。
とはいえ今作中またタクシーの中でのFシーンがあるんですよ。
立派なF担当俳優になるまでジェローム君がどういう道を辿るのか、あれこれ想像するのも楽しいかも。

『コズモポリス』感想
2022年 10月31日 00:42 (月)
28歳のパッカー(ロバート・パティンソン)は
大きな白いリムジンの中で莫大な金額を動かし
巨万の富を築いてきた投資家だ
今日もニューヨークの街中で車を動かし
ビジネスにセックスにのめり込んでいた
だが危うく破算寸前の事態に陥り
その事をきっかけに狂気に満ちた一日をすごすように
そんな彼に暗殺者の手が伸びようとしていた
命を狙われる億万長者を演じるロバパティが、とにかくクールで美しいです。
新婚の妻エリーズ役のサラ・ガドンも同様にクールで美しくて、ある意味ちょっと人間離れした造形といったところ。
現実感を排したシュールな作品なので、意図的にそうしてあるのでしょう。
序盤にリムジンの中でのロバパティとジュリエット・ビノシュとのFシーンがあります。
この時のビノシュが色っぽいんですわ。
キャラの設定年齢が41ということですが、本人の実年齢も40代半ばくらいでしょうか。
まるで猫のようにしなやかに、車内を転がり回っています。
筋立てなんてあってないようなシュールな不条理サスペンス。
ミョーな物がお好きな人には是非ぜひオススメですよ。

全作品鑑賞終了しました
2022年 10月29日 00:27 (土)
♡特典映像から頑張って切り取ったバットマンスマイル♡
♡笑顔もさることながらコスチュームデザインの見事なこと♡
♡耳の先から頬のライン胸のバットラングまでの直線♡
♡その直線とキッチリ平行線を描く鼻の真っ直ぐさ♡
♡溜息が出るほど美しいですね〜♡
笑うとイタズラ坊主みたいで本当に可愛いんですよ、ロバート・パティンソンは。
そういうところは山田孝之にも通じるところがあります。
笑うと可愛い役者が、役柄としては絶対に笑わないキャラを演じる。
例えばウシジマくんとバットマン。
本編では決して笑うことのない彼らが、撮影の合間に見せてくれる笑顔が本当に有難いのです。
21作品のうちの大半がミョーな役柄です。
殺人予告を受けた億万長者とか、宇宙を放浪する任務についた囚人とか。
若い女性信者に手を出す牧師に至っては、これ以上ないゲス野郎だし。
そもそもブルース・ウェインにしたって、かなりの変人ですもんね。
そして特筆すべきは濡れ場の多さです。
濡れ場とかベッドシーンとか、やんわりとした表現ではなくてズバリFシーン。
スッポンポンで腰を振る彼の姿(なんと相手が人魚の時も‼︎)が多数見られました。
ざっと数えたら11回ほど、つまり2作品に1回以上の割合になるという勘定です。
うち2回はジュリエット・ビノシュ相手だったりもするのよ。
Wikiのロバート・バティンソンのベージの彼の発言の項に「ザ・バットマンが当たらなかったらポルノをやるよ」とどこかのインタビューで言ったらしい、という記述があるんですけど、それはつまりFシーンを沢山撮った経験からだったのですね。なるほど納得。
もう一つ驚いたのは、死に顔が2度ほど見られたこと。
それも殺されて目を見開いてゴロンと転がるんですよ2回とも。
これまで私が興味を抱いて片っ端から作品を観ていった俳優で、あんな無惨な死に顔を見せてくれた人はいなかったように思います。
ちょうど直前にベン・アフレックのそれを目にして、うわヤダな〜自分の好きな俳優のあんな顔見たくないわ〜と思ったばかりだったので、なおさらショックでした。
と、ここまでロバート・パティンソンのことをツラツラ書いておいて出した結論は以下。
21作品の中でソフトを手に入れたいと思ったのは「ディーン、君がいた瞬間」のひとつだけ。
それはつまり私が好きなのはロバート・パティンソンではなく、彼の演じているバットマンであるということです。
半分は既に感想記事をアップして終わっているのですが、残りはなんだか感想を綴るのが難しい作品が多いんですよねぇ。
とはいえ全21作品なんて山田孝之のそれに比べたら大した数じゃありませんから、頑張って終わらせようと思います。
と、ここで宣言しておかないとギブアップしそうだわ。
