映画「十三人の刺客」新旧見比べてみました。

結論から言えば私としては2010年のリメイク版の方が面白かったです。一番のポイントは悪役の稲垣吾郎がとても美しかったこと。将軍の弟である松平斉韶(なりつぐ)の残虐性をより強烈に印象づける脚色がされており、PG12指定にもなっているくらい。でもそれを容認させる程に稲垣吾郎の斉韶が、美しく作られていたのが何より私は気に入りました。

悪役は美しくなければならない、まさにこれを実現実行している稲垣吾郎斉韶は、私の記憶にある美しい悪役の五指に入ると思います。欲を言えば最期まで美しくあって欲しかったんですけどね。笑いながら死んでいくとか。死にたくない、みたいな発言があったのはちょっと残念でした。

映像の美しさとしては旧版の方が良かったと思います。特に新六郎とその恋人のシーンのあたりが素晴らしかった。叔父の新左衛門が実は三味線の達人であるという設定とか、家を出ていく後ろ姿の写し方とか、恋人役の女優さんの可憐さとか。「帰って来られるのは、早ければひと月後、遅ければ次の盆、迎え火焚いて待っていてくれ」という言葉を残して新六郎が去るのは新旧同じなんですが、新版の恋人役が吹石一恵というのがどうにもいただけません。

しかもこの吹石一恵、もう一人の刺客の恋人と二役なんです。いや、二役じゃなくて二股じゃないの?とうがった見方をしちゃった私は心の汚れた大人なのかしら。いずれにしても、迎え火焚いて待ってる女性には見えなかったんですわ。生き残った新六郎(山田孝之)が帰ってみると誰も待っていなかった、な〜んて笑えないオチがつきそうでねぇ・・・。
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映画「影武者」黒澤明監督作品

時々こういう古い時代劇もチェックしてます。この作品は前々から気にはなっていたんですが、いつもほぼ3時間(179分)というその長さに決心がつかず手が出せませんでした。今回ようやく意を決し、途中2度の休憩をはさんで視聴、見応えは十分、大きなスクリーンで観てみたいなと思いました。けど・・3時間かぁ・・・。

仲代達矢演じる武田信玄(とその影武者)の髯がなかなか素敵。ちょっと白髪の混じった頬ヒゲでしたが、本物なんでしょうか。たとえ付けヒゲでもそれがはっきりわからないのは、昔のアナログ撮影の良さかも。最近のはっきりクッキリ毛穴までわかるデジタル映像だと、付けヒゲ感ありありになってしまうのが悲しい。カツラの境目なども隠しきれないのが目についてしまうと興ざめです。

それにしても、CGで作られたのではない本物の数の騎馬兵や歩兵の集団の素晴らしいこと!のぼうの城では騎馬隊のために北海道中の乗馬クラブから人馬が集められたそうですが、あまりそういう集団の映像を堪能できなかったのが残念。けれども、同じくのぼうの城の監督のコメントに、昔と違って今はあまりそういう場面をゆっくり見せられない、みたいな趣旨の発言があったことを思い出しました。

無駄なシーンは極力削ってスピードアップさせる、そういう効率優先の現代社会の風潮が映画製作にも影響しているとしたら、ちょっと悲しい。でも3時間じっと座ってるってのは辛いのは事実。ジレンマだわ〜。

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ヒゲシンクロ

山田孝之祭りでいろいろな作品を観ていると、特典映像のインタビューなどで、その作品で登場しているのではない別なヒゲキャラがインタビューに答えていたりして、なかなか面白いです。ウシジマくんのドラマPART1の特典映像でインタビューに応じているのは、どう見ても大谷吉継ヒゲの山田孝之。シーサイドモーテルの舞台挨拶をしているのは、ウシジマくんヒゲの山田孝之。これだから特典映像はたまりませんわ。

キャラメルポップコーン大好き



先日鳥友から教えてもらって以来、すっかりはまってます。写真は1ガロン缶、あやうく一人で食べてしまうところでした。中身はアーモンドキャラメルクリスプとチーズのミックス。カロリー表示がないのがミソでしょうね。どのくらいのカロリーがあるのか・・・、知ったらきっと食べられなくなるから、知りたくないです、笑。

映画「闇金ウシジマくんPART1」観察ポイント その4

ヒロイン未來(ミコ)役の大島優子について。彼女の起用には賛否両論あるようですが、私はとても良いキャスティングだと思います。何の目標もなく渋谷であてどなくブラブラし、援助交際ギリギリのところで踏みとどまる19歳の女の子。絶世の美少女ではなく、身近にいそうでちょっと可愛い子、というのがミソ。

出会いカフェで楽して稼いでいる時の未來は、髪型も着ている物もとてもルーズ。それらはそのまま生き方のルーズさを表しているのでしょう。「楽に稼ぐことになれると五千円の食事が当たり前になって感謝しなくなる。感謝する心を少しずつ金に換えている。あいつはそれに気がついてない」この台詞はウシジマくんの物です。他にも「若さはお金になる」「若いうちに女を売らなきゃ」等々、胸にささるような台詞が度々出てきます。

一方で地元のファミレスで働くことにした未來は、キリリとポニーテールを結い洋服も良い意味でボディコンシャス。ラストに自分の家のある団地の階段を見上げるその姿には、覚悟を決めた凛々しさを感じました。何よりプロポーションが素晴らしい。まさに絵に描いたような普通の可愛い女の子。どこにでもいそうで実はそうそういない、そういう人物像に大島優子はびったり合っていると思います。

同じファミレスで働くアキトという青年役に、市原隼人が出てきたのには驚きました。何に驚いたって、そのそぐわなさに、です。彼の姿が映し出された瞬間、いきなり世界が明るい光に満ち溢れたような気がしたから。闇金の世界には無縁の存在という位置づけかもしれません。ウシジマくんがアキトを見る時、少し眩しそうにしていたのは気のせいでしょうか?そしてそんな眩しそうに瞬きをするウシジマくんの姿が、ちょっびり切なく感じられました。

頑張れ!ウシジマくん!負けるな!ウシジマくん!明日も迷わず誰かの頭に金属バットを振り下ろすんだっっ!って、あれれ?なんかおかしい・・・、私どこかへん・・・?!

ドラマ「ウォーターボーイズ」視聴完了

山田孝之の出ている映画を新しい方から遡るようにして観てます。そそられる物はだいたい観たので、そろそろTVドラマに手を出してみました。連続ドラマって長いから、あんまり得意じゃないんですよねぇ。前々から「ウォーターボーイズ」には興味はありました。誰かに、絶対面白いから観て損はないよ、と勧められた覚えがあるんです。確かに面白かった。

主演の山田孝之は、やや印象薄め。周りのキャラの方が良い味出してます。特に香椎由宇の落ち着き具合には違和感すら感じてしまった。実年齢では彼女が一番若く(16歳くらい?)現役の高校生のはずなんだけど、不思議ですね人の見た目って。逆に19歳の山田孝之は中学生みたいに見える、な〜んてことは言わないお約束でしょうか。

幼い頃からヒゲ好きのおっさん好きだった私には、可愛い男の子にはまるきし興味はわきません。観終わってすぐウシジマくんで口直し。あの中学生にしか見えなかった彼が、わずか7年でこんなに貫禄ついちゃうとはねぇ・・・。時の流れとは恐ろしいものですな。

映画「シーサイドモーテル」思ったより良かったです

軟派な男がキライな私にとって、山田孝之の演じる軟派野郎は最も忌むべき物です。ウシジマくんはそんなスケベな笑い方しちゃダメ〜〜っっ、と思ってしまうから笑。この作品も、たぶんそういう彼が出てくるんだろうな、とあまり期待せず観ました。でもスケベな笑いをする、女に対して軟派というキャラではなかったんです。

負けが込んで借金取りから逃げているギャンブラーという役どころ。あれれ?なんかどっかで聞いたことあるような・・・。そう、まさにウシジマくんがいつも取り立てている奴隷くんたち(債務者のこと)と同じ設定だったんです。しかし設定はギャンブラー、ギャンブル好きのサラリーマンとか、そういうのではないところがミソ。

良い悪いは別にして、見た目がなかなか麗しいです。ボディコンシャスな黒の衣装(というよりボクサーパンツにタンクトッブの下着姿と言った方が正しいかも)にショートブーツ、両肩に派手な刺青、髪型は無造作ボニーテール。皮の猿ぐつわをかまされ、拷問を受ける姿が、ああ・・・たまらないわぁこの倒錯感。最期はちょっとあっけなかったのが残念。こういう絵に描いたようなワルの山田孝之をもっと観てみたいです。

それにしても成海璃子も不思議な女優さんだわ。上手いのか下手なのかわからない。ギャンブラーの情婦役が妙にしっくりしてて。当時まだ17歳くらいのはずなんだけど。彼女の役柄はとても切なかった。作品全体がちょっぴり切ないムードに包まれてます。

のぼう様の美しい敵役を讃える その3

関白軍三武将のうち、ストーリー上ポイントとなる台詞を割り当てられているのが、山田孝之演じる大谷吉継です。勢いのある徳川家康の東軍につくことより、旧友である石田三成の西軍につくことを選んだ、友情に厚い武将とのこと。その彼の衣装は長束正家の物に比べ、良く言えば質実剛健、悪く言うとかなり地味です。

総大将の石田三成の装束は、派手な長束正家と地味な大谷吉継の中間どころ。複雑な文様の入った黒一色の陣羽織が、派手ではないけれどなかなか華やかです。体の大きさも長束正家、石田三成、大谷吉継の順に大きく、三人並ぶとまさに三者三様凸凹トリオ。美しいだけでなくそれぞれ個性的な敵役となっています。

作品冒頭の高松城の水攻めのシーンでは、忍城攻めの時の物とは違う、いくらか控えめなデザインの甲冑をこの三人は纏っています。8年の間に出世して、豪華な物を着られるようになったということでしょうか。ほんの1シーンのためにも異なった衣装が使われ、お金と手間隙のかかった作品だと思います。

映画 BUNGO〜ささやかな欲望〜【告白する紳士たち編】

DVDで観ました。主人公は男性のはずなのですが、印象に残ったのは女性たちでした。時代設定が1950〜1960年くらいでしょうか。何故だかあの時代の装束には、凛とした清々しさを感じ、引きつけられて止みません。糊のパリッときいた白いブラウスが、橋本愛の美しさと可憐さを際立たせていました。ひっつめたストレートロングの黒髪が、成海璃子の役柄のまっすぐな性格を象徴しているようで、目にまぶしかったです。

山田孝之の役は、その成海璃子の手を握り「青春を謳歌しよう」と強引に誘う、まぁ要するに彼女が欲しくてたまらない大学生、普遍的青春恋物語の主人公です。下駄を鳴らしてやってくる、腰に手ぬぐいぶら下げて、・・ってまるきし歌の歌詞にある通りの風貌には笑ってしまいました。本当にあの当時の大学生って、ああいういでたちだったのね。

恋の悩みに進路の悩み、これら学生の抱えている問題は、おそらくこの先時代が変わっても永遠に変わることはないのでしょう。過去の青春を振り返りたい人、青春まっただ中の人、これから青春を迎える人、全ての人の共感を得られそうな、そんな作品です。

映画「超高速参勤交代」観てきました。

とても良かったです。館内が爆笑の渦になるほど笑えますが、だからといって単なるコメディでもない。重いテーマをアチコチの台詞にさらりと込めてあって、観終わって不思議と元気になりました。何よりいつものウシジマくん禁断症状は出ませんでしたから笑。

とても丁寧に作られているのがわかります。武芸の鍛錬のシーンでは、どうやら真剣が使われていたみたい。その甲斐あってか、後半のアクションシーンもなかなか見応えがありました。タイトル通りとにかく時間に追われる展開なので、中だるみするようなこともありません。むしろついて行くのが精一杯、忍びの者が幾人も出てきて、はかりごとの真相が良くわからないまま終わっちゃったかも。

目当ては上地雄輔と深田恭子。フカキョンは相変わらず綺麗でした。洋装はもちろんだけど、和装がとても似合うと思うので、もっと時代劇に出て欲しいです。一番の目当てだった上地雄輔ですが、役どころとしては良い役だし、演技もなかなかだったと思います。けどね・・・、う〜ん、ええーと・・・期待し過ぎた私がいけないの?

体育会系だと思っていたのは、私の勘違い?それともそのぽっちゃり体型は役作りのうち?のぼうの城の時、脱がなかったのは、脱げなかったからなの?もったいないでしょ、せっかくのそのイイ体を活かさないのは〜。

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プロフィール

ケフコタカハシ

Author:ケフコタカハシ
半世紀を越える人生のほとんどを西洋かぶれで過ごしてきた主婦。ここ2年ほど山田孝之演じる実写版ウシジマくん中毒。「闇金ウシジマくんthe final」13回観ました。バイバイウシジマなんて言いませんからね〜!

どーでもいい日常の記録
「チェックも縞のうち」


闘病記の
「女の終活日記」
もよろしく。

現在の主な観察対象:山田孝之、ジェイソン・ステイサム
初恋の禿:ユル・ブリンナー
初恋の髭:デニス・ウィーバー
初恋の髯禿:ショーン・コネリー
大きくなったらなりたい物:仙人
将来の夢:一人暮らし
今一番行ってみたい場所:グランドキャニオンとラスベガス、香港
将来の希望:山田孝之の美白ヒゲを拝むこと

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