fc2ブログ

07月 « 2015年08月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  » 09月

「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション」観てきました

2015年 08月12日 00:03 (水)

いいよ、ベンジー。カッコいいよ〜〜!あんたが主役だよっっ!

ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション
(C)2015 PARAMOUNT PICTURES. ALL RIGHTS RESERVED.
映画「ミッション:インポッシブル/ローグ・ネイション
作品情報



オープニングのつかみが素晴らしいです。
まずベンジーとブラントの会話から始まるのがいい。
そこに地球の裏側(そこまで遠くはない?)からルーサーが参戦。
前作から引き続きのメンバー紹介が終ったところで、主役のイーサン・ハント登場です。
画面に走り込んで来るトム・クルーズの姿に、思わず心の中で拍手しちゃいましたよ。
そして上の写真のあのシーンですもの、いやはやのっけからむちゃくちゃ興奮です。

ベンジー役のサイモン・ペッグが本当に大活躍でした。
イーサンにいいように使われている、という見方もできますが、それだけ彼の信頼が厚いという印でしょう。
緊張して眉間にしわをよせたヒゲ面の横顔が、ちょっとショーン・コネリーに似ているようにも見えて、なかなか素敵。
調べてみたら、彼なんと1970年生まれの45歳です。え〜そんな年だったの?
童顔だから若く見えるのね。

こんなスリリングなアクション作品でも、彼の表情の豊かさは変わりません。
シリアスな厳しい顔、能天気に笑う子供っぽい顔、怯えてウルウルして目が真っ赤になっている不安そうな顔。
中でもイーサンから少し離れて、心配そうに彼を見守る顔がぐっときました。
それだけでイーサン・ハントが人間味あふれた人物であることが伝わってくるから。

今回はイルサという名の女スパイも登場して、華々しく活躍しています。
彼女は組織の中ではイーサンの女性版という位置づけで、ある意味主人公イーサンとは裏表になるキャラかと思います。
彼女の登場するシーンで、日本人なら荒川静香の金メダル曲としてお馴染み、オペラ・トゥーランドットの「誰も寝てはならぬ」が流れることに気がつきました。
騙し騙されの非情な世界で生きているイルサの、孤独な気持ちがうまく表現されていて素晴らしいです。

このイルサという女性、とても美人で且つ有能。
けれども不必要なセックスアピールもなく、イーサンと良い雰囲気になるのかと思いきや、そうでもありませんでした。
私的にはそういうところも良かった。
恋と仕事は別もの、そう割り切ったサバサバした強い女性、そんな印象でした。

もちろん最大のウリのアクションも種々様々で、飽きさせません。
冒頭の飛行機のシーンはもちろん、水中でのまさに息の詰まるようなハラハラシーン。
カーチェイスにバイクチェイス。
中でもこのバイクチェイスでのカメラワークが最高でした。
車にぶつかりそうになる場面では、思わず私も自分の体をよけちゃったりなんかして。笑

そしてまた女性イルサのアクションも良かったんです。
男と素手で殴り合う、な〜んて愚かなことはしません。
必ず何かしらの武器を使い、その身軽さをうまく生かした戦い方をするんです。
得意技はひらりと相手の肩に乗り、首を脚で締めるという物。
なるほど〜、これなら非力な女性でも巨体の男と互角に戦えるワケね。

女性の描かれ方が私的にはとても良い感触で、そういう点でもとてもポイントの高い素晴らしい作品だと思います。
できれば、もう一度観に行きたいくらい。
皆さんもゼヒ是非!

あなたは↓ポチッとしたくな〜る。したくな〜る。



スポンサーサイト



テーマ : 映画館で観た映画
ジャンル : 映画