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映画「ベル&セバスチャン」感想

2016年 04月23日 00:05 (土)

名犬ジョリィ、この名前に覚えがあるなら観て損はない作品です。美しい景色と可愛い動物達の映像に心が癒されること間違いありません。


ベル&セバスチャン
(C)2013 RADAR FILMS EPITHETE FILMS GAUMONT M6 FILMS ROHNE-ALPES CINEMA
映画「ベル&セバスチャン
作品情報



宵乃さん主催のブログDEロードショーへの参加2作品目です。
宵乃さんのブログ『忘却エンドロール』はコチラ
NHKのアニメ「名犬ジョリィ」の原作を映画化したこの作品、公式サイトから引用の物語は以下の通り。

アルプスの麓の小さな村で暮らす孤児セバスチャンは、山で一匹の野犬と出会う。家畜や人を襲う野獣と誤解され村人たちから命を狙われるその犬をベルと名付け懸命に守るセバスチャン。そして孤独なもの同士、心を通わせていく。時を同じくして村には戦争が影を落とし始めていた。ナチスの捜索の手が伸びるなか、ユダヤ人一家を救うため、ベルとセバスチャンは道案内人として危険な冬のアルプス越えに命がけで挑む。

ん?アルプス?と疑問に思われたあなた、ご存知ですな?名犬ジョリィがピレネー犬であることを。
確かに原作小説はピレネーが舞台だったようです。
この映画で舞台がアルプスに変更になったのは、何かしら大人の事情があったからでしょう。
作品冒頭の雄大な岩山の風景は、てっきりピレネー山脈の物だと思ってたんですけどね。
とはいえ、ビレネーにしろアルプスにしろ、舞台となる地域の自然が本当に美しいです。
カメラに捉えられた野生の動物たちもとても美しい。
舞台がアルプスでありながらも、登場する犬はしっかりピレニアン・マウンテンドッグです。
大きく真っ白な体に丸く優しい顔のベルは、本当に賢くて犬好きならば一度は憧れるワンコでしょう。

そしてセバスチャン役の男の子フェリックス・ボシュエがとにかく可愛いです。
2005年生まれだそうですから、撮影当時はまさにセバスチャンと同じくらいの7〜8歳でしょうか。
本国フランスでは既に続編も公開されたとのこと。
レンタルになったらぜひ観たいです。

子ども向けの戦争映画なので、筋立てとしてはやや粗い部分もありますが、そこは目を瞑りましょう。
銃を構えるナチス兵に襲いかかる犬、というシーンは「名犬ジョリィ」にもあったように記憶しています。
そういう風に戦争を描いてはいますが、人死にはありません。
若い娘に邪な目線を送るナチス将校も、実は良い人でした。
子どもと一緒に観るには最適の作品だと思います。

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