映画「映画に愛をこめて アメリカの夜」感想
2016年 06月03日 00:05 (金)
映画製作裏話物です。DVDの特典映像にメイキングがあると、必ず観ないと気の済まない人には楽しめる作品だと思います。
今回も宵乃さん主催ブログDEロードショーへの参加です。
宵乃さんのブログ『忘却エンドロール』はコチラ。
「パメラを紹介します」というタイトルの映画を撮影している、という設定の物語。
イギリス女性のパメラを両親に紹介しようと南仏の故郷に帰ってきたアルフォンスでしたが、パメラはなんと彼の父親と恋に落ちてしまい・・・、というのがこの「パメラを紹介します」という作品のストーリーです。
「パメラを・・」という作品の監督フェランを演じているのが「アメリカの夜」の監督のフランソワ・トリュフォー、つまり監督本人が本人を演じているワケ。
あららー、なんだかややこしーなー。
でも、こうして感想を綴っていてようやく気付きました。
ここんとこ映画製作裏話物の作品を観ることが続いたのですが、この作品にはどこかドキュメンタリー調な趣があると思ったら、トリュフォー監督はほとんど演技をしていないんですわ。
それを一番感じたのが、監督が主演男優アルフォンスに向かって語った台詞です。
「君は立派な俳優だ。私生活の悩みは誰にでもある。映画は私生活と違ってよどみなく進む。言わば夜の急行だ。君や私のような者には幸福は仕事にしかない」
この「君や私のような者」というのは「映画製作に関わっている者」ということだと思います。
そして「幸福は仕事にしかない」というのは「一度映画製作に関わると、そこから抜けることはできない」あるいは「映画製作の魅力にとりつかれて逃れることができなくなる」そういう意味なのでしょう。
邦題は「映画に愛をこめて アメリカの夜」ですけど、ニュアンスがちょ〜っと違うような気がするんですよ。
私の感触では「映画への愛のこもったアメリカの夜」てなところかと。
こういう少し古い作品を観ると、現代では考えられないような物が発見できる場合があります。
この作品で一番驚いたのは、なが〜いハシゴを上がって行く主演女優の姿です。
かなり長いハシゴを、何の苦もなく上がって行くことにも驚いたのですが、それよりビックリしたのは、彼女が長い丈のスカートをたくし上げるしぐさです。
な・・・、なんと、あんなところにスカートをたくし込むとは!!!
そんなところに!と思った方はコチラを→
こんなところに!と思った方はコチラを→
今回も宵乃さん主催ブログDEロードショーへの参加です。
宵乃さんのブログ『忘却エンドロール』はコチラ。
「パメラを紹介します」というタイトルの映画を撮影している、という設定の物語。
イギリス女性のパメラを両親に紹介しようと南仏の故郷に帰ってきたアルフォンスでしたが、パメラはなんと彼の父親と恋に落ちてしまい・・・、というのがこの「パメラを紹介します」という作品のストーリーです。
「パメラを・・」という作品の監督フェランを演じているのが「アメリカの夜」の監督のフランソワ・トリュフォー、つまり監督本人が本人を演じているワケ。
あららー、なんだかややこしーなー。
でも、こうして感想を綴っていてようやく気付きました。
ここんとこ映画製作裏話物の作品を観ることが続いたのですが、この作品にはどこかドキュメンタリー調な趣があると思ったら、トリュフォー監督はほとんど演技をしていないんですわ。
それを一番感じたのが、監督が主演男優アルフォンスに向かって語った台詞です。
「君は立派な俳優だ。私生活の悩みは誰にでもある。映画は私生活と違ってよどみなく進む。言わば夜の急行だ。君や私のような者には幸福は仕事にしかない」
この「君や私のような者」というのは「映画製作に関わっている者」ということだと思います。
そして「幸福は仕事にしかない」というのは「一度映画製作に関わると、そこから抜けることはできない」あるいは「映画製作の魅力にとりつかれて逃れることができなくなる」そういう意味なのでしょう。
邦題は「映画に愛をこめて アメリカの夜」ですけど、ニュアンスがちょ〜っと違うような気がするんですよ。
私の感触では「映画への愛のこもったアメリカの夜」てなところかと。
こういう少し古い作品を観ると、現代では考えられないような物が発見できる場合があります。
この作品で一番驚いたのは、なが〜いハシゴを上がって行く主演女優の姿です。
かなり長いハシゴを、何の苦もなく上がって行くことにも驚いたのですが、それよりビックリしたのは、彼女が長い丈のスカートをたくし上げるしぐさです。
な・・・、なんと、あんなところにスカートをたくし込むとは!!!
そんなところに!と思った方はコチラを→

こんなところに!と思った方はコチラを→

スポンサーサイト