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映画「イタリアは呼んでいる」感想

2016年 06月11日 00:05 (土)

「スティーブとロブのグルメトリップ」の続編です。テイストは前作とほとんど同じ、相変わらずの中年男性二人による映画ウンチク垂れ流しロードムービー。


イタリアは呼んでいる
(C)Trip Films Ltd 2014
映画「イタリアは呼んでいる
作品情報



1作目が売れたんでしょうねぇ、旅先が国外にまで延びてますよ。
イタリアまでの飛行機もヴァージンエアーのビジネスクラスだったらしい。
前作は主にスティーブ中心の物語でしたが、今作はロブの方に少し重点が置かれていたような気がします。

まず真っ先にミニクーパーでイタリア旅行と言えばあの映画(の感想はコチラ)、と思っていたら予想通り出て来ましたよ。
彼らが話題にしていたのは、きっと旧作の方じゃないかと思うんですけど。
何しろ旧作の方がず〜っとイギリスらしいもの。
それにしてもイギリス人って、大陸に渡って運転しても違和感感じないんでしょうか。
左側通行から右側通行になるのに。
良く簡単に適応できるなぁ、と感心しますわ。

そしてとにかくイタリアの景色と料理が素晴らしい。
前作のニューウェーブな趣のイギリス料理より、遥かに食欲をそそります。
季節も夏のようです。
夕景の海で泳ぐシルエットが本当に絵になります。
おっさんだからシルエットで十分だし。

以下いくらかネタバレしてますので、ご注意あれ。


インターミッションにクレイグボンドの画像をどうぞ
craigbond3.jpg



バットマンに関して私はほとんど情報がないのですが、それでも二人のやりとりは十分に楽しめました。
クリスチャン・ベイルの物真似が似ていたかどうかは全然わかりませんでしたが。
アドリブなんだか脚本通りなんだかわからない、あの演技は本当に見ていて笑えます。

今回もジェイムズ・ボンドの話題があります。
それもボンド役全俳優に対しての忌憚の無い意見交換が。
6人の俳優のうち、イングランド人は一人だけだって言ってたけど、誰のこと?
ロジャー・ムーアのこと?
ダニエル・クレイグもそうじゃないの?
というか、やっぱり英国の人たちってイングランド、ウェールズ、スコットランド、アイルランドの違いにこだわるんですね。
ウェールズってそんなにイングランドと違うのかぁ。
日本人には良くわかりませんわ。

前作ではスティーブの女性に対するだらしなさが目をひきましたが、今作ではロブのそれが際立っていました。
だってロブは妻帯者なんですよ。
しかも奥さんは二人目を妊娠中だってのに!

懺悔を受けた女性(スティーブの元妻)は、あれじゃ共犯者みたいになっちゃうでしょ。
私だったら黙っていられないわよ。
いや、きっとほくそ笑むかな、良い脅迫のネタが手に入ったと。


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テーマ : 映画感想
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