映画「宮廷画家ゴヤは見た」感想
2016年 06月29日 00:05 (水)
ナタリー・ポートマン目当てでレンタルしてみました。色んな意味でなかなか見応えありましたわ。
隣国で起きたフランス革命の嵐が吹き寄せるスペインの混乱を、宮廷画家ゴヤの目を通して描いた重厚な歴史物語です。
監督は「アマデウス」と同じミロス・フォアマン、なるほどどーりで重厚な訳ですわ。
まずはナタリー・ポートマンの役どころがスゴイ!
裕福な商人の娘でゴヤの絵のモデルとなるくらい美しい少女イネス(ナタリー・ポートマン)は、あらぬ疑いをかけられ生き地獄のような人生を送ることになります。
序盤の美しい少女が、終盤には同じ人とは思えないような変わり果てた姿となって登場します。
特殊メイクを施しているのでしょうね、そのあまりの変わりように思わず目を逸らしたくなりました。
ゴヤの絵画を巡る描写も面白いです。
宮廷画家だけあって、王や王妃が絵のモデルとなって登場します。
でも出来上がった作品の彼らは、本物より醜く描かれていてちょっとギョッとしました。
私だったら文句言いたくなると思うんだけど、それをしないのは王族の品性を損ねるからなのでしょうか。
私はゴヤの絵はそんなに好きではありません。
美しいというより、不気味な物を多く感じてしまうから。
でも一度見ると忘れない、そして不思議と何度も見返したくなる、そんな独特の印象があります。
そしてこの映画も、全くこのゴヤの絵画の印象と同じ。
絵画の持つ印象をそのまま映像に映し込むことに成功した、とても稀有な作品だと思います。
ゴヤの有名な絵画は色々ありますが、この一枚だけ貼付けておきますね。
ゴヤといえば「裸のマハ」という方はコチラを→
ゴヤといえば「着衣のマハ」という方はコチラを→
ゴヤといえば「サトゥルヌス」という方は両方ポチッとな〜!
隣国で起きたフランス革命の嵐が吹き寄せるスペインの混乱を、宮廷画家ゴヤの目を通して描いた重厚な歴史物語です。
監督は「アマデウス」と同じミロス・フォアマン、なるほどどーりで重厚な訳ですわ。
まずはナタリー・ポートマンの役どころがスゴイ!
裕福な商人の娘でゴヤの絵のモデルとなるくらい美しい少女イネス(ナタリー・ポートマン)は、あらぬ疑いをかけられ生き地獄のような人生を送ることになります。
序盤の美しい少女が、終盤には同じ人とは思えないような変わり果てた姿となって登場します。
特殊メイクを施しているのでしょうね、そのあまりの変わりように思わず目を逸らしたくなりました。
ゴヤの絵画を巡る描写も面白いです。
宮廷画家だけあって、王や王妃が絵のモデルとなって登場します。
でも出来上がった作品の彼らは、本物より醜く描かれていてちょっとギョッとしました。
私だったら文句言いたくなると思うんだけど、それをしないのは王族の品性を損ねるからなのでしょうか。
私はゴヤの絵はそんなに好きではありません。
美しいというより、不気味な物を多く感じてしまうから。
でも一度見ると忘れない、そして不思議と何度も見返したくなる、そんな独特の印象があります。
そしてこの映画も、全くこのゴヤの絵画の印象と同じ。
絵画の持つ印象をそのまま映像に映し込むことに成功した、とても稀有な作品だと思います。
ゴヤの有名な絵画は色々ありますが、この一枚だけ貼付けておきますね。
ゴヤといえば「裸のマハ」という方はコチラを→

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