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映画「ヴィクトリア女王 世紀の愛」感想

2016年 09月07日 00:05 (水)

何だか大層な邦題がついてますが、それも納得ですよ。まぁホントにこっぱずかしいくらいロマンチックなラブストーリーでしたから。


ヴィクトリア女王 世紀の愛
映画「ヴィクトリア女王 世紀の愛
作品情報



原題はTHE YOUNG VICTORIAと言って、若い頃の英国ヴィクトリア女王を描いた物語です。
例の如く歴史の勉強のために観賞したのですが、観終わってからなんとも形容しがたい気持ちになりました。
いわゆる甘酸っぱい思いってアレですな。
それが後からジワ〜っと胸に広がってきたんです。

観終わって忘れた頃にしみじみとそれを感じたのは、何よりこの物語がほぼ史実に忠実に作られているからでしょう。
フィクションの恋物語なら見終わった瞬間にそういう思いは霧散して、現実に引き戻されるところなんですけど。
やれシンデレラだ白雪姫だ穴だ雪だ、なんて作り物のプリンセスは所詮作り物の世界のお姫様、彼女たちの仕事は恋愛すること。
このヴィクトリアは生身の人間で、プリンセスどころかクイーンになって国を統治したのです。

イギリス史上最も繁栄した時代を築いた女王の影には、夫アルバートの尽力があった。
この二人が困難を乗り越えて結ばれ、さらには国家と宮廷の運営を軌道に乗せるまでが描かれた作品です。
ヴィクトリアが20代半ばくらいまでの物語。
内政やら外交やら、歴史的にはなかなかついて行けない部分もありますが、この際そういうのは無視しても構わないと思います。

「女王に求婚することはできない、女王から求婚されるのを待たなければ」な〜んて言うアルバートの様子がいいんですよ。
「これは女王の命令よ!」なんてことまで言っちゃうヴィクトリアも、見ていて本当にくすぐったいの。
なんせモノホンの女王様ですからねぇ。笑
地味だけれど上質な衣装や調度品とともに、本物の恋物語に酔うこと請け合いです。
恋に恋する乙女心を持った人(老若男女問わず笑)には絶対オススメですよ〜!

それにしても、あれだけ親族で結婚を繰り返してたら、そりゃ子孫も絶えるわな。
イトコ同士のヴィクトリアとアルバートで良く盛り返したと思いましたよ。
あっっそれともう一つ、マーク・ストロングがそこそこ重要な役で出ていたんですが、最後の方になるまで気が付きませんでした。
だって髪の毛あると全然違う雰囲気だから、誰だかわかんないのよ。
彼はやっぱりハゲてないとカッコ良くないと痛感しました。

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