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映画「アフリカの女王」感想

2017年 06月13日 00:05 (火)

ブログDEロードショー2017年6月の作品です。セシル・スコット・フォレスター原作の小説の映像化した物で、これが2度目の観賞。ハンフリー・ボガートのヒゲがなかなか良かったので、ヒゲハゲ満足度は5点満点で4★★★★

africanqueen.jpg
1914年のドイツ領東アフリカ
イギリス人宣教師ローズの兄が
ドイツ兵による略奪行為の際に命を落とす
ローズは飲んだくれの男チャーリーが操縦する
オンボロ蒸気船『アフリカの女王』号に乗り込み現地を脱出
川を下るチャーリーとローズは
沿岸のドイツ砲艦を手製の魚雷で撃沈しようとたくらむ
しかしその途中には銃撃や急流といった
数多の難関が待ち受けていた!




TSUTAYAディスカスで検索したら「麗しのサブリナ」も一緒に出てきたので???と思ったら、サブリナが最終的に惚れる富豪の兄さん役だったハンフリー・ボガートが出てるんですね。
物語はまさに「吊り橋効果」を映像化したようなラブストーリーです。
第一次世界大戦が始まり、敵国ドイツ軍に包囲された東アフリカから母国イギリスに戻ろうと、オンボロ貨物船アフリカンクイーン号で川を下る一組の男女の冒険譚。

激流下りに始まり、敵軍からの雨あられと降る銃弾をかいくぐり、沼地の迷路にはまり、嵐に遭う・・・。
そんな数々の困難を力を合わせて乗り越えていく男と女の間に、恋が芽生えないワケがありません。
たとえどんなにトウがたっていようとも、女性はいつまでたっても夢見る乙女なんですってば。

沼地の迷路の中では、今では鉄板となった大きなヒルも出てきます。
上半身と脚の先の方だけのヒルを火であぶって取ってたんですけど、大事なところあたりにはノータッチってのは、昔の映画だけあって品がおよろしいかと。

実は私これの原作小説を読んだはずなんです。
何しろ「ホーンブロワー」シリーズと同じ作者ですから、興味を持たないわけがありません。
昔々のそのむか〜し、まず原作を読んでから映画を観てみました。
まだレンタルビデオの時代だったと思います。

映像を見て真っ先に感じたのは「え?アフリカンクイーン号ってこんなにオンボロだったの?!」でした。
ただのボートに蒸気エンジンが積まれてるだけじゃん!
まさか屋根すらなくて布が一枚張られてるだけだなんて!と驚きました。
今回じっくり見てみたんですけど、貨物船の割りには小さ過ぎ、荷物なんて積む場所ありました?
まぁダメ出しはこのへんにしましょう。

作中に沢山登場する野生動物たちの姿が、本当に生き生きとしたリアルな映像だったのは、とても好感が持てました。
特にワニがゾロゾロわさわさしているのは、色々とゾワゾワしましたよ。
てっきりワニに襲われるシーンがあると思ったものですから。
そういうのがなかったのは、今と違って画像の加工技術が発達してなかったからですかね。
ファンタジックアドベンチャーラブストーリーの古典とも言える作品、一見の価値アリですよ。


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テーマ : 映画感想
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