dele(ディーリー )観ましたよ
2018年 07月30日 00:05 (月)
「ビューティフル・マインド」感想
2018年 07月29日 23:00 (日)
Yahoo!映画から引用したあらすじは以下の通り
1947年9月プリンストン大学院の数学科に入学を果たしたジョン・ナッシュ
彼の頭にあるのは「この世の全てを支配する真理を見つけ出したい」という欲求のみ
ひとり研究に没頭するるナッシュは
次第にクラスメイトからも好奇の目で見られるようになる
しかしナッシュはついに画期的な【ゲーム理論】を発見する
やがて希望するMITのウィーラー研究所に採用され愛する人と結婚もしたナッシュ
しかし時は米ソ冷戦下
彼の類まれな頭脳が暗号解読という極秘任務に利用され
彼の精神は次第に大きなプレッシャーに追い詰められていく・・・
物語的にはノーベル経済学受賞者ジョン・ナッシュの半生を描いた伝記物です。
実際の物とはかなり違って美化されているらしい、というのはこの作品を見ている時から感じていました。
全くリアリティに欠けていて、明らかにファンタジーでしたから。
それはつまり伝記物としてはダメダメってことですよね。
なのでこの際物語に関しては触れません。
とはいえ、そもそも私が筋立てに関して何か言及することはめっっっったにありませんけど。
私が一番興味をひかれたのはラッセル・クロウが20代半ばから70過ぎまでのナッシュを全て一人で演じていたことです。
撮影当時ラッセル・クロウの実年齢はは36歳くらいでしょうか。
マイナス10歳に造られた彼はなかなか初々しくて、女性にもモテモテな男前でした。
70歳を超えたナッシュが登場した時、私はてっきり晩年は別の人が演じているのかとすら思ったんですよ。
見た目がかなり変化していたし声もちょっと違っていて、すぐにはラッセル・クロウだとは信じられないくらい。
いやホントただただ彼の演技力にびっくりするばかりでした。
更にはこの作品が「グラディエーター」の翌年の公開ということに、ますますビックリ!(◎_◎;)
グラディエーターのマキシマスっていったい設定年齢何歳だったんだろう ? ? ?
まぁ古代ローマの話だから、案外40歳前後だったりするのかもしれないけど、貫禄の良さが半端ないわ〜。
今年35歳になるY氏にも、頑張って貫禄つけて欲しいなと、妙なところで感心した作品でしたとさ。

「セント・オブ・ウーマン/夢の香り」感想
2018年 07月27日 05:00 (金)
人生に悲観しフテくされた孤独な盲目の退役軍人が、自身もトラブルを抱え人生の選択に迫られている心優しい青年との数日間の交流を通じて、自分の人生を見つめ直し新たな希望を見出すまでを描いたヒューマンドラマ、とWikiにはありました。
物語的にはツッコミどころが満載で、リアリティが感じられなくてあまりピンと来なかったんですけど、二人の主人公のキャラがなかなか素敵でじんわり心に沁みたんです。
アル・パチーノ演じる退役軍人の中佐はとにかくワガママ放題で、心優しき青年チャーリーを振り回します。
チャーリーはまだ高校生なのになかなか落ち着いていて、ワガママ中佐に根気よく付き合ってやります。
中佐が実の兄の家に押しかけ感謝祭の夕餉を台無しにしようとした際には「彼は寂しいんだと思います」とチャーリーは中佐の兄に向かって言うんです。
その言葉を聞いた時私は、ああチャーリーは人の心のわかる人間なんだ、彼もかつて寂しい思いをしたことがあるんだな、と思いました。
20歳になるやならずなのに、彼のこの落ち着きは一体どこから来てるんだろうと、つらつら考えたんですよ。
チャーリーは親とはうまくいっていないらしい。
故郷では実母と義父が待っていて、実父は行方知れずとのこと。
実父との別れが辛かった記憶があるんでしょうね。
つまり実父からちゃんと愛されていたということでしょう。
喜怒哀楽があまり表に出なくて、歳の割にはやたら落ち着いているところが、ちょっとウシジマくんに似ているように思えて見ていて切なかったです。
そんなチャーリーは全寮制名門高校に通う苦学生で、裕福な家庭の子息の一人が校長の車にイタズラを仕掛けるのを目撃してしまいます。
そのことで校長からパワハラを受けて悩む、というのが前述のトラブルなワケですが、この校長がまぁどうにもマヌケで仕方ないんですわ。
何しろ校内放送で実況中継するようなイタズラなのに、それが誰の仕業か気づけないようなダメ教師なんですもん。
まるでどこぞの大学の運動部の監督みたいだと思いました。
いや、それ以上マヌケかも。
親しく言葉を交わすような生徒だったはずなのに、マイク越しだと声の持ち主が同じ生徒だとわからないなんて。
あれだけ大勢の人間のいる前でのイタズラで、犯人が誰だかわからないのは校長一人、つまり彼は裸の王様ってことじゃありませんか!
公開懲戒委員会はイタズラの犯人が誰かではなく、校長のダメさ加減を審査したに違いない、そう思いました。

「ジュラシックワールド/炎の王国」観てきました
2018年 07月25日 21:27 (水)
筋立てには特に目新しい物はなくてネタバレもあってないようなもんですが、以下ちょこちょこネタをバラしているのでご注意ください。
今作は若干コメディ度が高かったような気がします。
コメディ担当の恐竜も大活躍してましたし、Tレックスの頭の重さに「ぐぇっ」と唸るクリス・プラットの姿には吹き出しそうになりましたわ。
あーいや、姿は見えなかったんだっけ。笑
サブタイトルの「炎の王国」ってのは物語前半の火山噴火から取られた物なんでしょうね。
噴火で全滅しそうになる恐竜を救おうなんて主張、どう考えてもおかしいでしょ、鳥島のアホウドリと一緒にしないで欲しいわ。
けど迫り来る溶岩から逃げる描写には、恐竜より何より恐ろしいのは地球の怒りのような火山噴火かもしれない、と感じられたのは良かったと思います。
観たのは2D字幕版、これで面白かったら4DMXでも観てみようかなと思ってたんですよ。
前半部分はいくらかアクションが多かったんですが、後半はサスペンス要素が強くなってきて、そんなに動きはなかったように感じました。
前作はきっと4DMXで観ると面白いはず、いやむしろ前作の4DMX版を今すご〜く観たい、3年前の公開時に観られなかったから余計に観たい !
というワケで今作は特に4DMXで観たいと思うような魅力は感じられませんでしたとさ。
「ジュラシック・パーク」感想はコチラ
「ジュラシック・ワールド」感想はコチラ

「パンク侍、斬られて候」観てきました
2018年 07月16日 22:50 (月)
断っておきますが私はアヤマダ(綾野剛と山田孝之両方のファンを指す言葉)ではありません。
今作も主人公の綾野剛は殆ど眼中にありませんでした。
単に私が彼に興味がないせいというより、主人公にしてはいくらか存在感が薄かったような気がするんですよ。
とにかく周りのキャラの濃い〜こと濃いいいいいこと。
私の目当ては豊川悦司と浅野忠信だったんですわ。
まずトヨエツは、最初に出てきた時は彼だとは気づきませんでした。
お侍さんのあのテッペン青ゾリ頭が彼にはあまり似合わないじゃないかと、個人的には思うんですよねぇ。
けどキャラとしては最高で、謀に長けたイヤラシ〜い家老が本当にはまり役だったと思います。
綾野剛とのチラリと男色臭を漂わせる絡みには、私なんて比にならないくらい悶絶した女性が多かったんじゃないでしょうか。
浅野忠信はどういうキャラなのか事前に知っていたので、ドアップで登場した彼の姿には・・・・もう笑いがこらえられませんでしたわ。
笑うと殺されるかもしれない、な〜んて言われている恐ろしい教祖様役なんですけど、見た瞬間笑いましたよ私は。
そしていつまでもその笑いが止まらないんですよ。
彼が登場する度に体がフルフル震えてしまうんです。
エンドロール見るまで知らなかったんですけど、脚本が宮藤官九郎だったんですね。
原作の力が強いせいなのか、あまりクドカンらしさが感じられませんでした。
むしろそれが良かったのかも。
疲れている時に見ると間違いなく元気になれるバカバカしい作品です。
北川景子の艶かしいダンスも必見ですよ !
