ハード・コア
2018年 10月31日 12:00 (水)
うわさの男にたどり着く ③
2018年 10月30日 00:27 (火)
近頃では映画を鑑賞する方法も種々様々となり「この作品いつどこで観たんだっけ?全然思い出せないわ」そんな思いを抱いているのは私だけではないと信じたいです。笑
人生が半世紀を超えたあたりから、忘れていたことを思い出すことが多くなりました。
そのため「真夜中のカーボーイ」を観たことを忘れていた自分に、さほど驚きはしなかったのです。
そんな私が観たことをすっかり忘れていて、もう一度レンタルしてしまい相当ショックを受けた作品があります。
それはダスティン・ホフマン主演の「トッツィー」。
何がショックだったかって、まず2度目を観たとき私はまだ30歳そこそこの年齢だったから。
こんなトンデモナイ作品を観たのに、覚えていられなかった自分が自分で情けなくて、怒りすら覚えてしまったものです。
でもね今ならわかるんですよ、私は「トッツィー」でなくて「クレイマー・クレイマー」を観ようと思っていたということが。
確か1度目の「トッツィー」の前に「パビヨン」を観たような気がするんです。
劇場公開時に「パピヨン」を観た兄が「この映画面白かったで〜、絶対観て損はないで〜」と語っていたことをはっきりと覚えているから。
時系列を整理しましょう。
テレビの洋画劇場か何かで「真夜中のカーボーイ」を観た私は、ダスティン・ホフマンて素敵ちょっと彼の映画を観てみようかな、と考え「卒業」を観たのだろうと思います。
まだビデオテープのレンタルの頃だったはず。
次に観たのが「パピヨン」、何しろ前述の通り兄の強いススメがあったので。
その次が「トッツィー」と「クレイマー・クレイマー」どっちにするか迷って「トッツィー」に。
ところがこの「トッツィー」のダスティン・ホフマンに衝撃を受けた私は、ひょっとすると自分が彼に惚れていたこと丸ごとを封印してしまったのかもしれません。
何年かが経過しレンタルもDVDへと変わった頃、どうしたことかこの「トッツィー」「クレイマー・クレイマー」どっちにしようの思いだけが再び湧き上がってきて、またしても「トッツィー」に手を出してしまったんです。
この2度目のトッツィーの時には、ダスティン・ホフマンのことなどすっかり忘れていました。
いやむしろ逆に【気持ち悪いトッツィーの俳優】というマイナスイメージで上書きされてしまったんです。
オイおい女心と秋の空どころじゃないじゃん、と自分の浮気性には開いた口が塞がりませんわ。
2度目に「真夜中のカーボーイ」を観たのは今年の始め頃だったと思います。
その後「クレイマー・クレイマー」「パピヨン」「フック」を観ました。
その以前には彼のことなど気にしないで観ていた作品もいくつかあります。
「シェフ 三つ星フードトラック始めました」とか「パフューム ある人殺しの物語」とか。
でも今の私には全く彼はピンときませんでした。
本当にダスティン・ホフマンには心から申し訳ないと謝りたい。
罪滅ぼしも兼ねて私の一番好きな彼の写真を添えて、このくだらない回顧録を終えたいと思います。

うわさの男にたどり着く ②
2018年 10月28日 23:00 (日)
金持ち女の相手をして金を稼ごうと
テキサスの片田舎からニューヨークへやってきたジョー
だが現実の壁は厳しくカウボーイを気取る彼の夢は
遠のいていくばかり
そんなジョーが知り合ったのがラッツォと呼ばれる一人の男
終始咳き込み足を引きずって歩くその小男とジョー
大都会のはみだし者同士次第に友情を深めていく二人だが
ラッツォの病状は日増しに悪くなっていた
ジョーはフロリダへ行くとというラッツォの夢を叶えようとするのだが・・・
以上のあらすじはYahoo映画より引用
てっきり初めて観る作品だと思ってたんですよ。
でも冒頭「うわさの男」の曲が流れるオープニングクレジットに見覚えがあってアレレ?と思いました。
その後も、なんとな〜く見たことあるようなないようなシーンが続きモヤモヤしていたんですけど。
中盤の靴磨きをするシーンが決定打、あちゃ〜コレ観たことあるわ〜と気が付いたという次第。
そうすると次から次へと芋ずる式に、色々と思い出してきたんです。
主人公のジョー(ジョン・ヴォイト)が、色男でやたら女性にモテる、みたいな設定なんですけど。
私は全く彼のことがピンとこなくて、むしろラッツォの方が好きだな、と最初の鑑賞時に感じたことを思い出しました。
そして2回目の時も全く同じように感じたんです。
そりゃ確かにラッツォは背が低いけど、そんなことは大したことじゃない。
むしろ背が低くて足が悪いことが彼の良さを際立たせている、そう思ったんです。
ジョーを演じているジョン・ヴォイトってアンジェリーナ・ジョリーの実父だったんですね。
どうりでピンとこないワケだ、親子で全く私の趣味には合致しないんだもん。笑
ラッツォを演じているのはダスティン・ホフマン、その顔立ちからてっきりラテン系かと思ってたんですけど、そういうワケでもないらしい。
でもヒゲが似合う点では私のストライクゾーンど真ん中なんですってば。
今回3度目の鑑賞をしました。
初見の時のラストの衝撃は忘れられません。
2度目の時はラッツォの切なさ(ジョンに恋心を抱いている?)を辿っていたんですけど、今回3度目にしてようやく主人公ジョーの切なさに思い至りました。
愛する人に先立たれてばかりのジョー、次に誰かに出会ったら早くその人の大切さに気がついて欲しいと願うばかりです。
次回いよいようわさの男の謎が明かされますよ。

うわさの男にたどり着く ①
2018年 10月27日 22:26 (土)
<両方ともBlu-rayが欲しかったんですけど1の方はないらしい>
フリーの殺し屋シェブ(ジェイソン・ステイサム)は
ある日宿敵のリッキー(ホセ・パブロ・カンティーロ)に毒を盛られる
頭にきた彼は復讐のため車を走らせリッキーの行方を探すが
急に意識が朦朧としてくる
なじみの医者(ドワイト・ヨーカム)に相談すると
体内にアドレナリンを出し続ければ助かると言われ・・・・・
以上のあらすじはYahoo映画より引用
この極めて下品で馬鹿馬鹿しいバイオレンスコメディの中で「うわさの男」という名曲が使われています。
毒のせいでぶっ飛んでしまった主人公シェブが、半裸で白バイにまたがり気持ちよ〜くトリップしつつ向かうは愛する女性の家。
そういうシーンでこの「うわさの男」が流れます。
歌詞の内容は♪みんなが俺のことを噂してるけど全然気にしないぜ云々♪というもの。
LAの街を暴れまわり警察に終われるシェブの心情そのままです。
最初のワンフレーズを耳にした瞬間私は、アレ?この曲どこかで聞いたことある何の曲だっけ?と思いました。
もちろんCMなどに使われている有名な物というのもあるのですが、映画「真夜中のカーボーイ」で使われたことで人気が出た曲とのこと。
ああ!そうだ!この映画観たいと思ってたんだ、とサクッと「真夜中のカーボーイ」をTSUTAYAディスカスのリストに入れたのです。
「真夜中のカーボーイ」の感想は次の回にするとして、先に「アドレナリン」シリーズの感想を片付けておきます。
「うわさの男」の曲に導かれるようにしてシェブが向かった女性の名はイブ。
登場したばかりの彼女は、とても儚げでいかにも男が守ってやりたくなるような風情の女性でした。
ところがどっこい、結構タフなんですよイブちゃんは。
あるいはシェブに関わるうちに鍛えられていったのかもしれません。
いずれにせよ「アドレナリン2」では惜しげも無く裸体をさらし、男をぶん殴り警官に悪態をつくまで成長しちゃうんですわ。笑
成長していくキャラが好きで自立したタフな女性が好きな私には、このイブちゃんは映画の女性キャラとしてはお気に入りトップ10くらいに入ると思います。
ここまで強くなったイブちゃんには、是非ともシェブと幸せになって欲しいところなんですけど・・・。
多分幸せになったんだと思います、そう希望します、強く強く希望します。
次回は「真夜中のカーボーイ」の感想ですよ。
この作品の所見の感想はコチラをどうぞ。

実写版「聖☆おにいさん」観てきました
2018年 10月24日 10:41 (水)
8話くらいのオムニバス形式みたいになってます。
最初はちょ〜っと二人のノリがイマイチな感じがあったんですけど、だんだんエンジンがかかってきて、目の表情だけで演じられるようになってきたのは流石だと思いました。
染谷将太、実はあんまり好きじゃなかったんですけど、最近あれこれ観るようになって彼の可愛さがわかってきたような気がします。
彼の演じるブッダが可愛くて、ほっべをスリスリしたくなりました。アブナイ危ない。
さて今度こそ原作マンガを読んでみようかなぁ。

祝 !35歳
2018年 10月20日 21:26 (土)
クイズの正解者にはY氏と直接インスタカメラで会話ができるというファンにとっては夢のようなラッキーが。
もちろん私も頑張ってクイズの回答を送ろうとしましたよ。
けれども何せ現在の我が家のネット環境はダメダメなので、何度トライしてもはじかれてばかりで撃沈です。
現在彼は何かのドラマの撮影中とのこと、もう少ししたらそれに関する発表があるということなので、おとなしく待っていようと思います。
とりあえず明日「聖☆お兄さん」観て来ますわ。

波があって縁がない
2018年 10月15日 00:05 (月)
録画したいと思う物が続くときはドドドっっと続くんですけど、そうでもない時は全くなくなるんですわ。
当然のことながらドドッと続いた時は要注意なんですよ。
そうです、HDがいっぱいになって録画できなていなかった、ってアレです。
先日ソレで録画しそびれてしまったんですよ、写真のドラマ「ダウントン・アビー」を。
このドラマが最初にNHKで放映された時、最初のうちはしっかり観てたんですけど、一回分を見逃してしまって視聴を断念した過去がありました。
今度は録画だから見逃すこともないと思っていたのに、早々と三話目で録画したい物の波でHDから押し流されてしまったんです。
縁がなかったんですね。

「SUNNY強い気持ち強い愛」観てきました
2018年 10月04日 14:59 (木)
筋立てなどは脇に置いといて、私が一番良かったと思うのは高校生だった頃の演者と大人になってからの演者が割と違和感なかったところです。
若い頃はきっと美人だったに違いない感アリアリの中年女性が、篠原涼子にあんなに似合うなんて!!
上の写真では若い頃にしか登場していない池田エライザも、それには意味があったりと細かい部分での演出もなかなか気が利いてるんですよ。
私の隣2〜3席離れたところに座っていた女性が、かな〜り本気でボロボロ涙こぼして泣いていました。
見たところ世代がドンピシャ(この言葉も年がわかる死語 ?)だったようです。
あのズルズルルーズソックスにチェックのミニスカートって女子高生ファッションは、日本を発生源として世界中に広がったスタイルなんですよねぇ。
それを考えるとあの1990年代ってのは女子高生たちのパワーがどれほどだったかわかるというもんです。
作中で我が家の最寄りの高校がロケ地に使われていることに気づき、翌日さっそく現地に行ってみました。
篠原涼子と広瀬すずが来ていたなんて、ロケ当日はきっと大騒ぎだったに違いありません。
