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うわさの男にたどり着く ③

2018年 10月30日 00:27 (火)

うわさの男というのは、他でもないダスティン・ホフマンのことであります。過去の一時期彼に興味があって出演作をいくつか観た、そんな記憶が「真夜中のカーボーイ」を観てようやく蘇ってきたのです。


土地ー
<全然笑えなかったトッツィー>



近頃では映画を鑑賞する方法も種々様々となり「この作品いつどこで観たんだっけ?全然思い出せないわ」そんな思いを抱いているのは私だけではないと信じたいです。笑
人生が半世紀を超えたあたりから、忘れていたことを思い出すことが多くなりました。
そのため「真夜中のカーボーイ」を観たことを忘れていた自分に、さほど驚きはしなかったのです。

そんな私が観たことをすっかり忘れていて、もう一度レンタルしてしまい相当ショックを受けた作品があります。
それはダスティン・ホフマン主演の「トッツィー」。
何がショックだったかって、まず2度目を観たとき私はまだ30歳そこそこの年齢だったから。
こんなトンデモナイ作品を観たのに、覚えていられなかった自分が自分で情けなくて、怒りすら覚えてしまったものです。

でもね今ならわかるんですよ、私は「トッツィー」でなくて「クレイマー・クレイマー」を観ようと思っていたということが。
確か1度目の「トッツィー」の前に「パビヨン」を観たような気がするんです。
劇場公開時に「パピヨン」を観た兄が「この映画面白かったで〜、絶対観て損はないで〜」と語っていたことをはっきりと覚えているから。

時系列を整理しましょう。
テレビの洋画劇場か何かで「真夜中のカーボーイ」を観た私は、ダスティン・ホフマンて素敵ちょっと彼の映画を観てみようかな、と考え「卒業」を観たのだろうと思います。
まだビデオテープのレンタルの頃だったはず。
次に観たのが「パピヨン」、何しろ前述の通り兄の強いススメがあったので。
その次が「トッツィー」と「クレイマー・クレイマー」どっちにするか迷って「トッツィー」に。
ところがこの「トッツィー」のダスティン・ホフマンに衝撃を受けた私は、ひょっとすると自分が彼に惚れていたこと丸ごとを封印してしまったのかもしれません。

何年かが経過しレンタルもDVDへと変わった頃、どうしたことかこの「トッツィー」「クレイマー・クレイマー」どっちにしようの思いだけが再び湧き上がってきて、またしても「トッツィー」に手を出してしまったんです。
この2度目のトッツィーの時には、ダスティン・ホフマンのことなどすっかり忘れていました。
いやむしろ逆に【気持ち悪いトッツィーの俳優】というマイナスイメージで上書きされてしまったんです。
オイおい女心と秋の空どころじゃないじゃん、と自分の浮気性には開いた口が塞がりませんわ。

2度目に「真夜中のカーボーイ」を観たのは今年の始め頃だったと思います。
その後「クレイマー・クレイマー」「パピヨン」「フック」を観ました。
その以前には彼のことなど気にしないで観ていた作品もいくつかあります。
「シェフ 三つ星フードトラック始めました」とか「パフューム ある人殺しの物語」とか。
でも今の私には全く彼はピンときませんでした。
本当にダスティン・ホフマンには心から申し訳ないと謝りたい。
罪滅ぼしも兼ねて私の一番好きな彼の写真を添えて、このくだらない回顧録を終えたいと思います。


ホフフフフまん
<やっぱ白髪白髭でしょ>




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