「小さな恋のメロディ」観た
2020年 03月22日 21:05 (日)
日本公開が1971年なので、来年でもう50年にもなるんですね。
公開当時に兄が劇場まで観に行ったはずです。
すごく面白かった、みたいな感想を口にしていたんですよ。
その兄の言葉に相当期待したせいもあるのでしょうか。
いうほど大したことなかったな、というのが1度目の鑑賞の時に感じたことです。
でも今回2度目の鑑賞で色々気がついたことがあります。
その壱、主人公ダニエルの悪友オーンショーを演じているコがY氏によく似ていること。
撮影当時既に18歳くらいになっているのに、ちょっとませた11歳設定が全然違和感ないのも、Y氏に似ていると思います。
その弐、ダニエルの母親の包容力の大きさ。
若干おしゃべり好きで騒がしいのは玉にきずですが、息子への愛情が歪んでいるようには見えませんでした。
女の子のハダカに興味を持ち始めたダニエルのことを、穏やかにそっっと見守る姿が印象に残りました。
その参、相変わらずイギリスの映画は車に対する暴力が容赦ないこと。
ミスタービーンの愛車ミニクーパーが、戦車に押しつぶされるというのは有名なことですが、この作品でもダニエルの母親の車が本気で燃やされています。
ミニミニ大作戦の旧作なども、次々と車が破壊されていくのにビックリしました。
そういえば007シリーズのどれかのメイキング映像で、車を美しく破壊するスタッフの苦労、みたいなのが紹介されてましたっけ。
それにしても兄がこの作品のどこにどう感動したのか、気になって気になって仕方ありませんわ。笑

「さらば、わが愛/覇王別姫」観た
2020年 03月19日 23:05 (木)
演ずることに全てを捧げた二人の男の波乱に満ちた生涯を、
京劇「覇王別姫」を軸に描いたチェン・カイコー監督作品。
身を待て余した遊郭の母に捨てられ京劇の養成所に入れられた小豆。
淫売の子といじめられる彼を弟のようにかばい、
辛い修行の中で常に強い助けとなる石頭。
やがて成長した二人は、それぞれ程蝶衣、
段小樓と名を変え京劇界きってのスターとなっていた。
以上Yahoo!映画より
2度目の鑑賞でしたが、ラストの小樓のアップの顔を良く覚えていました。
おそらく私が初めて観た中国映画ではなかったかと記憶しています。
もう一度観てみたいと思いながら、お金出してまで観るには、ちょ〜っと重すぎる作品なんだよなぁ、とレンタルするまでには至らなかったんですわ。
今回BSプレミアムでタダだったのでw録画しておいたんですけど、それでも視聴開始するまでに時間がかかりましたよ。
しかも長いし。人が死んでばかりだし。
前回の「さらばバルデス」とは違い、こっちのさらばはズバリ死別。
なので筋立てに関しては、この際もーどーでもいいです。
今回触れておきたいのは、序盤の舞台となる貧しい子供たちを集めた京劇養成所に関して。
作中の物は時代背景や演出もあり、かな〜り酷い描かれ方をしていましたが、似たような物が今もあるんですよ。
なんとアフリカの貧しい子供たちを集めて、中国の仏教系の組織に入れて、教育を施しつつ雑技団のような見世物興業を世界中で行っているのです。
BSドキュメンタリーで取り上げられていたのは、マラウイのひとりの男の子。
両親がいなくなったので、祖母にこの組織の学校に預けられ10年が経ち、卒業して台湾の大学に留学する、というところまでを映像で紹介していました。
関わっている人々は、概ね満足そうなのは良かった。
主人公の男の子はカンフーのような武術がとても上手で、大学も武術関係のところに進むようです。
ただ一つ気がかりなのは、男の子が母国の言葉をあまりうまく話せないこと。
組織では中国語が使われているので中国語は堪能だけれど、母国語は聞いてわかるけれど話すことはあまり得意ではない、まさにテニスの大坂なおみの日本語状態なのです。
本人もそのことに悩んでいるようでした。
この先きっとどこかで自分のアイデンディティに悩むことになると思います。
けれどもそれをきちんと克服して、いつかスクリーンで彼の姿を見られること(本人はカンフー映画のスターになる夢を持っている)を期待したいと思います。
以上、全く映画の感想ではないざれごとをつらつら失礼しました〜。

「さらばバルデス」観た
2020年 03月16日 20:14 (月)
バルデス(チャールズ・ブロンソン)は
野生馬を捕らえて売るのが仕事だった。
だが近在の牧場主はそれを目障りに思い彼に圧力をかける。
やがて対立は銃での解決という形をとった・・・。
自然の中に生きようとする男の孤独な闘いを描いた西部劇。
以上Yahoo!映画より
タイトルがタイトルなので、てっきりバルデスは死んでしまうのかと思ったんですが、そういうのではなかったのは良かった。
やたら人が死ぬのは好きじゃないので。
とはいえ観るべき物もあったのは拾い物でした。
それは馬の素晴らしさ。
アメリカ映画に出て来る馬は本当にパワフルで美しいです。
広大な荒野を自由に駆け回る馬の姿を見ているだけで、心が洗われるような気がして、とてもとっても癒されました。
またブロンソンが馬を上手に操るのがステキなんですわ。
主人公バルデスは一人で何でもできる孤独を愛する自立した屈強な男という設定です。
住んでいる家も彼が自分一人で建てたということですが、なんと石造りなんですわ。
一つ一つを自分で切り出して運んできたんですよねぇ。
まぁもちろん馬の力(馬力まさにホースパワー)があってこそ、なんでしょうけど。
人間には心を許さないけれど馬には心を許す、強くて孤独な男の極みのようなバルデスが幸せでありますように。

生存確認
2020年 03月06日 22:50 (金)
新しい物のおかげで今月の介護帰省がキャンセルとなりました。
昨年のGW明けからの10ヶ月で、数えること9回の遠距離介護で、すっっっかりLCC慣れしちゃいましたよ。
娘にそれを言うと「放射能かなり浴びたね〜」と返されましたわ。
おかげさまで先月には老父が無事ホームに入所してくれました。
さらには一月の終わりに、しれっとバンコク旅行なんぞ行っちゃって。
憧れのトラとの触れ合いも経験し、着々とバケットリストをクリアしております。
それでは皆さま、うがい、手洗い、持っている人はマスクを使用して、新しい型のヤツに負けないようにしてくださいね。
