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「ザ・バットマン」きたみたよかった

2022年 03月15日 20:40 (火)

レゴバットマン以上に可愛いバットマンなんていないと思っていたのに、この作品のバットマンが存外可愛くて驚きました。体育会系アルフレッドの髭に★を進呈してヒゲハゲ満足度5点満点の5★★★★★



ザバット

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色々と腑に落ちました。
腑に落ちるという意味合いの落ちた腑も含めて、この映画を観て沢山腑に落ちました。
これまでバットマンの映画作品をあれこれ観てきて、私が一番気になっていたことがあります。

幼い頃のブルース・ウェイン(バットマン)の目の前で、両親が暴漢に襲われ命を落としたということは彼の大きなトラウマ。
物盗りが目当ての犯行ということですが、それが本当に単に物盗りであったのか疑わしい、ひょっとしたら何処かの誰かの、物盗りを体とした襲撃だったのでは?
私はそれがずっと気になっていました。
そして今作のバットマンではまさにこの点が重要になっているのです。

さらにはパンフレットに記載されている「探偵」の文字。
バットマンて探偵だったんですね、知らなかったわ〜!
前述の、両親が殺された真実、を探るためにバットマンになった(身を隠すためバットスーツを着るようになった)というのがそもそもの発端だとか。

そのことを探るはずが、そこから発生してきた他の事件(ほぼほぼ猟奇殺人)までも追求していくというのが今作のメインの流れです。
バットマンになって2年目ということで、まだまだ不慣れなことが多いのでしょう。
あちこちでポカをやらかしちゃうバットマンが可愛いんですわ。

細かいことはネタバレになってしまうので、以下少しご注意ください。






というわけでお久しぶりの社長の登場ですよ






最初のポカは爆風に吹き飛ばされて気を失うことでしょうか。
警官に救い出されたのはいいものの危うくマスクを剥がされそうになります。
すんでのところで目覚めマスクにかかった手を振り払らうバットマン、とその周りに群がる警官の数の多いこと多いこと、まるで満員電車のようでした。

次のポカはバットモービルの登場シーン。
いやあ笑った笑った、まさにナイスボケでした。
迫力満点のカーチェイスのはずだったんですけど、笑いが止まらなくて半分くらい見逃しちゃったような気がします。

三つ目はウィングスーツで飛ぶところ。
カッコよく滑空する姿を見せてくれると期待したんですけど。
いや確かに滑空している間は華麗だったような・・けど着陸するのはやっぱり難しいんだなコレが。
そもそも離陸する時にちょっとモタモタしていたのは、ひょっとして上手く着陸できるかどうか不安だったからなのかも。

とまぁこんな具合に妙に人間味のあるバットマンが可愛く感じられるのは、今作の彼が他人を思いやることのできる人間であると私が受け取ったからかと思います。
物語冒頭の猟奇殺人の現場で被害者の幼い息子に対するバットマンの眼差しが、なんとも情愛に満ちたものに感じられ、ついつい涙を誘われてしまいました。

また執事のアルフレッドが、これまでとは少し立ち位置が違っているのも良いと思います。
アルフレッド以外に、女性の使用人がいるのも良いです。
両親はいなくとも、それに代わる大人の眼差しが注がれて愛情深く育てられたピュアな青年、そんなブルース・ウェインが今後どんな活躍をするのか、楽しみで仕方ありません。

もうひとつ気になるのは彼の恋の行方。
ラストの2台のバイクが抜きつ抜かれつ走るシーンのロマンチックなことと言ったら!
バットマンのライバル(とレゴバットマンが言っているだけ?)であるスーパーマンの恋模様は、私にとってはどんなラブストーリーよりもロマンチックな物でした。
それを上回るステキな恋物語をも期待して、続編を待ちたいと思います。


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堤真一パピヨンは神となりました

2022年 03月05日 21:33 (土)

山田孝之目当てで興味を持って堤真一の魅力にはまって終わったシリーズ。ヒゲハゲ満足度は5点満点の5★★★★★

もぐらファイナル



母の入院の付き添い中に観てきました。
なんだか突発的に「今観るべきはこういう物だ」みたいに思ったものですから。
でもそれは間違いではなかったと、今は確信が持てます。
母の入院の件に関してはこコチラ【チェックも縞のうち】をどうぞ。

頭をからっぼにして楽しむことのできる映画って必要なんです。
スマホ利用も制限されてしまうような環境にあって、すぐ隣に大きなスクリーンの映画館があれば足を運びたくもなるでしょうよ。
平日昼間ということもあり、観客は私を含めてたった4人、それでも私は心の底から笑いました。
自分でもどうしてそんなに可笑しいのかと、思いながら。
笑い出したら止まらない不思議な感覚に身を委ねました。

変な体勢で笑うと背中がつるので、姿勢を真っ直ぐに保ちながら、真剣に真面目に笑いました。
堤真一のパピヨンがカッコいいので、大好きなんです。
一作目から若干アンドロイド感が漂っていたパピヨンは、ついに人智を超えた存在になって終わりました。
体は機械でも情に厚い心はそのままの彼は伝説、いや神に近い存在となったのです。
あくまでも私にとってはの話。



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