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1966年「バットマン・オリジナルムービー」感想

2022年 06月05日 00:15 (日)

レスリー・H・マーティンソン監督アダム・ウェスト主演。人気を博したテレビシリーズの映画版。コメディ度100%のこの作品、ドタバタ感がまるでドリフのコントのようです。白塗りの下にうっすら見えるジョーカーの口髭に★を進呈してヒゲハゲ満足度5点満点で3★★★

バットマンオリジナル


作中に流れるBGMのほぼ全てに聞き覚えがあることにまず驚きました。
え?ひょっとして私TVシリーズ見てたのかしら?
あるいはアニメを見ていたような気がしないでもない。
勇者ヨシヒコや銀魂の監督である福田雄一氏がこのシリーズのバットマンが好きだと言っていたはず。
確かに彼の作品とテイストは良く似ています。

とにかくキャラクターたちが忙しく走り回ることといったら!
てか、そもそも真昼間に活動していること自体、夜行性のコウモリがなんで?と思ってしまいました。
いやきっとそう思ってしまうと負けなんだろうなぁ。
煙を吐く黒い爆弾を持って右往左往するなんてドリフのド定番でしょ。
それをバットマンがやるんですよ、しかも延々と。
そんな彼が20年後にまさかのシリアステイストに生まれ変わることになろうとは。
いったい誰が想像したでしょうか。


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スーパーマンVSバットマン

2022年 06月04日 00:17 (土)

記事のタイトルは映画のそれではありません。映画は「バットマンVSスーパーマン」ですからね。では何を示しているかというと、私のスーパーヒーロー支持度であります。


レゴば06018
♡信じられないかもしれませんが、これでもバットマンですよ♡



バットマンはヒーローじゃない云々という説はこの際おいといて、私の中でのスーパーヒーロー度を考えてみました。
というのも「レゴムービー2」の中で敵のヒロインわがまま女王が、まさにこのスーパーマンVSバットマンを天秤にかけ、自分の伴侶にしようと画策するシーンが出てきたのです。
これを観た時、なんだか私は自分の心の中を見透かされたような気がしてギョッとしました。

私はレゴバットマンが大好きです。
全身で喜怒哀楽を表すレゴバットマンは本当に可愛い。
ゴメンナサイがなかなか言えない、メンドクサイこじらせお坊っちゃまでも無問題。
でもそれはあくまでもレゴのバットマンだから。

実写版の映画作品を思い返した時、私にとってはやっぱりスーパーマンが一番なんです。
1979年のクリストファー・リーブの「スーパーマン」を多分おそらく私は劇場観賞しています。
今観てもドキドキしてしまうくらいロマンチックなこの作品、10代の多感な時に観てどれほど心に刻まれたことか。

前述のレゴムービー2のわがまま女王は、バットマンのスーパーマンをライバル視する心をくすぐり、レゴバットマンからプロポーズさせることに成功します。
ゴッサムシティの男には興味ないとか、タイツを履かない男には興味ないとか、クリスチャン・ベールであっても興味はない、私が興味を持っているのは赤いマントのクリプトン星人よ。
とわがまま女王から聞かされたレゴバットマンは、まんまと策にはまりつい「Please marry me」と言ってしまうのです。

身を固めるなんて考えられない、俺は永遠の独身男(Bat chelar)だ、なんて散々抵抗していたのに、対抗馬がスーパーマンであると知った途端たちまち心変わりしてしまうレゴバットマン。
その姿が情けないけれども可愛くて心が痛みました。ん?なんで痛んだんだ?
何故なら、わがまま女王の態度がそのまま私の物と同じに思えたからですよ。

と、ツラツラどーでもいいこと述べてきましたが、私はこのレゴバットマンをより愛でるため、実写版のバットマン作品を全ておさらいすることにしました。
当分バットマンネタが続きますが、ご容赦くださいませ。


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「トップガン・マーヴェリック」観てきました

2022年 06月02日 22:42 (木)

前作は一回くらいは観たんですけど、あまりピンときませんでした。けれども今作は劇場で観られて良かったと心底感じましたわ。本物の戦闘機の厳しいGに必死で耐えるトム・クルーズを始めとした俳優たち全てに★を進呈してヒゲハゲ満足度5点満点で5★★★★★

トップガンんん
公式サイトはコチラ


翼を持たない人間にとって、空への憧れは永遠のものだと思います。
作中に、いずれ戦闘機は無人化されるからパイロットは絶滅危惧種だ、みたいなセリフが出てきます。
いやいやいや、たとえ戦闘機が無人化されたとしても空を飛びたいと願う人間は後を絶たないはず。
むしろ腕の良いパイロットなんて、益々需要が高まるんじゃないかと・・・。
とかなんとか身も蓋もない話はおいといて。

物語前半の厳しい訓練の様子には、こちらまで胃が痛くなりそうでした。
いや冗談抜きに、あまりの緊張感に喘息性の咳が止まらなくなっちゃったんですよマジで。
主人公マーヴェリックがペニーとの関係が彼女の娘にバレないように窓から逃げ出すシーンのところでは、ちょっとプッと吹き出しましたけど。
ほぼほぼ緊張感の連続でしたから。

先述の通り前作をみたことはみたけど殆ど覚えていなくて、むしろ「内容が薄いなぁ」と思った記憶があるんです。
なのでアイスマンというキャラがどういう人だったのか、グースというのは主人公とどういう関係だったのか、まるきし覚えていません。
ただアイスマン役のヴァル・キルマーが、闘病中らしいというのは少しだけ知っていました。
そんな彼がまさに病気で闘病中の親友役として登場だなんて、それだけでもぐっときますよねぇ。

詳しく語るとネタバレになるので、いつものように社長に登場してもらい、以下ネタバレ注意であります。



ウェイン社長2

♡ヴァル・キルマーのブルース・ウェイン社長、メガネがなかなか素敵♡




↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓ 以下ネタバレ注意ですよ。↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓



主人公マーヴェリックと親友アイスマンとの会話のシーンは、本当に素晴らしかった。
昨日ネットニュースで得た情報では、筆談のあと絞り出すようにしゃべるアイスマンの声は合成だそうです。
ということはヴァル・キルマーはほとんど声が出せないのですね、つらいな〜。
アイスマンの葬儀の時の遺影を目にして、なんだか本当にヴァル・キルマーが死んでしまったみたいな気がして混乱してしまったのは内緒。

そんな感じで没入していたので終盤マーヴェリックが撃墜された時には、かなり相当心拍数が上がっていました。
さらにはルースターまで撃墜されちゃったので、ドキドキぞわぞわ心拍数はいよいよMAX。
雪の中をまっすぐ真っ直ぐまっすぐ走るマーヴェリックと同じくらい、私の心拍数は上がっていたと思います。
けどね、マーヴェリックが走る勢いそのままをルースターにぶつけて突き飛ばした瞬間、クスッと笑った私は全身の緊張が解けていくのを感じたんです。
なんとも不思議な体験でした。

その後の展開は、今までのシリアスさが嘘のようにマンガチックで荒唐無稽。
あのクスっとした瞬間がなければ私は、ラスト30分ほどのコミカルさに取り残されていたかもしれません。
またミッションを完了した後に会いに行ったマーヴェリックのいい人ペニーが、海に出ていて不在というのも良かった。
あっという間の2時間半でした。
最初は上映時間の長さに腰が痛くなる恐れがあり、劇場観賞するかどうか迷ったのですが、思い切って行って良かったです。
とはいえ、終わって外に出たら膝が痛くてちゃんと歩けなかったのは確かですけどね。


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