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「ゴッッッッッッサム」

2022年 06月18日 00:42 (土)

ドラマ「ゴッサムGOTHAM」全5シリーズ全て観終わりました。約2ヶ月かけて100/100話まで完走ですよ。第5シーズン全12話たったの4日で観終わりましたわ。


ゴサムムムム
♡メインキャラ大集合♡


なんとなくそんな予感はしていました。
第4シリーズが終わった時に感じたんです。
おそらく最終シーズンは面白くないんだろうな、と。
見事にその予感は的中しました。
あまり面白くないので、ざっと流し見状態、1日3話ずつの4日間で終了です。

長編ドラマの宿命でしょうか、グタグタはちゃめちゃになってしまうのは。
そもそも何がどうしてゴッサムシティが封鎖されてしまうのか意味不明。
これは映画「ダークナイト・ライジング」と同じ流れなんですけど、ゴッサム内部から封鎖されるのはアリだとしても、外からも封鎖されるのはどういうことなんでしょうね?
疫病でも出たってんならわかりますけど。

気になっていた私のイチオシ美ハゲのザーズさん、第5シリーズにもちゃんと出てきましたよ。
なんだかんだで、実は彼は皆から愛されているということがわかって良かった。
彼の最後のシーンは、ポイズンアイビーのフェロモンに毒され、甘美な妄想に酔いしれるというところで終わりました。
なんだかとっても幸せそうでした。
その後の彼がどうなったかは不明、でも幸せな表情で終わってくれたのなら私も幸せです。

ザーズ以外の登場人物も、概ね幸せそうな様子で終わります。
ブルース・ウェインとセリーナ・カイルも、おそらく幸せになれるのでしょう。
それはつまりバットマンも幸せになれるということだろうから、ハッピーエンドでメデタシめでたしなのです。

さ、あれこれとしたバットマンのおさらいが済んだから、次からはいよいよLEGOバットマンの深掘りだ〜〜♡



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「ジャスティス・リーグ」感想と反省

2022年 06月17日 00:39 (金)

遠く離れた安全圏で、まるでゲームでもプレイしているように楽しんでいるアルフレッド爺さんの白髭に★を進呈してヒゲハゲ満足度5点満点で5★★★★★

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2017年初見の時に私は、この作品が「バットマンVSスーパーマン」の続きだということに、全く気づいていなかったらしい。
くどいようですが「マン・オブ・スティール」「バットマンVSスーパーマン」そしてこの「ジャスティス・リーグ」は三部作。
2作目の「バットマンVSスーパーマン」を観たことは観たけど、まるっきし記憶に残っていなかったらしいことが、過去のブログ記事からうかがえます。
まぁ、それでもラストには感動して「スーパーマン万歳!」なんて叫んでいるので、オールオッケーとしましょう。

今回は主にバットマン(ブルース・ウェイン)に注目して観てみました。
メタヒューマンと呼ばれる特別な能力を持ったメンバーを集めてチームで戦うことを、前作「バットマンVSスーパーマン」のラストでブルース・ウェインは心に誓っています。
ところがこのメタヒューマンたちというのが、一筋縄ではいかないメンドくさい連中ときてる。
そんな状況の中、唯一参加を表明したフラッシュに対してチラリと見せた、ブルースの嬉しそうな表情が良いのです。
速さが身上のフラッシュですから返答も速くて、ブルースの表情が変わるのも一瞬なので、何度も何度もスロー再生してしまいましたよ。

バットマンには特別な能力はありません。
あるのは財力のみ。
そんな自分がチームを率いていけるのか、悩む姿はまんま高校野球のキャプテンのそれのようです。
自分の無力さを嘆く言葉こそ口にはしないけれど、皆の驚異的な能力を見せつけられ、折れそうになる心を奮い立たせようと努力している姿が胸を打ちます。
最終的にはワンダーウーマンにリーダーを譲るような形に落ち着くのは、良い判断だと思いました。

DCEUの作品として、この後どんどん大風呂敷を広げようとしていたそうですが、今作で打ち止めにしたのは正解でしょう。
この作品の中にも、チラリチラリと大風呂敷の片鱗が残っていますが、それら断片的な情報からでもダメさ加減が感じられます。
バットマンのせいでロ×ス・レ×ンが死んじゃうなんて、それは一番いけない方向だと思う。
そこまでバットマンとスーパーマンの仲をこじらせないで欲しいわ。


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「バットマンVSスーパーマン ジャスティスの誕生」感想と反省

2022年 06月15日 00:05 (水)

ガンダムみたいなガチガチバットスーツを着用していながらも、思いっきり口角を上げてニヤリと笑うバットマンに★を進呈してヒゲハゲ満足度5点満点で4★★★★

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この作品は2016年の劇場公開時に観に行きました。
自分ではあんまり覚えてないんですけど、はっきりとこのヒゲハゲ観察日記に記してあります。
それによると「アメコミ系の映画には今後手を出すのは止めよう」と高らかに宣言してあるんですわ。
はいゴメンナサイ前言撤回します。そして白状します。
今年になってから何度も何度も鑑賞して、ついにはレンタル落ちディスクまで入手してしまったことを。

やっぱりベン・アフレックのブルース・ウェインがカッコいいんですよ。
何しろこめかみに白髪があるんですもん。
それにちゃんと社長らしく仕事をしている姿も見せてくれます。
この作品以前のブルース・ウェインが社長らしい様子を見せたのは「バットマン・フォーエバー」で研究所を視察した時だけじゃないかと思う。
クリスチャン・ベール版では社長をクビになるシーンはありましたけどね。

劇場での初見時には、冒頭からブルース・ウェインがカーアクションで大活躍するシーンで「なんだか知らないけどカッコいい社長だな〜」なんて思って観てました。
それまでブルース・ウェインてのはお飾り社長だとばかり思ってたから。
ちゃんと社員に指示を出している姿がなかなか新鮮だったんです。

今回のレンタル落ちディスクを観初めてすぐ「しまった!この作品マンオブスティールの続きだったっけ!」と、ちょっと後悔しました。
そういう部分がやっぱり★一個マイナスになるんですよねぇ。
ダークナイト・トリロジーもそうですけど、前作から続けて観ないとついていけないのはどうかと思う。
せっかくなので「マンオブスティール」のBlu-rayをポチっときましたわ。

今作の続き「ジャスティス・リーグ」とそれのスナイダーカット版を観て、少しDCEUとやらを勉強したので、初見から比べると格段にこの作品に対する理解度は高まっています。
けれどもそれはつまり、そんな勉強をしないと味わえない作品である、ってことでもあります。
ハードル高すぎでしょ。

初見での感想の中に「女優陣のお肌の具合があまりよろしくなくて心配、スーパーマンのお肌が一番綺麗だったのが謎」というのがあります。
この理由もようやく理解しました。
それはスーパーマンは地球人ではないから。
そうLEGOバットマンの言葉を借りると「スーパーマンはエイリアン(結構このフレーズ好き)」なのです。
バットマンの素肌の露出している顔の下半分が、無精髭だらけなのも彼が地球人であることを強調しているのでしょう。

まるで地球人代表としてスーパーマンと戦うかのようなバットマンが観ていて辛いです。
母親マーサの名前を出されたことに怒り、そしてそのマーサは別のマーサであったことを悟って勘違いに狼狽えるバットマンが可愛いです。
スーパーマンと戦うためのガンダムみたいなバットスーツ(パワードスーツというらしい)に身を固めているのに、平常時に比べて感情が良く表現されているのが面白い。
ん?それってひょっとしてLEGOバットマンと同じじゃないの?笑

でもって実はスーパーマンも結構良い表情を見せてくれるんですよ。
案外彼にも黒い部分があるのだな、と感じられるような顔をするんです。
地球人ではないけれども、スーパーマンも同じ人間なのかな、とも思えます。
そこらへんの部分は特に次作「ジャスティス・リーグ」で際立ってくることになるかと。

初見の時からすると今では、この作品はバットマンとスーパーマンの両方が堪能できる稀有な作品じゃないかと考えを改めておりますよ。


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「ゴッッッッッサム」

2022年 06月14日 00:15 (火)

ドラマ「ゴッサムGOTHAM」第4シリーズまで観終わりました。88/100話まで進んだことになります。あと一息だわ。シリーズの最終話では、なんだかコレでお終いみたいな感じで終わっていました。ん?ひょっとして第5シリーズって想定外だったのかな?


ビクター2

♡ビクター・ザーズ日本語吹き替えは小山力也ですよ♡




この長編ドラマはゴッサムシティを舞台とした群像劇です。
登場人物が多くて、その上死んだと思っていたキャラが、名前を変えて蘇ってきたりもして。
正直ちょっと観る間があくと、その複雑な人間関係について行けなくなりそうで焦ります。
メインのキャラだけでも相当な数なんですけど、たまーに出てくる脇役も良い味を出しているキャラも。
そんな大量の登場人物の中で、第1シリーズにチラリと登場した美ハゲ殺し屋ビクター・ザーズに私は一目惚れしました。
最初の頃はほとんどセリフのなかった彼も第4シリーズには出番が増えて、セリフも沢山しゃべって思ったより重要な役どころとなっています。
けど第4シリーズ後半は全く出番がなくて、残りの12話で彼のその後が語られることがあるのかどうか、何より私はそのことが気になってますよ。


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「ほんとうのピノッキオ」感想

2022年 06月12日 00:18 (日)

何がどう「ほんとう」なのかはさておき、自分一人で息子を創り出して狂喜乱舞するお気楽ジェペットさんのヒゲに★を進呈してヒゲハゲ満足度5点満点で4★★★★

ピノッキオおお
公式サイトはコチラ



日本のアニメ作品のキモカワイイはキモイとカワイイのバランスが良いのだとか。
私自身はキモカワイイはそんなに好みではありません、フツーに可愛いのが好きです。
今作はまさにキモカワイイが売りのイタリア製のファンタジー。
嘘をつくと鼻が伸びる木製人形ピノッキオが、紆余曲折を経てメデタく人間になる物語です。

前半のテイストが若干キモい度の方が強くて、ありゃりゃコレは最後まで観終わるのがキツイかも〜、なんて感じたんですよ。
けれども妖精というキャラが出てきたところで、少しカワイイテイストが増えてきて、ようやく身を入れて観ることができるように。
この妖精さんの淡い青緑色のクルクル巻き毛が、まさにお人形さんみたいで可愛いの。
お世話係のカタツムリさんなんぞはキモカワイイの代表でしょうねぇ。

キモカタツムリ
♡カタツムリさんに乗るピノッキオと妖精さん♡


終盤にフツーのロバや山羊が出てくるんですが、このフツーの動物たちの表情がまた良いのです。
おそらく何かしらの加工はしてあるのでしょうけど、それが全く感じられなくて。
本当に演技しているみたいに見えるんです。
ピノッキオとその友人が騙されてロバに変えられてしまい、挙句の果てにサーカスに売り飛ばされてしまいます。
サーカス団に買われるのはピノッキオだけで、友人ロバとは離れ離れ。
この別れの時の友人ロバの悲痛な様子が胸を打つんですよ。

あー、いや、コレはきっと人間以外の物にしか感情移入できない私だけなのかも。
ピノッキオが子羊に囲まれるシーンでも、いいなぁ私も子羊に埋もれてみたい、とか思いながら観てましたし。
そうか!今の私モフモフ成分が欠乏しているのか!なるほど納得。笑
なんだか無性に動物園に行きたくなってきたわ。



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「バットマン」ダークナイト・トリロジー感想

2022年 06月10日 00:33 (金)

クリストファー・ノーラン監督クリスチャン・ベール主演の三部作「バットマン・ビギンズ2005年」「ダークナイト2008年」「ダークナイト・ライジング2012年」モーガン・フリーマンのヒゲに★を進呈してヒゲハゲ満足度5点満点で3★★★

ダークナイトライジング


4年前のまとめ観賞の感想にアルフレッドの「ビシソワーズでございます」のセリフだけ覚えている云々と記しています。
今回二度目のまとめ観賞をしたら、このセリフが「ダークナイト」ではなく「バットマン・リターンズ」内のものであることに気が付きました。
自分の記憶だけに頼るのもどうかと、改めて感じましたわ。

「ダークナイト」単体だけの評価は、個人的にはそんなに悪くなくてヒゲハゲ満足度は4★★★★くらい。
けれども三部作まとめてだと、どうしても冗長さが気になってしまうのです。
実は「ザ・バットマン」を観た直後にすぐこの三部作をNetflixで見返しました。
1度目の時よりは少し理解は進んだような気がします。

で、今回この記事を書くにあたって「ダークナイト・ライジング」だけ3回目観てみたんですよ。
主な目当ては私の大好きな女優マリオン・コティヤール。
「ダークナイト・ライジング」の初見の時には彼女が出てきことで、すご〜くテンションが上がったものです。
けれども2回観賞しても彼女の役柄がどういった物だったか、あまり印象に残っていなくて。
全てを失い人恋しさMaxになったブルース・ウェインの心の隙を突いて、よろしくやっちゃう美しいラスボスなんだけど、それにしちゃ最期があまりにあっけないキャラ。
それがマリオン・コティヤール演じるミランダ・テイトでした。

3回目の観賞でも相変わらずピンと来なくて。
厳重に封鎖されているはずのゴッサムシティに、いったいどうやってブルース・ウェインは入って来れたんだ?主人公補正かかり過ぎでしょ。
いや待てよ奈落とかいう穴はひょっとしてゴッサムの中にあったのか?だとしたらオールオッケー、けどゴッサムシティ広すぎじゃん。
とかツラツラどーでもいい突っ込みをしながら観ていて気が付きました。
バットマンの声がLEGOバットマン並みにすごく低くてカッコいいということに。

このノーラン三部作は説明台詞がとても多いです。
そのためバットマンもベラベラしゃべるんですよ、かなりの重低音で。
明らかにブルース・ウェインの時との声とは違います。
どこまでクリスチャン・ベールの声なのかはわかりませんが、それが私は気に入りました。
LEGOバットマンはこのクリスチャン・ベールのバットマン要素が強いらしいとは感じていましたが、声の低さもそうだったんですね。


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1997年「バットマン&ロビン Mrフリーズの逆襲」感想

2022年 06月09日 00:05 (木)

ジョエル・シューマッカー監督ジョージ・クルーニー主演のこの作品、クルーニーにとっては黒歴史のようです。確かにそれは全くその通りだと思う。敵役Mrフリーズを演じたアーノルド・シュワルツェネッガーの頑張りに★を進呈してヒゲハゲ満足度5点満点で2★★

ミスターフリーーーズ


4年前のバットマンまとめ観賞の際に、ジョージ・クルーニーがバットマンにしては男前すぎる云々と私は記していました。
が、しかーし今回見直してみて気が付きました。
今作のブルース・ウェインは笑いすぎ、それも殆どがニヤニヤ笑い。
何が嬉しくてそんなにニヤニヤしてるんだろう、と思うくらいニヤニヤしてます。
いやあれはニヤニヤ笑いではなく、まさにヤニ下がってる、そんな顔なんです。

おそらくブルースとそれなりの関係らしい金髪美女(でも名前は不明つまりその程度のキャラ)に結婚を迫られるも、のらりくらりと言い逃れする時もニヤニヤ。
ポイズン・アイビーのフェロモンにあてられ、フラフラ言いなりになってしまうときも当然ニヤニヤ。
妻一筋のMrフリーズには、このフェロモンが効かなかったことで、よりバットマンの不甲斐なさが目立ってしまいます。
挙句にの果てには執事アルフレッドが病を得て老い先短い、ということが判明した時にもニヤニヤ・・・。
なんでそこで笑うんだよっっっ!悲しむ演技もできんのかいっっ!と突っ込みを入れたくなりましたよ。

そして何よりコリャだめだと感じたのは、そもそもバットマンが全然カッコよくないこと。
おかしいな〜、前作「バットマン・フォーエバー」のバットマンがあれだけ華麗なアクションを見せてくれたのに、今作のクルーニーのバットマンは何故あんなにダサいんだろう。
走り方もなんだか妙におどけた感じで、真剣さが感じられません。
これはやっぱり製作陣のこだわりの無さってことでしょうねぇ。

どうやらこの作品は、かなり子ども向けを意識されて作られた物のようです。
子ども向け作品には華麗なアクションなんて必要ない、と判断したのでしょうか。
いわゆる子どもだましの作品てことですな。
シュワちゃんのMrフリーズがなかなか良かっただけに、ジョージ・クルーニーのダメさがより際立ってしまったのが本当に残念でなりませんわ。


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1995年「バットマン・フォーエバー」感想

2022年 06月08日 00:13 (水)

ジョエル・シューマッカー監督ヴァル・キルマー主演の作品。主演も脇役もとにかく豪華なキャストです。ドリュー・バリモアの見事なクルクル巻き毛に★を進呈してヒゲハゲ満足度5点満点で4★★★★

バットマンフォーエバー
メガネ男子と金髪美女



4年ほど前バットマン映画のまとめ観賞をした際に、一番面白かったのはコレだと自分で記していたのですが、今回も同じ感想を抱きました。
まず全体的なバランスが良いです。
主役も脇役もとても見ごたえがあります。
緑の衣装に身を包んだリドラー(ジム・キャリー)のステッキさばきの面白さに。
白い美女と黒い美女を引き連れたトゥーフェイス(トミー・リー・ジョーンズ)の不気味さ。
そして精神科医チェイス(ニコール・キッドマン)の妖艶さと。
むしろ脇役が濃すぎて、主役のヴァル・キルマーが埋もれ気味かも。
けれどもバットマンがカッコいいので、なんとか頑張ってますよ。

アクションシーンが諸々これまでより格段に向上しているような気がします。
バットマンの動きがなかなか華麗、特にマントのさばき方が素晴らしいです。
しゃがんだ状態から立ち上がる時、わざわざマントをクルリと回して広げて見せるんですよ。
あまりの華麗さに思わず何度もスロー再生しちゃいましたもの。
またバットマンの低い声も素敵、あれがヴァル・キルマー本人の声なのだとしたら・・・。
現在の彼のことを思うと、とてもとても残念でなりません。泣泣泣

筋立ても、うまくまとまっています。
「フォーエバー」と銘打つだけあって、見終わってからの安堵感がたまりません。
獄中のリドラーに面会したチェイスが「あなたの秘密は守られたわ」とブルースに告げて物語が終わります。
バットマン(ブルース・ウェイン)が幸せになって良かった、心からそう思える作品です。



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1992年「バットマン・リターンズ」感想

2022年 06月07日 00:08 (火)

前作「バットマン」と同じティム・バートン監督マイケル・キートン主演。ペンギン怪人と共闘するシュレック社長の白髪なんだか銀髪なんだかわからないけど、そこそこ麗しいロマンスグレイに★を進呈してヒゲハゲ満足度5点満点で2★★

バットマンリターンズ



今回おそらく3回目くらいの観賞ではないかと思います。
が、しかし何度見てもちょっとダメです、受けつけられない。
何がどうダメかというのが、なかなか言葉にし難いのですが。
敢えて表現するならエグみが強過ぎる、そんな感じ。

子どもが見ることも視野に入れてあるとしたら、かなり強烈な印象を与えるはず。
年齢によっては夜泣きしそうだし、少し年上の子ならトラウマになるんじゃないかなぁ。
大人にとってはコメディなんだかシリアスなんだか、観る側の立ち位置が掴み辛いというのもあります。
そもそもオープニングで語られるオズワルド・コブルポット(ペンギン怪人)の誕生の秘密からして、かな〜りエグいんですよ。

唯一これを見て良かったと思ったのは、前作「バットマン」でブルース・ウェインと恋仲になった女性ヴィッキー・ベールのその後が知れたことです。
ブルースはヴィッキーに「自分がバットマンである」と自ら告白することはできませんでした。
そのため結局は二人は破局するのです。
うん、やっぱりそうだよね、そこんとこ重要だわ。
でもって、この件には執事のアルフレッドも関わっていて、アルフレッドにとっても良い勉強になったという訳。
人間だれしも失敗しないと成長しないのよ。

この作品にはキャットウーマンも登場するのですが、キャットウーマンて猫怪人だったの?
てっきり私はバットマンと同じで、猫の扮装をした人間なんだと思ってたんですけど。
あのキャットウーマンとバットマンが恋仲だなんて・・・いやいやいやあり得ないでしょ。
それはつまりバットマンはコウモリ怪人、てことになりません?
そりゃ確かに時々コウモリ男って呼ばれてますが、中身は人間のはず、ですよね?ね?
そういう視点の定まらなさも、この作品のどうかしてるポイントだと思います。


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1989年「バットマン」感想

2022年 06月06日 00:02 (月)

ティム・バートン監督マイケル・キートン主演の作品。意中の女性に自分がバットマンであることを告白したくてもなかなかできないブルース・ウェインに★を進呈してヒゲハゲ満足度5点満点で3★★★

バットマン1


ブルース・ウェインのキャラとしてはマイケル・キートンの演じているブルースが個人的には一番しっくりきます。
ゴッサムで一番の大金持ちという設定でもなさそうだし、たまらなくイケメンてワケでもなし。
ちょっと変わっているシャイな男性、そして何よりメガネ男子というのもポイントが高いです。
好奇心旺盛なジャーナリストの金髪美人ヴィッキー・ベールに一目惚れするのはお約束。
彼女がバットマンに興味を持っていることを知り、自分がバットマンであることを告白するかどうか、悩んで悩んで結局できなくて・・・。

敵役はジョーカーなんですが、さらっとどうしてジョーカーになったか、という経緯も描かれています。
元は裏組織のボスの片腕だった、というのがなんだか妙にリアルじゃありません?
しかもボスの情婦に手を出して恨みを買う、なんてまんまギャング映画の定石だし。
そういう点ではコメディ度のあまり高くない作品かと思います。
ヴィッキー・ベールとブルースの関係も、続く「バットマン・リターンズ」でその後のことが語られるのですが、なんだか身につまされるんですよねぇ。
そういう意味でも親しみ易さのあるバットマンだと思います。


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