「ビガイルド欲望のめざめ」観てきました
2018年 03月20日 21:26 (火)
南北戦争の頃の装束が大好きなので、目当てはそれらをまとったニコール・キッドマンをはじめとした奇麗な女性たちでした。コリン・ファレルのヒゲに★を進呈してヒゲハゲ満足度5点満点の5★★★★★
特殊映像加工の限りを尽くした映画ばかりの昨今、この作品のヴィンテージフィルムカメラによる自然光を利用した穏やかな映像が、ことのほか心に染みました。
予告編ではやたら刺激的に宣伝されているようですけど、筋立てとしてはさほど驚くような展開ではありません。
この作品の良さは物語ではない、そう言い切っていいと私は思います。
例えが良くないかもしれませんが、加工技術ばかりに頼った作品をジャンクフードとするなら、この作品は素材からこだわった食材を丁寧に手作りしたナチュラルフードといったところでしょうか。
何しろエンドクレジットが驚くほど短かかったんですよ。
制作に関わった人一人一人が匠の技の持ち主だったってことですよね。
自然光の繊細な灯りが目に優しくて、縫い物をするキルスティン・ダンストの手元に息を潜めて見入ってしまいました。
出演する女優たちはインクとペンの使い方や、刺繍などの手仕事、さらには包帯や止血帯の使い方なども学んだとか。
家の小さなテレビ画面で見たのでは感じられないであろうそれらの繊細さを、大きなスクリーンで感じられたことは本当にラッキーだったと思います。
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特殊映像加工の限りを尽くした映画ばかりの昨今、この作品のヴィンテージフィルムカメラによる自然光を利用した穏やかな映像が、ことのほか心に染みました。
予告編ではやたら刺激的に宣伝されているようですけど、筋立てとしてはさほど驚くような展開ではありません。
この作品の良さは物語ではない、そう言い切っていいと私は思います。
例えが良くないかもしれませんが、加工技術ばかりに頼った作品をジャンクフードとするなら、この作品は素材からこだわった食材を丁寧に手作りしたナチュラルフードといったところでしょうか。
何しろエンドクレジットが驚くほど短かかったんですよ。
制作に関わった人一人一人が匠の技の持ち主だったってことですよね。
自然光の繊細な灯りが目に優しくて、縫い物をするキルスティン・ダンストの手元に息を潜めて見入ってしまいました。
出演する女優たちはインクとペンの使い方や、刺繍などの手仕事、さらには包帯や止血帯の使い方なども学んだとか。
家の小さなテレビ画面で見たのでは感じられないであろうそれらの繊細さを、大きなスクリーンで感じられたことは本当にラッキーだったと思います。

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「ビガイルド 欲望のめざめ」
2018年03月21日 15:18
げに恐ろしきは女の…である。だが、監督が女性監督(ソフィア・コッポラ)だからか、女の愚かさが全面的に描かれているわけではないのでそこは非常に好感が持てる。短絡的思考が描かれてはいるのだけれど。その短絡的思考はむしろサクサクと作品を進めて行く上で重要なので、さほど不快感はない。そんなことよりコリン・ファレルである。昔からコリン・ファレルのファンだったのであるが、私の待ち望んでいたコリン・ファレ...
コメントの投稿
こんにちは
2018年03月21日 15:21
Re: こんにちは
2018年03月29日 23:55
コメント&TBをありがとうです、ここなつさん。
> 私もこの作品の南部アメリカの眠たげな風景とかが心に沁みました。
> そうそう、近頃はこんな画質の作品も少なくなってきましたものね。
見事な円柱のあった建物は実際のあの時代の物だそうですよ。
アメリカの文化財的建造物なので、撮影は色々と気をつかったとか。
> そして私はコリン・ファレルがとても好きなので…はい、堪能させていただきました。
見目麗しいダメ男が良く似合ってたと思います。
ヒゲをそらないでいたらもっと私の好感度は上がったんですけどね。笑
> 私もこの作品の南部アメリカの眠たげな風景とかが心に沁みました。
> そうそう、近頃はこんな画質の作品も少なくなってきましたものね。
見事な円柱のあった建物は実際のあの時代の物だそうですよ。
アメリカの文化財的建造物なので、撮影は色々と気をつかったとか。
> そして私はコリン・ファレルがとても好きなので…はい、堪能させていただきました。
見目麗しいダメ男が良く似合ってたと思います。
ヒゲをそらないでいたらもっと私の好感度は上がったんですけどね。笑
私もこの作品の南部アメリカの眠たげな風景とかが心に沁みました。
そうそう、近頃はこんな画質の作品も少なくなってきましたものね。
そして私はコリン・ファレルがとても好きなので…はい、堪能させていただきました。