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まさかの4部作

2019年 09月22日 20:48 (日)

敬愛するチャン・イーモウの歴史活劇「SHADOW影武者」を劇場鑑賞できたのは本当に幸せだったと思います。特に印象に残った麗しいヒゲもハゲもなかったのですが、ヒゲハゲ満足度は5点満点の5★★★★★ですよ。


影影
公式サイトはコチラ




全く関係ないものの検索をしていたら、この作品が引っかかったんですわ。
あらぁ良さげな映画だけど、どうせ都内にでも行かなきゃ観られないんだろうなぁ、な〜んて思っていたら。
ななな、なんといつもの最寄りのTOHOでやってるじゃありませんか! ! !
しかもその日が最終日ときたもんだ! ! !
もーーーーーーーすぐ飛んで行きましたよ。

まるきし予備知識なしだったので、まずは出てくる役者さんにワクワク。
ヒロインのスン・リーの登場には「あっこの人知ってる〜 !ドニー・イェン関羽の惚れたヒト〜 !」
主人公の影武者に近い将軍役の人が少しフー・ジュンに似ていたのでちょっとだけワクワクして、違うと判明してガッカリしたかと思えば。
敵の将軍役に今度こそホントにフー・ジュンが現れて「ひゃ〜♡まさかのワクワクガッカリ倍返し〜♡フージュンオジサマ相変わらず素敵な声♡♡♡」と一人シートの上で悶絶して・・・。
と、なんだかミーハーな感想はこのくらいにして、ちゃんとしたこと書いておかないとね。

チャン・イーモウ監督の歴史ビジュアル三部作と、私が勝手に呼んでいる作品があります。
それは2002年の「HERO(感想はコチラ)」2004年の「 LOVERS(感想はコチラ)」2006年の「王妃の紋章(感想はコチラ)」この三つの絢爛豪華で色彩溢れる歴史アクションラブストーリーです。
今回のこの「SHADOW影武者」は、これらの続き、いわば歴史ビジュアル第4作と言える素晴らしい作品だと思います。
4作目がほぼほぼモノクロになろうとは、まさに「そう来たか !まいったマイッタ」という感じ。

ストーリーが三国志における荊州争奪戦がモチーフになっているというのを、今回の記事のために調べた中で初めて知りました。
ええ〜と、荊州争奪戦で雨が降り続いて、って・・・・え?それって関羽の最期の戦いのアレですか?
ってことはフー・ジュンが関羽で、主人公の都督は周瑜で、その妻は小喬ってワケかナルホド〜。


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テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

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「SHADOW 影武者」

2019年10月15日 12:34

流石チャン・イーモウと言うべきなのか、やっぱりチャン・イーモウと言うべきなのか。大変スタイリッシュで、映像・音楽、共に素晴らしい。なんかもう「芸能」と言うのに相応しい感じ。「影武者」を色に例えれば正にそうなのであるが、黒とグレーと白とが織り成す圧倒的な美。琴を始めとした弦楽の調べが、緊張感を高めさせる。戦国の世、沛(ペイ)国では若き王(チェン・カイ)が統治していたが、隣国である炎国に境州の土...

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こんにちは

2019年10月15日 12:30

こんにちは。
流石チャン・イーモウ!という作品でした。
彼の作品をスクリーンで観られることのこのシアワセよ!
歴代三部作?四部作?の中でも諸行無常の香りが色濃い作品でした。
やはり三国志がモチーフだからか?

Re: こんにちは

2019年10月19日 23:07

コメント&TBありがとうです、ここなつさん。

> 流石チャン・イーモウ!という作品でした。
> 彼の作品をスクリーンで観られることのこのシアワセよ!

本当に !一生に一度あるかないかのラッキーだと思いました。

> 歴代三部作?四部作?の中でも諸行無常の香りが色濃い作品でした。
> やはり三国志がモチーフだからか?

実は「三国志」関連の検索をしていてこの作品にたどり着いたんですよ。
フー・ジュンの関羽なんて最高じゃないですか !
もうソフト化が待ち遠しくて待ち遠しくてたまりませんですっ。