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「グラン・プリ」感想

BSで放送されていた物を観ました。目当ては三船敏郎だったんですけど、思ったよりも男女の物語が面白かったので感想を綴っておきます。ヒゲハゲ満足度は5点満点の4★★★★


グランプリ
<日本公開1967年>
アメリカ人のF1レーサーのピートは
モナコなどヨーロッパ各地を転戦する過酷なレースで
ライバルたちとしのぎを削っていた。
常に死と隣り合わせの彼らはプライベートでも癒やされるどころか
それぞれに色恋沙汰で揉めている。
やはりピートも皆と同じように男女の問題を抱え妻とも別れる羽目に。
そんな時、彼はホンダ・チームの矢村から誘いを受けた。
やがて実力を買ってくれた矢村のもとでレースに参戦したピートは
期待通りの強さをみせていく。
こうしてライバルたちと競り合いながら
いよいよイタリアでのグラン・プリ最終戦に挑むのだが…。
(yahoo!映画より引用)



男性のドライバーの顔の見分けがつかなくて、全く何の情報もないまま鑑賞したこともあり、最初はどういう人間関係なのかさっぱり掴めませんでした。
そもそも誰が主人公なのかすらわからないまま終盤まで進み、ラストにようやく「ああ!勝った者が主人公というワケか〜!」というテイタラク。
でも逆にそれが面白かったんですよ。
だって誰が勝つのかわからない方が面白いでしょ、レースなんだから。

登場する女性陣の方は、しっかりと区別のつく造形になっているので、そちらの視点で物語を見ていくと理解しやすかったのも確か。
一番最初に出てくる美女が、元モデルという設定でもあり目を引きました。
この美女はドライバーのひとりの妻でもあるのですが、夫が事故で大怪我をしたことで我慢できなくて別れる別れないの痴話喧嘩をする、というのが男女関係の物語の主軸であります。
そういう意味では、レースの勝敗という男の世界の物語の裏に、男と女のもう一つの物語がある、とても良くできた作品だと思います。

モータースポーツというのは、他のスポーツと比べ物にならないくらい、命の危険の伴う物でしょう。
そんな世界で戦う男の妻になるのなら、事故が起こることなど予測はしていたはず。
恋人ではなく妻になったのなら、その覚悟があってこそ神の前で結婚の誓いをしたんじゃないの?と元モデル美女の取り乱す姿に、見ていてちょっとイラつきました。

命を賭けて戦いに赴く、というのは戦国武将に通ずるところがあるように思います。
だとしたらその妻は戦国武将の妻、そういう視点で物語を追って行くのも悪くないです。
命を落とした男の妻と、これから妻になろうとする女、そして命を落とした男の母、様々な女性が登場しますが、どの登場人物も凛として美しいです。
180分と若干長いのですが、レース部分は早送りしてみても大丈夫。笑
機会があれば是非ぜひ!



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theme : テレビで見た映画
genre : 映画

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ヒゲハゲ満足度について

映画やドラマなどの映像作品において、ヒゲハゲ観察ポイントを★の数で表しました。ヒゲハゲが期待通りの場合の3★★★☆☆を標準とし、期待を上回ると4〜5、下回ると1〜2となります。本来ならヒゲハゲを期待できない作品(アニメを始めとした子ども向け作品、あるいは若者向け青春物語等)において、何かしら麗しいヒゲハゲが見られたなら★がつく場合もあります。

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プロフィール

ケフコタカハシ

Author:ケフコタカハシ
半世紀を越える人生のほとんどを西洋かぶれで過ごしてきた主婦。ここ2年ほど山田孝之演じる実写版ウシジマくん中毒。「闇金ウシジマくんthe final」13回観ました。バイバイウシジマなんて言いませんからね〜!

どーでもいい日常の記録
「チェックも縞のうち」


闘病記の
「女の終活日記」
もよろしく。

現在の主な観察対象:山田孝之、ジェイソン・ステイサム
初恋の禿:ユル・ブリンナー
初恋の髭:デニス・ウィーバー
初恋の髯禿:ショーン・コネリー
大きくなったらなりたい物:仙人
将来の夢:一人暮らし
今一番行ってみたい場所:グランドキャニオンとラスベガス、香港
将来の希望:山田孝之の美白ヒゲを拝むこと

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