『ウェイティング・バーバリアンズ帝国の黄昏』感想
2022年 12月02日 00:05 (金)
見終わってかな〜り気分がどんより落ち込みました。ひょっとすると今観るべきではなかったのかも、とも思うし、逆に今こそ観るべき作品なのかもとも思う。冷酷な警察官僚という役柄に色の白さを最大限に発揮しているロバート・パティンソンに★を進呈してヒゲハゲ満足度5点満点で3★★★
これは現在U紛争を起こしているPさんにこそ見てもらいたい作品だと、見終わって真っ先に感じました。
攻めてくるかもしれないから先制攻撃をする、そんな愚かなことが許されるワケがない。
中央政府からの警察官僚に必死に抵抗する民政官の姿が、本当に胸を打ちます。
というより見ていてツラい辛すぎる。
弾圧を指揮するのはジョニー・デップですが、副官のロバート・パティンソンの色の白さが、より残忍さを強調しています。
ロバパティは時々ほんとーに色が白く見えるんですわ。
肌の色が白いと、冷血漢という言葉がぴったりですものね。
でもね私が一番驚いたのはジョニー・デップの豹変っぷり。
正直あんまりジョニデは好きではなくて、これまで幾つかの作品を観ましたが、どれもピンときませんでした。
今回も作品の中の彼には特に惹かれた物はなかったのですが、特典映像のインタビューを見てびっくり。
いかにも撮影の合間に撮られた感ありありでインタビューを受けるジョニー・デップは、ただのおじさんでした。
冷酷な警察官僚の制服を身にまとっていながら、穏やかにしゃべる丸顔のいかにも気の良さそうなおじさん、そんなジョニデの姿に私の頭は混乱しました。
やっぱりジョニデって偉大な俳優なのかも。
それに気づかせてくれた今作は、観るに値する作品だったと言えるでしょう。
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19世紀のアフリカ、ある帝国に支配された辺境の町で
「蛮族が攻めてくる」といううわさが流れていた
治安維持のためにやってきた中央政府の警察官僚(ジョニー・デップ)と
副官(ロバート・パティンソン)らは厳しい弾圧や残酷な拷問を強行
彼らの横暴な振る舞いに街の民政官(マーク・ライランス)が抵抗する
これは現在U紛争を起こしているPさんにこそ見てもらいたい作品だと、見終わって真っ先に感じました。
攻めてくるかもしれないから先制攻撃をする、そんな愚かなことが許されるワケがない。
中央政府からの警察官僚に必死に抵抗する民政官の姿が、本当に胸を打ちます。
というより見ていてツラい辛すぎる。
弾圧を指揮するのはジョニー・デップですが、副官のロバート・パティンソンの色の白さが、より残忍さを強調しています。
ロバパティは時々ほんとーに色が白く見えるんですわ。
肌の色が白いと、冷血漢という言葉がぴったりですものね。
でもね私が一番驚いたのはジョニー・デップの豹変っぷり。
正直あんまりジョニデは好きではなくて、これまで幾つかの作品を観ましたが、どれもピンときませんでした。
今回も作品の中の彼には特に惹かれた物はなかったのですが、特典映像のインタビューを見てびっくり。
いかにも撮影の合間に撮られた感ありありでインタビューを受けるジョニー・デップは、ただのおじさんでした。
冷酷な警察官僚の制服を身にまとっていながら、穏やかにしゃべる丸顔のいかにも気の良さそうなおじさん、そんなジョニデの姿に私の頭は混乱しました。
やっぱりジョニデって偉大な俳優なのかも。
それに気づかせてくれた今作は、観るに値する作品だったと言えるでしょう。

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こちらにも
2022年12月22日 16:23
Re: こちらにも
2022年12月31日 21:34
あちこちコメントありがとうです、ここなつさん。
> 私がこれを鑑賞したのは、昨年の結構早い時期だったのですが、確かにU侵攻と重ね合わせて考えてみることができますね。
> しかし、大国っていっつも傲慢なのですよね。その上まさか反撃されるとは思ってもみないのでしょう。うーん、これもまたR国。
不安にかられた人間ってのは攻撃的になる、というのはありがちですけど、国家もそうなんでしょうかね。
来年中には終息して欲しいと願うばかりです。
> 私がこれを鑑賞したのは、昨年の結構早い時期だったのですが、確かにU侵攻と重ね合わせて考えてみることができますね。
> しかし、大国っていっつも傲慢なのですよね。その上まさか反撃されるとは思ってもみないのでしょう。うーん、これもまたR国。
不安にかられた人間ってのは攻撃的になる、というのはありがちですけど、国家もそうなんでしょうかね。
来年中には終息して欲しいと願うばかりです。
こちらにもコメントさせてください。
私がこれを鑑賞したのは、昨年の結構早い時期だったのですが、確かにU侵攻と重ね合わせて考えてみることができますね。
しかし、大国っていっつも傲慢なのですよね。その上まさか反撃されるとは思ってもみないのでしょう。うーん、これもまたR国。