fc2ブログ

04月 « 2023年05月 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31  » 06月

弾丸京都ツアー目的その1「東映太秦映画村」

2014年 12月18日 14:52 (木)

時代劇ファンですから日本各地の映画村のようなところに、一度は行ってみたいと思っていました。今回京都に行くことになって、主眼の場所以外にもう1ポイントくらいは巡れるなと思い、行くことにしたのが「東映太秦映画村(公式サイト)」です。何しろここは映画「太秦ライムライト」の聖地ですから。って、なんか本末転倒な感じがしないでもないんだけど、いいじゃん動機がどうあれ行きたいんだから。

夜行バスが早く着いたので、京都駅南口に降り立ったのはまだ午前6時になっていませんでした。北口の方が賑やかだったような気がしたので、ほとんど誰もいない連絡通路をてくてく北口に向かいます。ところが北口に行ってもどこの店も開いてません。雨が降っていたので、できれば駅から出たくないと思い、別の連絡通路からまた南口に戻りました。そこでようやく開いている店を発見、おなじみマクドナルドです。が、しか〜し午前6時にオープンのそのマック、6時10分頃私が到着した時には既に満席となっていました。つまり他に開いてる店がないってことですな。とほほのほ。

kyokostation.jpg


とまぁ、そんなこんなで9時過ぎまで京都駅周辺(写真↑は京都駅北口のモダンな吹き抜け)をウロウロして時間をつぶし、いざ目的地へ。JRの太秦駅から歩いて5分ほど、見えてきたのは「太秦ライムライト」で度々登場したあの撮影所入り口↓です。映画村の入り口は?と一瞬たじろぎましたが、守衛さんがちゃんと「こっちですよ」と教えてくれました。

gate.jpg


大きな倉庫のようなスタジオがいくつも建ち並んだ間を縫うようにして、観光客用の通路が作られています。板塀の向こうに見えるスタジオの文字にしっかり反応。ああ!いろんな映画のメイキング映像に出てくる「警笛鳴らすな」の文字↓が今私の目の前にあるわ!と映画村に入る前から既に感慨ひとしおでした。

studio11.jpg


ひょっとしたら、この数あるスタジオのどこかで、今この瞬間にもあの5万回斬られた男福本清三さんがお芝居をしているのかもしれない、と思うと「福本清三さ〜ん」と呼びかけてしまいたくなる、ほど私は彼に思い入れが深い訳じゃないです、ゴメンナサイ。ウシジマくんがどこかのスタジオにいる、ってんだったら警備の人の目をかすめ壁を乗り越えちゃったかもですが。

開園直後の上、雨も降っていたため、観光客はほとんどいませんでした。自慢の町並み↓もご覧の通り人っ子一人いません。この町並みはマッサンのロケにも使われたところだそうです。残念ながら私はマッサンは観てないのでピンときませんでした。ピンとこないといえば、あちこちに東映の映画のポスターなどが貼られていたのですが、私が観たことのある物はほとんどない・・・。さらに白状しますが、水戸黄門もほとんど観たことないんですよ私。またしてもゴメンナサイ。

matinami.jpg


現役俳優さんが園内を案内してくれるガイドツアーも、なんと私一人っきりのマンツーマンでした。彼によるとその日は科捜研の女の撮影が行われていたそうです。何度もゴメンナサイ、科捜研も全然観たことないわ。

予定ではお昼を済ませてから次のポイントに移動。なので映画村の中にあるうどん屋さんで写真↓の「京湯葉うどん」を注文しました。まずは出されたお茶の美味しさに感激。やはりお茶どころ京都だけあります。ポット入りの物まで一緒に持って来てくれたのですが、このポットの中のお茶も美味しくて、こんなお冷やみたいに気軽に出される物が、どうしてこんなに美味しいの!と本当にビックリしました。

yubaudon.jpg


しばらくすると「京湯葉うどん」の登場です。カツオだしの上品な良い香りが食欲を刺激します。まずは細めのつややかな麺からいただきま〜す、と箸を入れたら・・・お、重い・・・うどんつゆがなんとトロミたっぷりの湯葉あんその物になっていました。ということは、当然のように一口つけた瞬間アッチッチ〜!いや、ちゃんと覚悟はして臨んだんですよ、でも私極度な猫舌なんです。

熱さに悪戦苦闘しながら完食、でもって体がしっかりあったまりました。雨が降った上寒かったので、これは本当に有り難かった。生湯葉のとろっとした感触と、乾燥湯葉のパリッとした感触も絶妙でした。うどんつゆ丸ごとトロミつける、ってのはこれからの季節とても良いやり方だと思います。今度自分でもやってみよう。とかなんとか、考えながらふと壁に目をやると、ようやく私の見覚えのある映画のポスター↓が。おおっ!福本清三さんたら、こんなところに!

rimelight.jpg


お腹も心も満たされ、さあ次のポイントへ、と出口に向かって歩いていて、ようやく気がついたのがコレ↓なんと福本清三さんその人(笑)ではありませんか!?入って来た時、確かにここを通ったはずなのに、全然気がつきませんでした。(写っている建物二つの間を抜けた先が出入り口)帰る時になって初めてその存在に気がつく、なんだか福本さんの生き方そのもののような、この立ち位置にいたく心を動かされましたとさ。帰ったら「ラストサムライ」レンタルしよう。

seizo.jpg


目的その2へ続きます。
スポンサーサイト



テーマ : 京都旅行
ジャンル : 旅行

コメントの投稿

非公開コメント