映画「ミニミニ大作戦」新旧観比べてみました
2015年 03月26日 00:06 (木)
ストーリーとしては新旧どちらも同じ金庫破りの物語。盗んだ金塊を運ぶのにミニ・クーパーを使用するからミニミニ大作戦ということのようです。原題はThe Italien Jobイタリア人の仕事=いいかげんな仕事のような意で、旧作はまさにそういう部分が沢山描かれていますが、新作の方はそうでもなく、小粒(映画作品としても使用されている車としても)ながらもカーアクションが見所の、なかなか良質な作品だと思います。
2003年アメリカ映画の新作はいうまでもなくジェイソン・ステイサム目当てです。ただし車の運転と女性を口説くのが得意なドライバーという脇役で、台詞もほんの二つか三つくらいしかありませんでした。冒頭からベネチアでのジェイソン操縦によるボートによるアクションで始まり、さらには室内でのヘリコプターとミニクーパーのチェイスなんてのもあって、メカ好きにはたまらない演出になっています。
よく見るとこのヘリコプターも二人乗りのかなり小さい物、ミニヘリコプターとミニ車の狭い場所での追いかけっこにハラハラドキドキ。この流れだときっとヘリが大爆発するに違いない、と思っていたら無事に軟着陸。アメリカ映画の割には火薬の量は少なめでした。人死にもほとんどありませんでしたし(0ではないけど)そういう点でも安心して見ていられる作品だと思います。
1969年イギリス映画の旧作の方はというと、私の印象ではややコメディ色が強いような感じ。でもあんまり笑えない、ある意味イギリス流のジョークというのでしょうか。おきまりの王室ネタもあり、例えるならミスターBっぽいテイストです。国により笑いのツボがこれほど違うのか、ということを視点として観賞するにはいいかも。
終盤にそれまで使ってきたミニを処分する(犯罪に使った道具だからでしょうねきっと)シーンが出てくるのですが、これが結構私にはショッキングでした。ミニだけでなく他の車も似たような目にあっていて、車に対するバイオレンスがかなり衝撃的です。これを考えた人は車に何か恨みでもあるの?とさえ思ってしまうくらい。
でもね、ミニ・クーパーに対するバイオレンスなら、ミスターBの愛車の末路にかなう物はないでしょう。なんたって戦車に潰されるんだもの。あれは本当に衝撃的でしたわ。
2003年アメリカ映画の新作はいうまでもなくジェイソン・ステイサム目当てです。ただし車の運転と女性を口説くのが得意なドライバーという脇役で、台詞もほんの二つか三つくらいしかありませんでした。冒頭からベネチアでのジェイソン操縦によるボートによるアクションで始まり、さらには室内でのヘリコプターとミニクーパーのチェイスなんてのもあって、メカ好きにはたまらない演出になっています。
よく見るとこのヘリコプターも二人乗りのかなり小さい物、ミニヘリコプターとミニ車の狭い場所での追いかけっこにハラハラドキドキ。この流れだときっとヘリが大爆発するに違いない、と思っていたら無事に軟着陸。アメリカ映画の割には火薬の量は少なめでした。人死にもほとんどありませんでしたし(0ではないけど)そういう点でも安心して見ていられる作品だと思います。
1969年イギリス映画の旧作の方はというと、私の印象ではややコメディ色が強いような感じ。でもあんまり笑えない、ある意味イギリス流のジョークというのでしょうか。おきまりの王室ネタもあり、例えるならミスターBっぽいテイストです。国により笑いのツボがこれほど違うのか、ということを視点として観賞するにはいいかも。
終盤にそれまで使ってきたミニを処分する(犯罪に使った道具だからでしょうねきっと)シーンが出てくるのですが、これが結構私にはショッキングでした。ミニだけでなく他の車も似たような目にあっていて、車に対するバイオレンスがかなり衝撃的です。これを考えた人は車に何か恨みでもあるの?とさえ思ってしまうくらい。
でもね、ミニ・クーパーに対するバイオレンスなら、ミスターBの愛車の末路にかなう物はないでしょう。なんたって戦車に潰されるんだもの。あれは本当に衝撃的でしたわ。
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