2015.04.01
映画「ファイアー・レスキュー」感想
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映画「ファイアー・レスキュー」
作品情報
フー・ジュン観たさに新作のコレを最寄りのTSUTAYAでレンタルしてきました。観始めてからようやく気がついた私「ひょ、ひょっとしてコレ、私の最も苦手なパニック映画じゃないの?オーマイガ〜っっ!」まったくどうかしてますな。恋は盲目ってのはこういうことなのね、と自分で自分に呆れつつも頑張って観賞しました。
結果としては、とても良かった。フー・ジュンのカッコ良さを再確認できましたから。何が良いって、声がとにかく素敵なんですわ。見ての通り消防士の物語なので、登場人物は皆ごつい消防服にヘルメット、そして顔はススだらけで真っ黒と、正直誰が誰だか目では判別がつかなくなるんです。そんな中フー・ジュンの落ち着いた声だけははっきり区別できるの。
危機の最中にありながらも、堂々として威厳のあるその口調にとても頼りがいを感じ、安心して彼の言葉を聞いていられました。また経験はありながらも、諸事情から消防署内では下っ端の消防士というのも良かった。寡黙で有能なベテラン消防士、これでカッコ良くない訳がない。役柄としては脇役なんですが、かな〜り美味しい役だと思う。
物語としては、相当陰鬱です。たくさん人が死にます。昼間のシーンでも、とにかく薄暗い。まぁ季節外れの台風が接近中という設定もありますが、それ意外の場面も全てが暗く描かれていて容赦がありません。そんな中とても印象的なシーンが一つありました。消防士三人がタバコをくゆらすという、いくらかファンタジックなその場面。アレはおそらく日本でいうなら、三途の川を渡るのと同じような意味合いでしょうか。
吐き出すタバコの煙や、燃え広がる炎、そして飛び散るガラスの破片などがとても美しく描かれていたのです。これらは本来なら火事の現場では最も恐ろしい物です。恐ろしいからこそ美しい、あるいは悲しくも美しい、とても心に残るワンシーンでした。組織としての問題や、もつれた人間関係など、明るい要素はほとんどない作品ですが、何かしら必ず心に残る物があるはず。未見の方にはぜひオススメです。
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こんばんは♪
ウシジマくんでいっぱいだった頭の中、
やっとフー・ジュンの入る隙間があいた
ようですね(笑)
いいでしょ~、このフー・ジュン♪
コテコテの香港映画の中にあっても
その貫録、存在感は凄いです。
たばこのシーンは、香港映画らしい
この世との別れのイメージですよね。
ほぼ、お約束みたいな感じ(笑)
やっとフー・ジュンの入る隙間があいた
ようですね(笑)
いいでしょ~、このフー・ジュン♪
コテコテの香港映画の中にあっても
その貫録、存在感は凄いです。
たばこのシーンは、香港映画らしい
この世との別れのイメージですよね。
ほぼ、お約束みたいな感じ(笑)
Re: こんばんは♪
コメントありがとうです、ひらで〜さん。
> いいでしょ~、このフー・ジュン♪
> コテコテの香港映画の中にあっても
> その貫録、存在感は凄いです。
はい、彼の大人の魅力を堪能しました。
元々私はフケ専だったはずなのに、
ここんとこちょっと若いツバメにうつつをぬかしてたもんで。笑
> いいでしょ~、このフー・ジュン♪
> コテコテの香港映画の中にあっても
> その貫録、存在感は凄いです。
はい、彼の大人の魅力を堪能しました。
元々私はフケ専だったはずなのに、
ここんとこちょっと若いツバメにうつつをぬかしてたもんで。笑