映画「風とライオン」感想 ガウチョパンツ素敵

風とライオン
映画「風とライオン
作品情報



最近カテゴリに【観たかもしれないけど覚えてないので観直してみた】って項を作った方がいいかな、と思うことがよくあります。この作品もその一つ。前々から興味はあったけど観る機会に恵まれず、今回ようやく観ることができた、そう思ってました。でも冒頭の海辺を走る馬の群れの様子にアレ?この映像、観たことあるような気がするんだけど・・・と思ってしまった私。

でも観終わって感じたのは「こんなカッコ良いショーン・コネリーを観たこと忘れる訳ないじゃん」という物。やっぱりこれが初見だったと確信しました。オープニングの馬の疾走から始まって、豪奢な邸宅にそのまま突っ込んでいく馬のアクションが素晴らしいです。その後も沢山馬を使ったアクションが出てくるのですが、一番驚いたのは人が乗って走っているのに、そのまま転ぶ馬のシーンが、普通に何の変哲も無い感じで撮られていること。最近はこういう部分は編集された特撮になっている場合が多いのだけど、昔は本当に馬を転ばせてたんですね。これら馬のアクションを観るだけでも、この作品の価値はあると思います。

1904年第一次世界大戦直前のモロッコとアメリカが舞台のこの作品。世界情勢とか政治的、宗教的なことなどが複雑に絡んではいますが、軸になるのは普遍的なテーマ「組織のリーダーの孤独」だと受け取りました。アメリカ合衆国大統領のルーズベルトとモロッコのリフ族の長ライズリ(ショーン・コネリー)の生き様を、好敵手という立場で並べて描いています。二人の関係はちょうど三国志の諸葛亮と司馬懿のそれを思わせるなと私は感じました。

作中の台詞には印象的な物が沢山ありました。「キツネに仕えるよりはヒョウに仕える」「グリズリーは孤独で誰にも支配されず、敵に囲まれながらも毅然としている。愛されないが尊敬される」「裏切りも運命も恐れない、神のみを畏れる」「砂漠は海と同じ、道など造れない」等々。これらを口にするのは主役端役問わず色々な人たちで、説教臭くならずにすっと耳に残るところが素晴らしいです。

男ばかりの話だと華がないので、ちゃんと美しい女性と可愛い子どもも登場してますよ。ヒロインはキャンディス・バーゲン、彼女の馬の扱いも素晴らしかった。演技をしながら、暴れそうになる馬を御する様は見事の一言。こういう部分も今では観られない価値のある作品だと思います。あ、そうそう、この馬に乗っているキャンディス・バーゲンの着ているのが、現在いろんな意味で話題のガウチョ・パンツでした。え?ハリウッド女優の衣装とファストファッションを一緒に論じるなんてどうかしてる?確かにそうですな、これは失礼しました〜。


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theme : 洋画
genre : 映画

あるのかっ

「観たかもしれないけど覚えてないので観直してみた」
ありますあります。観たけど内容を全然覚えてないっていうのい~~~ぱいあります。再度観ても、また忘れたりしてます。ケフコタカハシさんの5/23の記事「Mr.&Mrs. スミス」もそう。何だか戦ってた気がするなあ、くらい。
ケフコタカハシさんも覚えてないってあるのですかっ何だかほっとした。

アタシもショーンコネリーさまが大好きなんで、この映画は観るべきですね。うんうん。モロッコのリフ族の長ですってぇ観たいぞ。メモメモ。

Re: あるのかっ

コメントありがとうです、きたあかりさん。

> ケフコタカハシさんも覚えてないってあるのですかっ何だかほっとした。

いっぱいありますよ〜。人間時には忘れることも必要ですってば。
じつはさらに上のカテゴリ【観てないと思って借りてみたら実は一度観ていたことに気付き愕然とした作品】てのも必要かなと。って何がどう上なんだか(笑)
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プロフィール

ケフコタカハシ

Author:ケフコタカハシ
半世紀を越える人生のほとんどを西洋かぶれで過ごしてきた主婦。ここ2年ほど山田孝之演じる実写版ウシジマくん中毒。「闇金ウシジマくんthe final」13回観ました。バイバイウシジマなんて言いませんからね〜!

どーでもいい日常の記録
「チェックも縞のうち」


闘病記の
「女の終活日記」
もよろしく。

現在の主な観察対象:山田孝之、ジェイソン・ステイサム
初恋の禿:ユル・ブリンナー
初恋の髭:デニス・ウィーバー
初恋の髯禿:ショーン・コネリー
大きくなったらなりたい物:仙人
将来の夢:一人暮らし
今一番行ってみたい場所:グランドキャニオンとラスベガス、香港
将来の希望:山田孝之の美白ヒゲを拝むこと

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