のぼう様の美しい敵役を讃える その2
2014年 07月15日 16:57 (火)
関白軍の武将たちの甲冑は、のぼう軍のそれに比べよりカッコ良いデザインになっています。当時の最高級品という位置づけなのでしょうね。おそらく薄くて軽くてなおかつ丈夫、体の線に沿った作りでとてもスマート。
一方ののぼう軍の武将、特に酒巻ユキエのそれはやや鈍重な作りで、実際に出演者たちの甲冑で一番重く総重量は40キロもあるとか。田舎侍の初陣ですから、最新モデルなど着けられるワケもないってことでしょう。でも彼の甲冑の方が戦国武将のイメージに近いような気がします。関白軍の物はやや現代的すぎるかも。
兜と陣羽織のデザインも、石田三成、大谷吉継、長束正家三人それぞれのキャラを表したものになっています。中でも憎まれ役の長束正家のそれは見事。大蔵大輔という財政を担当する役職にある彼の兜には、永楽銭をくわえた蛇の意匠があしらわれえげつなさ満載です。
陣羽織も大きな楓の金刺繍が目を引く派手なデザイン。大柄な彼がこれらを身につけ忍城本丸に軍使として遣わされるシーンでは、のぼう様の神経を逆なでする良い演出小道具になっていると思います。
一方ののぼう軍の武将、特に酒巻ユキエのそれはやや鈍重な作りで、実際に出演者たちの甲冑で一番重く総重量は40キロもあるとか。田舎侍の初陣ですから、最新モデルなど着けられるワケもないってことでしょう。でも彼の甲冑の方が戦国武将のイメージに近いような気がします。関白軍の物はやや現代的すぎるかも。
兜と陣羽織のデザインも、石田三成、大谷吉継、長束正家三人それぞれのキャラを表したものになっています。中でも憎まれ役の長束正家のそれは見事。大蔵大輔という財政を担当する役職にある彼の兜には、永楽銭をくわえた蛇の意匠があしらわれえげつなさ満載です。
陣羽織も大きな楓の金刺繍が目を引く派手なデザイン。大柄な彼がこれらを身につけ忍城本丸に軍使として遣わされるシーンでは、のぼう様の神経を逆なでする良い演出小道具になっていると思います。
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