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「ネバーセイ・ネバーアゲイン」

2015年 08月15日 00:03 (土)

引退するショーン・コネリーへのご褒美作品です。

ネバーセイ・ネバーアゲイン
映画「ネバーセイ・ネバーアゲイン
作品情報



コネリー最後のジェイムズ・ボンドです。前作から12年後53歳のショーン・コネリー、ちょっとお腹周りがもたついているのが悲しい。
wikiをひも解いてみると、コネリーは自分ではなくロジャー・ムーアにボンド役をやって欲しかったとかなんとか。
今作は正式な007シリーズには含まれないとか、著作権の問題だとか、そういう我々には関係のない、大人の事情には触れないでおきます。

年老いてはいても、ショーン・コネリーは相変わらず魅力的でした。
まさに「腐っても鯛」とはこのことです。
作品の内容も、これまでのコネリー主演の007シリーズとさして変わらないと私は思いました。
ただ一つ大きく違ったのは、ボンドガールに華やかさが全くなかったこと。

ボンドガールというのは美女の代名詞だと思っていました。
スクリーンの上でしかお目にかかれないような、ある意味この世のものならないほどに美しい女性。
最高に強い男ジェイムズ・ボンドのお気に召す最高の女。
同じ女の目で見ても、なるほどこれならボンドもモノにしたくなるはずだわ、と納得する良い女、それがボンドガール。
だと思ってました。この作品を観るまでは。

この作品のボンドガールはボンドの味方女性ドミノを演ずるキム・ベイシンガーと、敵のスペクターNo.12の女ファティマを演ずるバーバラ・カレラの二人です。
キム・ベイシンガーって「セルラー」で壊れた電話を直してた母親の彼女ですか、そうですか。
この作品が映画デビューとのこと。へ〜え、そうだったんだ。
ずいぶんムッチリしていたので、てっきりすご〜く若いのかと思っていたら・・・。
ちょうど30歳くらい。え?えええ?

レオタード姿で踊ってバッチリ体のラインを披露してますが、正直見せられて感心するプロポーションじゃないと思うんですけど。
それとも当時はああいう足が浮腫んだような体型が流行だったんでしょうか。
今だったら、30歳女性がああいう姿をさらすと「痛い」って言われると思う。

もう一人のファティマの方は、衣装がダメダメで全然美しくない。
やや奔放な性格の女性という設定のようですが、あれじゃただのアバズレです。
サルエルパンツのような足元がゆったりしたズボンをはいているのですが、これが良く見るとスリットが沢山入っていて、チラチラと中の脚が見えます。
でもただ生脚がのぞけるというだけで、彼女の脚の美しさとか、色っぽさとか、そういうセックスアピールがまるきし感じられないの。

こういうのは演じている二人のせいではありませんよね。
監督だか、演出家だか、衣装デザイナーだかのせい。
なんでもっと綺麗に撮ってあげられなかったんだろう。
美しくあるべき女性が、全く美しく表現されていない、私にとっての最低作品です。

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テーマ : 007シリーズ
ジャンル : 映画

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記憶が・・

2015年08月15日 21:24

>まさに「腐っても鯛」とはこのことです。
わはははは。腐ってって、腐ってないって、わはははは。←ツボ

と、そんなボンドガールなら、かえって見たくなったわ~って、アタシこれ、観た気もするんだけど、記憶にない・・・。

Re: 記憶が・・

2015年08月16日 13:17

コメントありがとうです、きたあかりさん。

> と、そんなボンドガールなら、かえって見たくなったわ~って、アタシこれ、観た気もするんだけど、記憶にない・・・。

私は二度目だったんですけど、コネリーのお腹のダブつきが二度目でも強烈でした。53歳というとトム・クルーズの今の年と同じなんですよねぇ。まぁ30年前に比べれば、アンチエイジングが進化している、という理由にしておいてあげましょう。笑

ボンドガールの見所としては、ラストの水着シーンでの胸の垂れっぷりでしょうか。あちらの女性はすーぐ垂れるから・・・。