映画「ナポレオンに勝ち続けた男・皇帝と公爵」感想

ナポレオン時代のフランスとイギリスの戦争を、ポルトガル人の視点から描いた群像劇。決して戦争スペクタルなどではありません。
古今東西多くの戦争を描いた小説や映画をみてきましたが、ここまで一兵士の視点で戦場の様子をつぶさに描いた作品は初めてです。


wellingtonline1.jpg


原題は「ウェリントン将軍の防衛戦」てなところでしょうか。
ポルトガルに侵攻しようとするナポレオン軍を、ウェリントン将軍率いるイギリス軍とポルトガル軍とで阻止する、というのが簡単な戦況です。
戦闘シーンは冒頭に少しあるだけで、その後リスボン周辺に張られた防衛戦まで退却する様子を、主にポルトガル人の視点で事細かに描いています。
日本ではフランス映画祭で最初に上映されたようですが制作国はポルトガルなので、そこいらへんが色々と誤解を受けている作品らしい。

歴史的な背景や、国と国との関係などは、正直とっても難解です。
ポルトガル語にフランス語に英語が飛び交います。
同じポルトガル人でも、ナポレオン軍の者だったりするし。
登場人物がとにかく多くて、誰が主人公なのかさっぱりわかりません。
ナレーションの「俺は・・」というこの「俺」がいったい誰なのかも結局わからなったし。笑
ドン・ペドロという名のポルトガル人なのかとも思ったんだけど、この彼一番最初は負傷して生死の境をさまよった状態で登場するんだよね。
そんなんでナレーションとか有り得ないでしょ。声もあんまり特徴的じゃなかったしねぇ・・。

女性も沢山出てきます。
兵士が戦場のすぐ近くまで家族を呼び寄せている、というのも話には聞いていましたが、映像でそういうのを見せられると、いささか衝撃的でした。
まぁ、なんでそんな近くに家族がいるか、ってのは理由は一つしかありませんけどね。
登場する女性はほぼ全員そういう役割を求められます。老いも若きも同様に。
そういう生々しさが半端ないです。でも何故だか目が離せないの。
登場する老若男女が皆とってもたくましいから。

たまたま「レ・ミゼラブル」と一緒にレンタルしました。
レミゼの後にこれを観たのですが、私的にはこっちの方がず〜っと面白かったです。
時間もレミゼと同じくらいに長いです。
たくさんの登場人物の中に、一人二人はかならず共感できる人がいるはず。
珍しい物好きの方にはオススメ、したいんですけど楽天レンタルくらいにしかないのかも。
TSUTAYAディスカスにはなかったから、店舗にもしあるようでしたら、ゼヒ手に取ってみてくださいませ。

ポチせよ↓さらば開かれん!
スポンサーサイト

theme : 映画感想
genre : 映画

Secret

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

リンク

観たいと思っている作品

「パディントン」「神様メール」「ヒメアノール」「ひみず」「家族ごっこ」

手に入れたいソフト

「ドラマうぬぼれ刑事」 「エクスペンダブルズシリーズ」 「鴨川ホルモー」 「アドレナリン」

一生観ないと誓った作品

「ゴジラを始めとした大きい物の出てくる作品」「ジョーズ」「ゼログラビティ」「エイリアン」「オープンウォーター」「ブラックスワン」「ポセイドン・アドベンチャー」「E・T」

ヒゲハゲ満足度について

映画やドラマなどの映像作品において、ヒゲハゲ観察ポイントを★の数で表しました。ヒゲハゲが期待通りの場合の3★★★☆☆を標準とし、期待を上回ると4〜5、下回ると1〜2となります。本来ならヒゲハゲを期待できない作品(アニメを始めとした子ども向け作品、あるいは若者向け青春物語等)において、何かしら麗しいヒゲハゲが見られたなら★がつく場合もあります。

あなたの清き一票を!

プロフィール

ケフコタカハシ

Author:ケフコタカハシ
半世紀を越える人生のほとんどを西洋かぶれで過ごしてきた主婦。ここ2年ほど山田孝之演じる実写版ウシジマくん中毒。「闇金ウシジマくんthe final」13回観ました。バイバイウシジマなんて言いませんからね〜!

どーでもいい日常の記録
「チェックも縞のうち」


闘病記の
「女の終活日記」
もよろしく。

現在の主な観察対象:山田孝之、ジェイソン・ステイサム
初恋の禿:ユル・ブリンナー
初恋の髭:デニス・ウィーバー
初恋の髯禿:ショーン・コネリー
大きくなったらなりたい物:仙人
将来の夢:一人暮らし
今一番行ってみたい場所:グランドキャニオンとラスベガス、香港
将来の希望:山田孝之の美白ヒゲを拝むこと

カウンター

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示