映画「ディファイアンス」感想

ダニエル・クレイグ祭りです。WW2の時期に迫害から逃れ森に隠れ住んだユダヤ人の群像劇。一見重たいテーマのようにも思えますが、組織のあり方とか兄弟の確執とか、現代の我々にも通じる点が沢山あり、とても見応えがありました。未見の方はゼヒ是非。

ディファイアンス
(C)2008 by DEFIANCE PRODUCTIONS, LLC. All Rights R
映画「ディファイアンス
作品情報



実話が元になっている物語なので観始めてから、あーやっぱりこういう重いのはダメだったかも、ダニエル・クレイグだけに集中しよう、な〜んて思ったんですけど。
結論から言うと、とても良い涙が流せました。おかけで少し心の濁りもとれたみたいです。
涙を流してストレスを発散させる為わざと泣ける映画を観る、という考え方がちょっとだけわかったような気がします。
とはいえ気持ち良く涙の流せる作品なんて、そうそうないんですけどね。

ダニエル・クレイグは悲哀の表情が良く似合う人だと、改めて感じました。
そんなつもりもないのに、どんどん数の増えて行くユダヤ人たちの、リーダーに祭り上げられてしまう男。
その辛さやとまどいがとても良く表現されていました。
でも作中のエピソードから見る限り(どこまでが実話なのかはわかりませんが)ダニエル演じるトゥヴィアという人物はリーダーの素質はあったと思います。
何よりその決断力が素晴らしい。
にわか仕立ての集団で、なおかつ生死のかかっている状況では、決断力こそがリーダーに求められる物だと思うから。

戦時中の物語なので、画面はどうしても暗く陰鬱な物になりがちですが、ところどころハッとするような美しい物が登場します。
一番印象的だったのが、目の色です。
中でも主人公トゥヴィアの森の妻(言い得て妙な言葉)リルカの緑色の瞳が、重要なシーンになると、特別キラキラした光を放つのが驚きでした。
ダニエル・クレイグも、しょっちゅう泥だらけ、傷だらけ&血まみれの薄汚い風体になるのですが、そんな時でも青い瞳だけは輝きを失わなかった。

ひょっとすると多少は映像加工されていたのかもしれません。
でも加工されていたとしても、それならそれでとても素晴らしい演出だと思う。
こういうのは日本人には真似できないところですよね。


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theme : 映画感想
genre : 映画

目の輝きですか~

以前、見た作品なんですが、目の輝きに気付けたかな?
顔を見分けるのが苦手で、登場人物を把握するのに必死だったんですよね(笑)
でも、確かに黒目の日本人にはできない演出です。ファンタジーとかSFでカラコン使ってることもあるけど、いまいち似合わないし…。

私が印象に残ってるのは、銃撃戦と結婚式を並行して映してるシーンです。観てる間は銃撃戦邪魔だなぁと思ってたけど、おかげで印象に残ったから狙い通りだったのかな?
ユダヤ人のこと、戦争のこと、支えあうこと、いろいろと考えさせられる作品でしたね。

Re: 目の輝きですか~

コメントありがとうです、宵乃さん。

> 私が印象に残ってるのは、銃撃戦と結婚式を並行して映してるシーンです。観てる間は銃撃戦邪魔だなぁと思ってたけど、おかげで印象に残ったから狙い通りだったのかな?

歓喜の宴の裏で進む暴力行為、演出としては吉凶の対比を際立てるのに最高の取り合わせですよね。
雪景色の美しさや、春の光の喜びなどの表現も印象的でした。
リアルさを追求すれば、美しい物なんて何もなくなってしまいそうですが、そこで敢えて美しい物を見せてくれる戦争映画なら大歓迎です。
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ケフコタカハシ

Author:ケフコタカハシ
半世紀を越える人生のほとんどを西洋かぶれで過ごしてきた主婦。ここ2年ほど山田孝之演じる実写版ウシジマくん中毒。「闇金ウシジマくんthe final」13回観ました。バイバイウシジマなんて言いませんからね〜!

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「女の終活日記」
もよろしく。

現在の主な観察対象:山田孝之、ジェイソン・ステイサム
初恋の禿:ユル・ブリンナー
初恋の髭:デニス・ウィーバー
初恋の髯禿:ショーン・コネリー
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