2015.10.16
映画「マダム・マロリーと魔法のスパイス」感想
ずるいなぁ、それは反則でしょ。庭で採れた実を搾ったオリーブオイルとか、裏山で放牧している牛の乳から作ったチーズなんて、どんな高級レストランの料理よりも贅沢だもの。
私にとってはパーフェクトな作品です。脚本のアラもなく、テンポも文句なし、光や影の使い方の印象的な映像も素晴らしい、見目も含めた登場人物のキャラがしっかりしていて、またそれらの役者たちが皆演技派ばかり、そしてありえないような超ハッピーエンドでもう最高!でした。
主役は邦画タイトルにもなっているフレンチレストランのオーナーであるマダム・マロリーと、彼女の店に対抗するインド料理店の次男坊ハッサンの二人。
でもってこのハッサン役のマニッシュ・ダヤルという彼がこういう↓ビジュアルで、もろ私のストライクゾーンど真ん中でしたから、それだけで期待度MAXです。

劇場公開時にこのダヤル君がY氏に似ている、という情報があったので本当はずっと気になってました。
けれども「三ツ星フードトラック」と「三ツ星レストランの裏側」の二作を続けて観て、しばらくは料理がテーマの映画は観たくないなと思ってたんです。
満を持しての今回の観賞で、やっぱり観て良かったと思いました。
三作目の最後に一番良い料理映画が観られたのは、本当にラッキーでした。
例えるなら「フードトラック」はファーストフードのような味、「三ツ星レストラン」は高級レストランの味、そしてこの「マダム・マロリー」は真心こめて作られた親しい人の手作り料理の味、といったところでしょうか。
物語終盤、シェフとして人気を集めたハッサンが、同僚の奥さんの手作り弁当を味見して、涙を流す場面では「そうだよ、やっぱりそういうことだよね」ともらい泣きしてしまいましたよ。
また店で出すキノコを近くの森で探したり、道端のスグリの実を収穫したり、と食の生産現場のことにまで触れているのも好感が持てた理由でもあります。
そして顔がY氏に似ているダヤル君、演技もなかなか素晴らしく、妙に幼く見えたりググッと大人に見えたり年齢不詳なところもY氏に似ていて本当に素敵でした。
パリに出て人気シェフになった時のヒゲの造形が、これまた素晴らしくって。うひゃ〜っ!
そして何より私の好きなタイプの俳優に共通の、悲哀の表情がたまらなく良く似合うんですわ。
ソースを混ぜる時に緊張してガチガチになっているところとか、大臣の料理のソースを任せられることになった時の不安そうな表情とか、一人ぼっちで花火を見上げる悲しげな目とか。まさに胸キュンでした。
ネットではほとんど探し出せない、少女マンガの主人公のようなダヤル君の美しい横顔を、ぜひこの作品で堪能してください。
ここまで読んでいただいたのなら、ついでに↓ポチッとお願いします。

楽天の期間限定ポイントの終了間近だったので、ついサクッとこの作品のBlu-rayを買ってしまったことは内緒です。
何か他にも欲しいのがあったような気がするんだけどなぁ・・・。
私にとってはパーフェクトな作品です。脚本のアラもなく、テンポも文句なし、光や影の使い方の印象的な映像も素晴らしい、見目も含めた登場人物のキャラがしっかりしていて、またそれらの役者たちが皆演技派ばかり、そしてありえないような超ハッピーエンドでもう最高!でした。
主役は邦画タイトルにもなっているフレンチレストランのオーナーであるマダム・マロリーと、彼女の店に対抗するインド料理店の次男坊ハッサンの二人。
でもってこのハッサン役のマニッシュ・ダヤルという彼がこういう↓ビジュアルで、もろ私のストライクゾーンど真ん中でしたから、それだけで期待度MAXです。

劇場公開時にこのダヤル君がY氏に似ている、という情報があったので本当はずっと気になってました。
けれども「三ツ星フードトラック」と「三ツ星レストランの裏側」の二作を続けて観て、しばらくは料理がテーマの映画は観たくないなと思ってたんです。
満を持しての今回の観賞で、やっぱり観て良かったと思いました。
三作目の最後に一番良い料理映画が観られたのは、本当にラッキーでした。
例えるなら「フードトラック」はファーストフードのような味、「三ツ星レストラン」は高級レストランの味、そしてこの「マダム・マロリー」は真心こめて作られた親しい人の手作り料理の味、といったところでしょうか。
物語終盤、シェフとして人気を集めたハッサンが、同僚の奥さんの手作り弁当を味見して、涙を流す場面では「そうだよ、やっぱりそういうことだよね」ともらい泣きしてしまいましたよ。
また店で出すキノコを近くの森で探したり、道端のスグリの実を収穫したり、と食の生産現場のことにまで触れているのも好感が持てた理由でもあります。
そして顔がY氏に似ているダヤル君、演技もなかなか素晴らしく、妙に幼く見えたりググッと大人に見えたり年齢不詳なところもY氏に似ていて本当に素敵でした。
パリに出て人気シェフになった時のヒゲの造形が、これまた素晴らしくって。うひゃ〜っ!
そして何より私の好きなタイプの俳優に共通の、悲哀の表情がたまらなく良く似合うんですわ。
ソースを混ぜる時に緊張してガチガチになっているところとか、大臣の料理のソースを任せられることになった時の不安そうな表情とか、一人ぼっちで花火を見上げる悲しげな目とか。まさに胸キュンでした。
ネットではほとんど探し出せない、少女マンガの主人公のようなダヤル君の美しい横顔を、ぜひこの作品で堪能してください。
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何か他にも欲しいのがあったような気がするんだけどなぁ・・・。
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観たよ~
アタシも観たよ~☆ヘレン・ミレン目当てだったけれど、彼女がメインと言うわけではなく、主役はダヤル君!ヘレン・ミレン好きのアタシとしてはちょっとアレでしたが、ダヤル君がY氏似ということで、ケフコタカハシさんとしてはナイス!なのでしたね(^_^)
うん、ラスト良かった。
ラッセ・ハルストレムな感じ(^_^)
うん、ラスト良かった。
ラッセ・ハルストレムな感じ(^_^)
ダヤルくんいいですよね。次はどんな作品のどんな役なのか楽しみですね!
ケフコさんのレビュー読んでたらまた観たくなってきました。これは購入して何回でも観られる一本ですよねぇ~。私もポチッとしてこよっかな~。
ケフコさんのレビュー読んでたらまた観たくなってきました。これは購入して何回でも観られる一本ですよねぇ~。私もポチッとしてこよっかな~。
Re: 観たよ~
コメントありがとうです、きたあかりさん。
> うん、ラスト良かった。
> ラッセ・ハルストレムな感じ(^_^)
あんなにうまく全て手に入れちゃうなんて、まさに大人のお伽噺ですよね。
実は唐辛子の辛さに比べ、カレーの辛さはわりと平気な私です。
> うん、ラスト良かった。
> ラッセ・ハルストレムな感じ(^_^)
あんなにうまく全て手に入れちゃうなんて、まさに大人のお伽噺ですよね。
実は唐辛子の辛さに比べ、カレーの辛さはわりと平気な私です。
Re: タイトルなし
コメントありがとうです、こうこさん。
ダヤル君の日本語ネット情報がほとんどないので、英語のwikiあたってみたら生年月日が見つかりました。
なんと山田孝之と同じ1983年生まれ!えええ?そんな年だったの?もっと若いかと思ってたわ〜〜!!??
Y氏もたいがい童顔だと思ってたけど、それ以上だったとはビックリ。(◎_◎;)
> ケフコさんのレビュー読んでたらまた観たくなってきました。これは購入して何回でも観られる一本ですよねぇ~。私もポチッとしてこよっかな~。
ああっっ、待ってっっ、楽天のアフィリエイトリンク張るから〜〜!!そこからポチッとな〜。
ダヤル君の日本語ネット情報がほとんどないので、英語のwikiあたってみたら生年月日が見つかりました。
なんと山田孝之と同じ1983年生まれ!えええ?そんな年だったの?もっと若いかと思ってたわ〜〜!!??
Y氏もたいがい童顔だと思ってたけど、それ以上だったとはビックリ。(◎_◎;)
> ケフコさんのレビュー読んでたらまた観たくなってきました。これは購入して何回でも観られる一本ですよねぇ~。私もポチッとしてこよっかな~。
ああっっ、待ってっっ、楽天のアフィリエイトリンク張るから〜〜!!そこからポチッとな〜。