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映画「ロード・トゥ・パーディション」感想

2016年 04月14日 00:05 (木)

ダニエル・クレイグ祭りです。ボンドになる前の若くてギラギラした彼がなかなか良いです。

ロード・トゥ・パーディション
映画「ロード・トゥ・パーディション
作品情報



今までにも幾つかギャング物の映画は観てきたのですが、その度にそういう世界の親子関係の難しさを感じていました。
この作品は、そのギャングの親子関係をずばりと描いた物です。
我が子には自分とは違うまっとうな世界で生きて欲しいと願うのは、裏社界に生きる人間の常なのでしょう。
けれどもそれが容易ではないことも知っている、その葛藤を二組の親子を通して描いています。

この作品のストーリーの元になったモチーフが日本の子連れ狼だと知り驚きました。
タイトルも日本語の「冥府魔道を行く父子」から来ているそうです。
え?そうなの?あのドラマってそーゆー物語だったの?
そ、そうだったのか、知らなかったわ・・・。

二組の親子のうち、一方の息子だけがかろうじて裏社会と縁を切ることができます。
あくまでも物語の結末としては。
まだ若い(幼い?)彼が本当に裏社会から抜けられたのかどうか、この作品中ではまだ結論は出ていません。
成長して大人になり自立した時、日の当たる表の道を歩んで欲しいと願うばかりです。

この作品を観ようと思ったのは、監督が「007スカイフォール」と同じサム・メンデスということで、きっと美しい映像が観られるに違いないと思ったからです。
これまでもレンタルBlu-rayの予告宣伝に度々登場するので気になっていたのですが、DVDよりもBlu-rayで観た方がその美しさが引き立つ作品ということだったんですね。

いや本当に美しかったです。
雨が降りしきる中の銃撃戦の美しさはBlu-rayならではと、制作スタッフが語っていました。
でも私はラストのトム・ハンクスが力つきる部屋のビジュアルが最も素晴らしかったと思います。
他にも冒頭の雪景色や、ホテルとその周辺の造形(あれはセット?それとも本物?)も美しかった。
美しい物を愛でるのが大好きな私には、たまらない作品でした。

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テーマ : 映画感想
ジャンル : 映画

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うふふ。アタシも

2016年04月14日 15:04

ずいぶん前に観たよ。ケフコタカハシさんがおっしゃるとおり、美しい映画だったと記憶しています。ジュードロウの頭髪も印象に残ってます。笑
また観ようかなあ。アタシも美しいものが好きよん。うふふ。
思い出させてもらってありがとうございます☆

Re: うふふ。アタシも

2016年04月14日 22:40

コメントありがとうです、きたあかりさん。

> ジュードロウの頭髪も印象に残ってます。笑

ジュード・ロウお好きなんですよね?
実はジェイソン・ステイサムとジュード・ロウの出ているスパイコメディの映画があるんですけど、どうやら日本公開はないままDVD化されるようです。
レンタルになったら、新作のうちに観たいと私は思っていますので、きたあかりさんも是非ゼヒ!