映画「宮廷画家ゴヤは見た」感想

ナタリー・ポートマン目当てでレンタルしてみました。色んな意味でなかなか見応えありましたわ。


宮廷画家ゴヤは見た
映画「宮廷画家ゴヤは見た
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隣国で起きたフランス革命の嵐が吹き寄せるスペインの混乱を、宮廷画家ゴヤの目を通して描いた重厚な歴史物語です。
監督は「アマデウス」と同じミロス・フォアマン、なるほどどーりで重厚な訳ですわ。

まずはナタリー・ポートマンの役どころがスゴイ!
裕福な商人の娘でゴヤの絵のモデルとなるくらい美しい少女イネス(ナタリー・ポートマン)は、あらぬ疑いをかけられ生き地獄のような人生を送ることになります。
序盤の美しい少女が、終盤には同じ人とは思えないような変わり果てた姿となって登場します。
特殊メイクを施しているのでしょうね、そのあまりの変わりように思わず目を逸らしたくなりました。

ゴヤの絵画を巡る描写も面白いです。
宮廷画家だけあって、王や王妃が絵のモデルとなって登場します。
でも出来上がった作品の彼らは、本物より醜く描かれていてちょっとギョッとしました。
私だったら文句言いたくなると思うんだけど、それをしないのは王族の品性を損ねるからなのでしょうか。

私はゴヤの絵はそんなに好きではありません。
美しいというより、不気味な物を多く感じてしまうから。
でも一度見ると忘れない、そして不思議と何度も見返したくなる、そんな独特の印象があります。
そしてこの映画も、全くこのゴヤの絵画の印象と同じ。
絵画の持つ印象をそのまま映像に映し込むことに成功した、とても稀有な作品だと思います。

ゴヤの有名な絵画は色々ありますが、この一枚だけ貼付けておきますね。

goyagoya.jpg
カルロス四世とその家族



ゴヤといえば「裸のマハ」という方はコチラを→

ゴヤといえば「着衣のマハ」という方はコチラを→/

ゴヤといえば「サトゥルヌス」という方は両方ポチッとな〜!

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genre : 映画

すっかり忘れてた

観ようかなと思ってたのにすっかり忘れていた作品でした。思い出させてもらってありがとうございます。そっか~、ゴヤの絵画と同じ印象なのね。ゴヤの印象・・・アタシは、あの、地面を指さしてる黒い服の貴婦人、そんな印象です。謎、深い、恐ろしい、あんまし顔が綺麗じゃない、みたいな。ナタリーポートマンは、黒い服の貴婦人の役かなあ、ああ、観なくちゃ☆

Re: すっかり忘れてた

コメントありがとうです、きたあかりさん。

> そっか~、ゴヤの絵画と同じ印象なのね。ゴヤの印象・・・アタシは、あの、地面を指さしてる黒い服の貴婦人、そんな印象です。謎、深い、恐ろしい、あんまし顔が綺麗じゃない、みたいな。ナタリーポートマンは、黒い服の貴婦人の役かなあ、ああ、観なくちゃ☆

黒衣のアルバ女公爵、ですな。
あー、確かあの人は出て来なかったような・・・たぶん。
実は観たのはかなり前なので、細かい部分は良く覚えてません。
ストーリーもどんなのだったか。
ナタリー・ポートマンは二役してました。

TBありがとう♪

私もだいぶ前に観たので、忘れてますが(--;)
ゴヤを演じたステラン目当てで鑑賞♪
これ観てからしばらくして、ゴヤ展が来たので
思わず見に行ってしまいました。
邦題、ふざけてるのかと思っていたら、
ゴヤの絵の題に「私は見た」というのがあって
びっくりでしたのを覚えてます(笑)
確かに、不気味さを孕んだ絵ではありますが、
この時代を考えると、そうなるのもわかる気もします。
グロい風刺画も多く、精神病んだような感じもしましたが、
漫画っぽい感じもして、お茶目な感じも・・・
そう思って肖像画を見直すと、目元など可愛らしいく思えました。

Re: TBありがとう♪

コメントありがとうです、ひらで〜さん。

> 邦題、ふざけてるのかと思っていたら、
> ゴヤの絵の題に「私は見た」というのがあって
> びっくりでしたのを覚えてます(笑)

邦題結構言い当ててますよね、本当にゴヤは見てるだけだもん。

> 確かに、不気味さを孕んだ絵ではありますが、
> この時代を考えると、そうなるのもわかる気もします。

スペインでも思ったよりフランス革命の影響って強かったんだな、と驚きました。
つくづく迷惑な革命の嵐ですな。

> グロい風刺画も多く、精神病んだような感じもしましたが、
> 漫画っぽい感じもして、お茶目な感じも・・・
> そう思って肖像画を見直すと、目元など可愛らしいく思えました。

一度目にすると、二度と忘れないように作品ばかりですよね。
彼の版画の制作工程がとても丁寧に再現されていたのも印象的でした。
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Author:ケフコタカハシ
半世紀を越える人生のほとんどを西洋かぶれで過ごしてきた主婦。ここ2年ほど山田孝之演じる実写版ウシジマくん中毒。「闇金ウシジマくんthe final」13回観ました。バイバイウシジマなんて言いませんからね〜!

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「チェックも縞のうち」


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「女の終活日記」
もよろしく。

現在の主な観察対象:山田孝之、ジェイソン・ステイサム
初恋の禿:ユル・ブリンナー
初恋の髭:デニス・ウィーバー
初恋の髯禿:ショーン・コネリー
大きくなったらなりたい物:仙人
将来の夢:一人暮らし
今一番行ってみたい場所:グランドキャニオンとラスベガス、香港
将来の希望:山田孝之の美白ヒゲを拝むこと

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