映画「未来惑星ザルドス」感想

1974年公開のショーン・コネリー主演の低予算SF作品。いろんな意味で刺激的でした。コネリーファンなら必見だと思います。


未来惑星ザルドス
映画「未来惑星ザルドス
作品情報



低予算ということだったので覚悟はしていたのですが、オープニングの諸々の余りのチャちさにいや〜な汗が出そうになりました。
観続けるべきかどうか正直ちょっと迷いながらも、ぐっとこらえて観賞し続けました。
テーマは古今東西のSF作品に共通の、いや人類にとっては永遠のテーマであろう不老不死と、それに伴う生命力&繁殖力の衰退です。

永遠の命を手に入れたエターナルという人種と、手に入れていない獣人からなる世界の物語。
生命力や繁殖力がなくなってきたエターナルたちの中に、生命力と繁殖力の旺盛な獣人のゼッド(ショーン・コネリー)が入ってきたことで、世界は大きく変わるという筋立ては、ありきたりと言えばありきたりです。

けれどもこのゼッドというキャラにショーン・コネリーをあてたところが素晴らしい!
コネリーは1971年の「ダイヤモンドは永遠に」を最後にジェイムズ・ボンドを降板したところでした。
つまり全世界のセックスシンボル憧れの男ショーン・コネリーが、人類の衰退をその旺盛な繁殖力で救うだなんて、あまりにベタすぎる発想だと思いませんか?

それまで無気力だったエターナルたちが、ゼッドの流す汗に触れたことで、男も女も生き生きとした活力に満ち溢れる、というシーンがあります。
こういう場面では、チープな作りが逆にいやらしくなくて良いのです。
繁殖に関しても、あんまりリアルだと、ただのお色気映画になっちゃいますから。

永遠の命に嫌気がさしていたエターナルたちが、ラストに喜び勇んで死んでいく様は、とってもアイロニカル。
死があるからこそ生がより輝く、この当たり前のことを、いくらかコミカルに描いた隠れた迷作じゃないかと思います。
こういう作品こそ、リメイクして欲しいんだけど。

現在の映画界でこのゼッド役にピッタリなのは誰かと、アレコレ考えてみました。
少なくともダニエル・クレイグじゃないな。
ジョニデもちょっと違うなぁ。
ブラピがいいような気がするけど。
んー、やっぱりトム・クルーズでしょうかね。

トム・ハーディだと思う人はコチラを→

トム・ハンクスだと思う人はコチラを→/
スポンサーサイト

theme : 映画感想
genre : 映画

Secret

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

リンク

観たいと思っている作品

「パディントン」「神様メール」「ヒメアノール」「ひみず」「家族ごっこ」

手に入れたいソフト

「ドラマうぬぼれ刑事」 「エクスペンダブルズシリーズ」 「鴨川ホルモー」 「アドレナリン」

一生観ないと誓った作品

「ゴジラを始めとした大きい物の出てくる作品」「ジョーズ」「ゼログラビティ」「エイリアン」「オープンウォーター」「ブラックスワン」「ポセイドン・アドベンチャー」「E・T」

ヒゲハゲ満足度について

映画やドラマなどの映像作品において、ヒゲハゲ観察ポイントを★の数で表しました。ヒゲハゲが期待通りの場合の3★★★☆☆を標準とし、期待を上回ると4〜5、下回ると1〜2となります。本来ならヒゲハゲを期待できない作品(アニメを始めとした子ども向け作品、あるいは若者向け青春物語等)において、何かしら麗しいヒゲハゲが見られたなら★がつく場合もあります。

あなたの清き一票を!

プロフィール

ケフコタカハシ

Author:ケフコタカハシ
半世紀を越える人生のほとんどを西洋かぶれで過ごしてきた主婦。ここ2年ほど山田孝之演じる実写版ウシジマくん中毒。「闇金ウシジマくんthe final」13回観ました。バイバイウシジマなんて言いませんからね〜!

どーでもいい日常の記録
「チェックも縞のうち」


闘病記の
「女の終活日記」
もよろしく。

現在の主な観察対象:山田孝之、ジェイソン・ステイサム
初恋の禿:ユル・ブリンナー
初恋の髭:デニス・ウィーバー
初恋の髯禿:ショーン・コネリー
大きくなったらなりたい物:仙人
将来の夢:一人暮らし
今一番行ってみたい場所:グランドキャニオンとラスベガス、香港
将来の希望:山田孝之の美白ヒゲを拝むこと

カウンター

月別アーカイブ

カテゴリ

検索フォーム

RSSリンクの表示