映画「闇金ウシジマくん」PART3感想 リナのこと
2016年 10月01日 00:05 (土)
今作には女性の債務者は出てきません。ですから白石麻衣演じるヒロイン麻生リナは、清く正しく美しい存在です。
COWCOWの債務者、今回の主人公沢村シンジの恋人であるリナ、彼女の位置づけははっきりしています。
それは闇金とはおそらく一生関わることのない人間ということ。
リナは仲良し女友達3人の女子会の帰り道、怪しいセミナーで金を儲ける天生翔のパーティに誘われることでシンジと出会います。
最初のパーティでの3人の女の子の態度が、その後の彼女たちの生き様を上手く表していると思いました。
最初は気付かなかったのですが、この3人の中に加茂をカモにするキャバ嬢カレンがいるんですよねぇ。
そのカレン(カオリというのがリナの友人としての本名)は言います。
「お金ってやっばりパワーあるのかな?」
それに対するリナの言葉は
「私はお金に負けるのはイヤ」
そう「お金に負けたくない」この考えこそが、ウシジマくんと関わりを持たなくてすむ姿勢だと私は思うのです。
「お金に勝ちたい」こういう考えだと、逆にウシジマくんと関わることになるかもしれない。
カレンはおそらくお金に勝とうとしているのでしょう。
沢村シンジも勝とうとしていた、けれども敗れた。
お金には負けてはいけないけれど、勝っても(勝つことはまずできないから勝とうとしては)いけない、負けないようにするだけでいい。
「お金に負けるのはイヤ」この呪文を知っているリナは、ラストに全身真っ白のいでたちでシンジの前に再び現れます。
これはやはり天使をイメージしているのでしょうね。
何もかも失ったシンジの元を去るリナのシーンは、やたら騒がしいこの物語にあって、思わず息をひそめてしまうくらいの静けさでした。
本郷奏多と白石麻衣の二人とも台詞に頼ることなく、細かいしぐさと表情だけで演じきったのは、ただただ見事としか言えません。
静かな人はコチラを→
賑やかな人はコチラを→
次こそは沢村シンジについて書くつもり、あくまでも予定ですけど。
COWCOWの債務者、今回の主人公沢村シンジの恋人であるリナ、彼女の位置づけははっきりしています。
それは闇金とはおそらく一生関わることのない人間ということ。
リナは仲良し女友達3人の女子会の帰り道、怪しいセミナーで金を儲ける天生翔のパーティに誘われることでシンジと出会います。
最初のパーティでの3人の女の子の態度が、その後の彼女たちの生き様を上手く表していると思いました。
最初は気付かなかったのですが、この3人の中に加茂をカモにするキャバ嬢カレンがいるんですよねぇ。
そのカレン(カオリというのがリナの友人としての本名)は言います。
「お金ってやっばりパワーあるのかな?」
それに対するリナの言葉は
「私はお金に負けるのはイヤ」
そう「お金に負けたくない」この考えこそが、ウシジマくんと関わりを持たなくてすむ姿勢だと私は思うのです。
「お金に勝ちたい」こういう考えだと、逆にウシジマくんと関わることになるかもしれない。
カレンはおそらくお金に勝とうとしているのでしょう。
沢村シンジも勝とうとしていた、けれども敗れた。
お金には負けてはいけないけれど、勝っても(勝つことはまずできないから勝とうとしては)いけない、負けないようにするだけでいい。
「お金に負けるのはイヤ」この呪文を知っているリナは、ラストに全身真っ白のいでたちでシンジの前に再び現れます。
これはやはり天使をイメージしているのでしょうね。
何もかも失ったシンジの元を去るリナのシーンは、やたら騒がしいこの物語にあって、思わず息をひそめてしまうくらいの静けさでした。
本郷奏多と白石麻衣の二人とも台詞に頼ることなく、細かいしぐさと表情だけで演じきったのは、ただただ見事としか言えません。
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次こそは沢村シンジについて書くつもり、あくまでも予定ですけど。
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