インターミッション

山田孝之祭りの真っ只中に、ちょいとインターミッション。映画「七人の侍」観てきましたよ。これが初めての三船敏郎作品の劇場観賞になります。

七人の侍
映画「七人の侍
作品情報



午前10時の映画祭というのを知ってから、観たい作品は色々あったのですが、うちからアクセスの良い場所がなくて、なかなか機会がなかったんです。
今年の始め頃にこの作品が4Kになって蘇ったというニュースを聞き、これは是非とも観に行かなきゃと思い、頑張って満員電車に揺られて行ってきました。

それにしても207分は長いですよねぇ。
途中休憩の時間に立ち上がって、少し体をほぐしたんですけど、それでも結構腰がツラかったです。
両脇の席が空いてたので、割と楽な姿勢はとれたんですが。
時間が長い分だけ沢山の物語が詰め込まれた、見応えのある作品なのは間違いありません。

画像は確かに綺麗になっていたと思います。
けど音がどうにもあまりよろしくなくて、キンキン耳障りだし台詞は聞き取れないし、あれはなんとかならないもんでしょうか。
家で観る時には日本語字幕で観ていたので、台詞の聞き取り辛さは克服できるんですけど、音の悪さは映画館だと余計にひどく感じてしまいましたわ。

近頃は白黒作品をカラーにするのも当たり前のようですが、この作品は白黒のままにして欲しい。
カラーになんてなったら、その美しさが損なわれてしまうと思うのです。
白と黒の対比が最も美しかったのは、米を盗まれたことで諍いになる二人の百姓のシーン。
黒い床板の上にこぼれた米粒の白さの、なんと美しかったことか!

三船敏郎の演じる菊千代というキャラの愛おしさが、観る度に増して行くように思いました。
一番最初に菊千代が登場するシーンでの、肌の白さとヒゲの黒さも白黒作品ならではの美しさでしょう。
それまであまりパッとしなかった沢山の人物の中にあって、菊千代の目の輝きが印象的で、ひときわ目をひきます。
侍のリーダー勘兵衛も同様に、ツルピカに剃ったばかりの頭とともに(笑)目をひく映像になっているのは、演出なのか役者のオーラなのか、あるいはその両方か。

出てきた時から終始騒がしく派手派手しく、にぎにぎしくて仕方ない菊千代の、最期の姿の静けさが胸を打ちます。
そのあまりのあっけなさが、切なくて哀れでなりません。
4つならんだ土饅頭のうち、かろうじて菊千代のそれとわかる刀の鍔の大きさが、これまた切ない。

この作品をハリウッド風にリメイクしたのがユル・ブリンナー主演の「荒野の七人」。
さらにこの「荒野の七人」をリメイクした「マグニフィセント・セブン」という西部劇が来年年明けに日本公開だそうです。
ジュラシック・ワールドで主演だったクリス・プラット(わりとタイプ)も7人のうちの一人とのこと、楽しみです。

七人の侍 感想その1 感想その2


次に観るなら荒野の七人という人はコチラを→

次に観るならマグニフィセント・セブンという人はコチラを→/
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theme : 映画館で観た映画
genre : 映画

No title

>黒い床板の上にこぼれた米粒の白さの、なんと美しかったことか!

私も印象に残ってます。この作品はモノクロの美しさが際立ってましたよね。菊千代の目の輝きも素晴らしかった!
カラー化は私も反対です。
あと、音声が聞き取り辛いのもホント同感ですよ。映像のリマスターはかなり技術向上してますけど、音声はまだまだなんでしょうか。

「荒野の七人」もいいですよね。ブロンソンが大好きなので、こちらも大好きな作品です。

Re: No title

コメントありがとうです、宵乃さん。

> 「荒野の七人」もいいですよね。ブロンソンが大好きなので、こちらも大好きな作品です。

私は何と言ってもユル・ブリンナーです。
なので、どちらかと言えば「荒野の七人」>「七人の侍」です。
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映画「七人の侍」観ました

製作:日本’54 監督:黒澤明 ジャンル:★時代劇/アクション/ドラマ【あらすじ】野武士の横行する戦国時代。刈入れが終りいつ襲われるかと怯える農民たちは、なけなしの米を持って腹の減った侍を探しに町へ行く。やがて歴戦の侍・勘兵衛の協力で7人の侍を集めた彼らは、野武士に対抗するため準備を整える。念願の「七人の侍」をやっと鑑賞しました。 やっぱり面白いですねぇ、文句なしの傑作です!! ...

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プロフィール

ケフコタカハシ

Author:ケフコタカハシ
半世紀を越える人生のほとんどを西洋かぶれで過ごしてきた主婦。ここ2年ほど山田孝之演じる実写版ウシジマくん中毒。「闇金ウシジマくんthe final」13回観ました。バイバイウシジマなんて言いませんからね〜!

どーでもいい日常の記録
「チェックも縞のうち」


闘病記の
「女の終活日記」
もよろしく。

現在の主な観察対象:山田孝之、ジェイソン・ステイサム
初恋の禿:ユル・ブリンナー
初恋の髭:デニス・ウィーバー
初恋の髯禿:ショーン・コネリー
大きくなったらなりたい物:仙人
将来の夢:一人暮らし
今一番行ってみたい場所:グランドキャニオンとラスベガス、香港
将来の希望:山田孝之の美白ヒゲを拝むこと

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