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「土竜の唄」感想その2 山田孝之の美しい横顔

2014年 09月28日 15:24 (日)

極道な山田孝之もなかなか良いです。主役菊川玲二の直接の敵役となる、月原旬を演じています。表情を全く変えないのはウシジマくんと同じですが、髪の毛だけでなく眉毛まで脱色して不気味さアップです。何より嬉しいのは、私の大好きな美しい横顔をたっぷり堪能できること。

特製不老不死ジュースを飲むレイジを見つめる横顔。レイジと銃を向けあってにらみ合う横顔。クレイジーパピヨンの病室で、磨りガラスからの光を背景に浮かび上がるシルエットの横顔。そして極めつけ、レイジと殴りあい取っ組み合う傷だらけの横顔。髯や髪がない(ように見える)ため、頭のシルエットがはっきり見えます。きっと禿になっても美しいんだろうなぁ。

最後の生田斗真との対決シーンでの、黒い皮手袋がなんだかとってもセクシー。このアクションシーン、時間にするとわずか2分ほどなのですが、かなり緊迫した作りになっています。途中お互いの顔を二回ずつ殴り合う短いカットが入っているだけで、その前後1分ずつほぼノーカットの長回しです。

劇場で観賞した時から、ここのシーンをスローで隅々までしっかり観たいと思っていました。お互いの次の動きに合わせて、ステップを踏む様がまるでダンスのよう。主役の顔にダメージを与えないよう、ボディへの攻撃が殆どですが・・、ちょっと待て!レイジは防弾チョッキ着けてるじゃなかったっけ?!と思ったのもつかの間。レイジからの強烈なキックを受け、哀れ月原旬ノックダウン。まぁ敵役ですから、そういうもんですな。

できればシリアス度100%にして欲しかったのですが、ここはコメディ度95%の主役生田斗真とのバランスをとる必要があったのでしょうか。「あ、脚が」「って、それだけかよ」この二つの台詞とアップでコメディ度が5%ほど入ってます。全然笑えないけどね。
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