「ビジター」1993年&「ビジター2」1998年 感想 

ブログDEロードショーへの参加作品、ジャン・レノ主演のタイムスリップコメディです。邦題は1作目が「おかしなおかしな訪問者」2作目が「ビジター」となってますが、原題がLes Visiteurs と Les Visiteurs 2なのでここではビジターとビジター2と表記することにします。ヒゲ満足度2作まとめて★★★★☆


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西暦1123年フランスの男たちは皆勇敢だった
森では魔女と魔術師が対立し
魔法の薬や呪文の威力を競い合っていた

ジャン・レノが演じる主人公ゴッドフロアは
肥満王と呼ばれるルイ6世に使える伯爵
ある日伯爵は下僕のジャクイユとともに
許婚であるフレネゴンド姫の元へと急いでいた

だが魔女に呪いをかけられたゴッドフロアは
姫の父親プイユ公を熊と間違えて殺してしまう
婚約が破談となり絶望した彼は魔術師の力を借りに行く
魔術師は時の回廊を使い過去に遡らせようとするも失敗
二人は中世から20世紀の現代へ送られてしまう

20世紀でゴッドフロアは運良く
自分の子孫のベアトリスに出会う
けれども彼女はゴッドフロアを
行方不明になっていたいとこのユベールと勘違い
一方でジャクイユの子孫ジャカールは
血縁関係を強固に否定する

ホームレスの女性ジネットは
中世から来た二人を曲芸師と思い込み
彼女とジャクイユは恋に落ち婚約するに至る

ゴッドフロアは中世に戻るため仕方なく
警察署長に睡眠薬を飲ませ地下牢に閉じ込め
そして許婚の父親の命を救うため中世に戻る

中世においてこっそりプイユ公の宝を盗み
銅像の中に隠していたジャクイユは
大変なことに、それを現代で手に入れてしまった
その上子孫のジャカールに自分の服を着せて
身代わりに中世に送りこんでしまったのだ
ジャクイユの身勝手な行動にせいで
時の回廊を閉じることができなくなった、そして・・・




以上のあらすじは「ビジター2」の冒頭、1作目の紹介のナレーションほぼまるごと書き起こした物です。
1作目と2作目もどちらもドタバタコメディで、特に2作目はかなりぶっ飛んでいてまさにドリフのコントを見ているようでした。
特に火事のシーンでは、フランスの石造りの城の耐火力を遺憾なく発揮してくれてます。
ああいう部分は木造家屋が中心の日本では真似できないよなぁ、と感心しましたわ。笑

ちょっとぶっ飛び過ぎだし、展開がご都合主義過ぎると言えなくもないんだけど、そこはドタバタコメディですから、あまり突っ込まなくて良いかと。
フランス映画らしい下ネタ具合もジャクイユという言葉がどうもタマという意味らしいのですが、そういうのは日本人には全く通用しませんしね。
そんな超ドタバタの中、ジャン・レノ演じるゴッドフロアの堂々とした騎士らしさが、良い具合に物語を引き締めてくれます。

いわゆる主人公が真面目になればなるほど周りのドタバタが強調される、というあのコメディの王道らしさです。
特に彼の女性に対する態度がいいんですよ。
しっかり膝をついて手の甲にキスなんてするんですもん、現代女性ならイチコロ(死語?笑)でしょ。
現代のベアトリスと中世のフレネゴンドを同じ女優が演じています。
最初に登場した姫には、特別ピチピチ若くて美人という印象はなかったのですが、それも道理。
ベアトリスは子どもが二人もいる既婚女性なんです。

私がこれまでに観たフランスのコメディには、必ずと言っていいほど素敵な母親が出てきました。
子どもだけでなく夫に対しても包容力のある態度で臨むその姿は、私の憧れの存在です。
イタリアのマンマはちょっと賑やかなイメージがありますが、フランスのママンはもの静かで夫のことをまるで大きな息子であるかのにように、側で黙〜って微笑みながら見守っているのです。

ベアトリスもまさにそんな私の憧れのママンでした。
ゴッドフロアのすること(小さな子どものいたずらそのもの)を、慌てず騒がず片付けていくんですよ。
とても私には真似できない・・・、憧れは憧れに留めておくのが無難ですかね。

実は「ビジター」にはアメリカでリメイクされた「マイ・ラブリー・フィアンセ」という作品があります。
こちらも観てみたので、続けて感想を綴っておきたいと思います。
って、今ちょっとネット検索したらなんとこの作品の3作目が2016年に公開されてるんですって???
観たい観たいよっっっ!!!

3作目が観たい人も観たくない人もコチラをどうぞポチッとな〜!/

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theme : 映画感想
genre : 映画

No title

こんにちは。
中世の騎士なジャン・レノですか。いいですね~、素敵なこと間違いなし!
イタリアとフランスの母親像の違いも面白かったです。そうか~、やはり国ごとに理想の母親像は違いますよね。
リメイクと続編の方も楽しみにしてます。
1、2作品目のご参加ありがとうございました♪

Re: No title

コメントありがとうです、宵乃さん。

> 中世の騎士なジャン・レノですか。いいですね~、素敵なこと間違いなし!

一作目は「レオン」より前に撮られた物なんですよねぇ。
それを思うと色々感慨深い物があります。

> リメイクと続編の方も楽しみにしてます。

2016年の3作目、いつか日本でもDVDリリースされるといいなぁ。
ダメそうなら英語版のディスクでもあたってみようか、な〜んて思ってます。
コメディだから台詞なんてわかんなくても困らないだろうし。笑
Secret

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Author:ケフコタカハシ
半世紀を越える人生のほとんどを西洋かぶれで過ごしてきた主婦。ここ2年ほど山田孝之演じる実写版ウシジマくん中毒。「闇金ウシジマくんthe final」13回観ました。バイバイウシジマなんて言いませんからね〜!

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「チェックも縞のうち」


闘病記の
「女の終活日記」
もよろしく。

現在の主な観察対象:山田孝之、ジェイソン・ステイサム
初恋の禿:ユル・ブリンナー
初恋の髭:デニス・ウィーバー
初恋の髯禿:ショーン・コネリー
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将来の夢:一人暮らし
今一番行ってみたい場所:グランドキャニオンとラスベガス、香港
将来の希望:山田孝之の美白ヒゲを拝むこと

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