「イップ・マン継承」観てきました

アクション映画でこんなに泣かされたのは初めてです。武の達人イップ・マン夫妻の愛の物語三部作の一つとして、女性にも是非ぜひ見て欲しい作品。巨体ハゲ一人と新たな達人のさり気ないヒゲがなくてもヒゲハゲ満足度5点満点の5★★★★★

ippumankeisho.jpg
1959年好景気に沸く香港は
その一方で無法地帯になりつつあった
裏社会を牛耳る最凶の不動産王フランクによる暴挙から
町を守るため、静かな達人イップ・マンは立ち上がる
だがそれは自身の家族をも
命の危険にさらすことを意味していた
さらには、武術”詠春拳”の正当を巡って挑まれた死闘・・
果たしてイップは
人生において最も大切な物を見出し、守り
伝えることができるのか?



私がカンフー映画に惹かれたのは、このドニー・イェン主演のイップ・マンを観てからです。
レンタルビデオ屋さんで出会ってから約6年、大きなスクリーンで彼のイップ・マンを観ることができるなんて、夢にも思っていませんでした。
一度観たくらいでは、ドニー・イェンのアクションはとても語れないので、Blu-rayリリースを心待ちにしたいと思います。

最初に観た作品の時からイップ・マンの妻ウィンシンが気になっていました。
美人で気が強くて、そしてイップ・マンより背が高くて。
でも誰よりも夫のことを理解しているの。
シリーズ一作目内での「あなたが本気で相手をしないと家具が壊れる云々」など口数少ないながらも口にする台詞のなんと的を射ていたことか!

パンフレットからの情報では、イップ監督は1作目からアクション映画ではなく夫婦の情愛を表現したかった、とのこと。
けれどもトップは刺激的な物を望んでいたため、この3作目でようやくそれが実現できたらしい。
結果的には逆にそれで良かったと私は感じました。
1作目からお涙頂戴だったら、2作目はなかったと思う。
1作目2作目と焦らしておいての今作のイップ・マンの涙は、何より心を打つだろうから。

兎に角婦人科疾患での痛みに耐える妻ウィンシンの姿が本当に見ていて辛くて。
今はもう痛まなくなったはずの、私の子宮筋腫も痛んできたような気がして、観賞しながら思わず体が丸まってしまいましたよ。
女性は男性より共感力が高いというのは、こういうことなのか〜と変なところで実感しちゃったりなんかして。

そしてそんな妻を守りながらのエレベーター内での刺客を相手にしたアクションシの素晴らしさといったら!
ああ〜〜〜早くソフトリリースされて欲しい!
ゆっくりあのシーンを堪能したいから。

ドニー・イェンのアクション作品の中では、このイップ・マンシリーズは流血が少ない方で、アクションの苦手な人にもとっつき易いと思います。
時系列では「イップ・マン序章」「イップ・マン葉問」の順ですので、この「イップ・マン継承」がレンタルリリースになる前に、前作を観ておくのがオススメ。
とはいえ「ローグ・ワン」でドニー・イェンに注目が集まり人気が出たのでディスク数が少なくて、なかなか空かないようですのでご注意ください。

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と、ここで忘れてしまわないように記しておくべきことが。
新宿武蔵野館がリニューアルされて初めてコレを観に行ったんですけど。
確かにトイレなどはピカピカになって良かったんですが、ついに今回恐れていたことが起きてしまったんです。
前の席の人の頭が邪魔で字幕が半分読めなかったの・・・・・シクシク・・。

こういう場合は劇場側に言えば席を変更してもらえたんでしょうか?
隣の席が空いていたので、体半分そっちにずらして観賞しました。
あるいはちゃっちゃとそっちに移動しても良かったのかしら?
こういうことがある劇場には行きたくなくなりますよねぇ。


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theme : 映画館で観た映画
genre : 映画

こんにちは

今回は儚く美しいラブストーリーでした。
今まで結構奥さんないがしろでしたからね。
強さを追求してきた作品が三作目にして優しさを追求した。
主人公だけじゃなく、シリーズとしても成長したんだなあと思います。

こんにちは

こんにちは。TBをありがとうございました。
そうですよね、確かに1作目からお涙頂戴ではなく、3作目でこのようになった所がぐっときますね。
私なぞはその「お涙頂戴」の部分が辛過ぎて…でした。
エレベーターの格闘は凄かったです。凄かったし、とても好きなのですが、やっぱり背景に病の妻のことがあると…悲しい…。

Re: こんにちは

コメントありがとうです、ノラネコさん。

> 今回は儚く美しいラブストーリーでした。
> 今まで結構奥さんないがしろでしたからね。

同感です。よっぽど奥さんが惚れてたのかなぁ、な〜んてね。笑

> 強さを追求してきた作品が三作目にして優しさを追求した。
> 主人公だけじゃなく、シリーズとしても成長したんだなあと思います。

タイソンとの戦いがクライマックスなら前2作と同じだよなぁ、と思いながら観てました。
ギリギリになってタイソンの出演が決まったらしいので、そういう柔軟性は香港映画ならではなんでしょうね。

Re: こんにちは

コメントありがとうです、ここなつさん。

> 私なぞはその「お涙頂戴」の部分が辛過ぎて…でした。
> エレベーターの格闘は凄かったです。凄かったし、とても好きなのですが、やっぱり背景に病の妻のことがあると…悲しい…。

確か実際に奥さんは癌で亡くなったんですよね。
そういう事実をうまい具合に織り交ぜていると感心しますわ。
ブルース・リーのことはどうなのかわかりませんけど。笑

こんにちはァ

>一度観たくらいでは、ドニー・イェンのアクションはとても語れないので、Blu-rayリリースを心待ちにしたいと思います。

うんうん、ドニーのアニキのアクションってあまりに流麗なので、
ぼやっと見ていると、あれ?何が起こったの?
みたいな気持ちにいつもなります。

>前の席の人の頭が邪魔で字幕が半分読めなかったの・・・・・シクシク・・。

実は私も今回同じ経験をしました。
ここの小さいキャパのスクリーン2&3は、以前はどこの席に座ってもとっても見やすくて好きだったのですが、リニューアルされて改悪ってがっかりでした。
昔の劇場だと前にでかい人が座ると見えないみたいなことよくありましたよね。でも最近は改善されてこういう思いってなくなったのに。
特にシネコンだと傾斜があるので最近ではすっかり気を許してました。

新宿武蔵野館は見たい作品がよくかかるので困るなあ。
今回大事を取って、前に席がない、しかも一番端の席を取ったのに、前の席にでか目のオヤジが座ってこのざまです。
どの席が見やすいか、試行錯誤してみます。

Re: こんにちはァ

コメントありがとうです、ナンシー☆チロさん。

> うんうん、ドニーのアニキのアクションってあまりに流麗なので、
> ぼやっと見ていると、あれ?何が起こったの?
> みたいな気持ちにいつもなります。

じっくりコマ送りがドニー・イェンアクションの正しい観賞の仕方だと思ってます。笑

> ここの小さいキャパのスクリーン2&3は、以前はどこの席に座ってもとっても見やすくて好きだったのですが、リニューアルされて改悪ってがっかりでした。

私はリニューアル前も2回くらいしか行ったことないので、違いが良くわかってません。

> 新宿武蔵野館は見たい作品がよくかかるので困るなあ。
> 今回大事を取って、前に席がない、しかも一番端の席を取ったのに、前の席にでか目のオヤジが座ってこのざまです。
> どの席が見やすいか、試行錯誤してみます。

劇場内に「全席指定なので変更はできません云々」という張り紙がしてあったのが、余計印象が悪くて。
半分見えないような席で指定なんて有り得ないでしょ、と思ったんです。
よっぽど観たい作品でもないと、今後行くことはないかなぁ。

No title

ケフコタカハシさん、こんにちは!
うわー、ケフコタカハシさんもドニーさんのファンだったとは!
私は、このイップマンシリーズで、初めてドニーさんが好きになりました。
好きになるのが、ちょっと遅すぎましたが・・・

ELLE、ご覧になったのですね。
確かに、彼女の中で、遺伝的何かヤバイ〇癖が、周りの危険な男子の〇望?を引き寄せて、色々な事件が起こってしまった・・・ってのも、若干あるかもしれませんね・・・。

それと、パフューム!これ、凄く思い入れのある作品なんです。
内容にソソられるものがあって、映画と原作と両方読みました。
私は、ベン・ウィショーは、この映画で初めて知った次第です。
でも、お気に入りになったのは、007でした(またまた、良さに気がつくのが遅い・・) 

なんか、何度やってもエラーが出るので、〇を使ってみました・・・
今度は投稿できるといいなあ・・・

Re: No title

コメントありがとうです、latifaさん。

> うわー、ケフコタカハシさんもドニーさんのファンだったとは!
> 私は、このイップマンシリーズで、初めてドニーさんが好きになりました。
> 好きになるのが、ちょっと遅すぎましたが・・・

遅いなんてことは全くありませんてば、何しろ現役ですからドニーさんは。
新作も旧作もどんどん観てみてくださいな。

> ELLE、ご覧になったのですね。
> 確かに、彼女の中で、遺伝的何かヤバイ〇癖が、周りの危険な男子の〇望?を引き寄せて、色々な事件が起こってしまった・・・ってのも、若干あるかもしれませんね・・・。

タイトルのELLE(彼女)って、ミシェルのことを指してる訳でもないよなぁ、と私は受け取りました。
全ての女性を指しているような気がしたんですよ。

> それと、パフューム!これ、凄く思い入れのある作品なんです。
> 内容にソソられるものがあって、映画と原作と両方読みました。
> 私は、ベン・ウィショーは、この映画で初めて知った次第です。
> でも、お気に入りになったのは、007でした(またまた、良さに気がつくのが遅い・・) 

私は007で彼を知りました。
正直見目は全くタイプじゃないんですけど、良い役者さんだと思います。

> なんか、何度やってもエラーが出るので、〇を使ってみました・・・
> 今度は投稿できるといいなあ・・・

何度も何度もありがとうございます。
Secret


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プロフィール

ケフコタカハシ

Author:ケフコタカハシ
半世紀を越える人生のほとんどを西洋かぶれで過ごしてきた主婦。ここ2年ほど山田孝之演じる実写版ウシジマくん中毒。「闇金ウシジマくんthe final」13回観ました。バイバイウシジマなんて言いませんからね〜!

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もよろしく。

現在の主な観察対象:山田孝之、ジェイソン・ステイサム
初恋の禿:ユル・ブリンナー
初恋の髭:デニス・ウィーバー
初恋の髯禿:ショーン・コネリー
大きくなったらなりたい物:仙人
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